皇帝の日記
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http://www.anpanmanshop.co.jp/anpanman02.htm/train.htm
↑この電車に乗った。
何故やなせキャラはなんとなくかわいくないのに、かわいいと思ってしまうのだろう。 冷静になると、やはりかわいくなんかないのに。 あと、人間頭身のバイキンマンが怖い。
ちなみに、かずとよくんとちよちゃんはこんな↓感じ。 http://www.wel-shikoku.gr.jp/welcome/shikoku/look/kochi_meguri/kochi5.htm
怖い。 こわかわいい。
そんなわけで四国。 特に高知を満喫。
高知といえば、今をときめく(?)大河ドラマ、功名が辻の山内一豊の高知城がある。 あと、坂本竜馬の生まれたところであり、やなせたかしが生まれたところであり、LVジャパンの社長の生まれたところである。 ほりえもんがかつて所有していた競走馬が、いまでもホリエモンという名前で飼われている。 そして、アルバイトの賃金が全国最低でもある。
LVは、とにかく高知にでっかい支店を建てたくて、建ててしまったのだが、エンゲル係数が高い彼の土地では、やはり閑古鳥なのであった。
高知の人は、ばくちが好き。 パチンコ屋の大きいのがいっぱいある。 それでも赤字だった競馬場には、はるうららが一年走って、ようやく黒字に。
高知の人はお酒が好き。 キリンビールが薄いとダダをこねて、濃いのを作らせたほどの消費量を誇る。 そしてキリンは全国トップに返り咲いた。
高知の人は、アンパンマンの作者、やなせたかしを愛する。 愛するあまり、「かずとよくん」「ちよちゃん」というキャラクターを、やなせたかしに描いてもらった。 そのうえ、そのやや怖めのキャラクターの着ぐるみを作ってしまった。 さらに、それを街なかに放っている。
ATMがあまりない。 タクシーでカードが使えない。
でも良いんじゃないでしょうか。 うまいカツオと温泉があれば。
また出張。 今度は四国周遊。 しまんと7号とか、うずしお5号とかに乗るのだ。
途中、徳島あたりで、普段一緒に仕事をしない上司と落ち合うのだが、お互いに携帯電話の番号すら知らないので、本当に会えるのかどうか疑問だ。
そして今回も宿はすべて温泉付き旅館にしておいた。 いえー。
26歳になった。 隠居したい。
会議をしていたら、デザイナーが怒りながら 「なんだこの取ってつけたような取っ手は!」 と怒鳴っていた。 笑ってはいけないシチュエーションのようだが。
日曜だけど明日出勤。
他の追随をけして許さないファッションだった。
本人もほぼ忘れかけているが、皇帝はファッション業界のMDだ。 今日はことのほか忙しく、大量の資料に赤ボールペンでチェックを入れていた。 あんまりにもデザイン画が大量だったので、とりあえず右手の中指に指サックをつけて、書きながらも紙を猛スピードでめくれるようにしていた。
ガガガガベラ。ガガガガベラ。 と、テンポ良くやっていると、突然の来客。 あわてて引き出しに入っている名刺入れを掴んで、応接室に走っていく途中、ボールペンと指サックを持ったまま付けたままだったことに気が付いた。
仕方がないので、指サックをボールペンに、蓋の代わりに挿して、それを上にして、ワンピースの胸ポケットに入れて、挨拶をした。 そしてその名刺入れを、そのままさらに胸ポケットに突っ込んだのだ。
ほんで、そのまんま、夕方から市場調査で恵比寿にまで出て行ってしまった。 しかも、胸ポケットから、名刺入れとボールペンと指サックが突き出ていることに気が付かないまま、店でジャケットを試着したりして、家まで帰ってしまった。
いちいち込み入った質問をするたびに、店員さんは思っていただろう。 いったいあんたは、ファッションに興味があるのかないのか、と。
仕事でなければ、ない。
結局なんだかんだ言いながら、一年も働いてしまった。 十年分くらい老けた。 また風邪が治るのに一週間以上かかった。
さて、会社のメンツでお花見をした。 皆疲れ果てているので、だらだらシートの上で眠ったりしていた。 だらだら。 だらだら焼きそばを食べたり、ビールを飲んだり。 基本的に自分の口に入るものは自分で買うというルールで。 だらーん。
明日から新入社員が入ってくる。 先輩として、教育する気があまりないので、勝手に育ってください。 腕白でもいい。
もう心はゴールデンウイーク。
皇帝
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