皇帝の日記
目次もくもく|ぶらり過去旅|ぶらり未来旅
連休明けの一週間フルに働いたので、疲れきって、この週末は寝ていた。 懇々と寝ていたのだ。
仕事はシーズンオフなので、大して忙しくはないのだが、細々としたことを片付けていた気がする。 どんな仕事をしていたのか、一週間を振り返ってみる。
1、お盆に帰郷したおばさまが、当社製品を親戚中でほめられたので、同じものを五つほど、親戚中に配りたいと言ってきた。 先シーズンのものなので、全国の店舗に在庫確認をしてまわったりした。
2、プリントした布を発注したら、先方のミスで、思った以上の量が出来上がった。 その布を消却するするために、急遽商品を開発したら、馬鹿売れしたので、更に布を発注した。 そしたら更に多すぎる量の布が上がってきた。 単位間違えてるんじゃないのか。
3、アメリカの某我が侭デザイナーが、市場調査プリーズと言ってきたが、提出したらリテークされた。
4、ベルト通しにベルトが通らない商品が出てしまい、回収していた。
5、中途採用者がとりあえず来たが、今とくに仕事がないので、商品をビニールに包んでもらったりした。
そんな感じの一週間。
ズーラシアに行った。 夜。 ナイトズーラシアといって、八月の土日限定で、動物園が夜開園しているのだ。 それで、夜行性動物が活発に動き回るのを見ることができる。 実際活発に動いていたのはカンガルーだけだったが。
夜になると、暑くなくて、散歩にも良い。 蚊もいたかもしれないが、子供たちが沢山いるので、大人にはあまり寄って来ない。
なかなかおすすめ、夜の動物園。
台湾から戻った。 日本は地震で大変だ。
さて、旅の間中に、カードをなくした。 無くしたのか、すられたのかわからないが、すぐ止めたので大丈夫だと思いたい。
色々あったが、とりあえず台湾は清潔で安全で、ちっとも海外にいる気がしない。 台湾の支社にも行って来たが、前任者が父親の訃報のために帰国して、代わりに急遽入れられた現職は、職場の事情も仕事も言葉もわからず、職員とコミュニケーションもとれずに、途方にくれていた。 オフィッスで、手持ち無沙汰に豆乳をすする彼には同情。 でも給料もらって旅行してると思えば良い。
そういえば、休み明けなので、ゆるゆるにTシャツ半パン、つっかけサンダルで出勤したら、上司に「蝉取りに行く小学生だぞ、お前」と言われた。
うちの会社は、何故か役職名が横文字だ。 部長はマネージャーとかだ。
で、皇帝は個人的には、ヘッドのことを頭と呼んでいる。 ヘッドマネージャーは、部長頭だ。
痛いので、一日中、眠い錯覚を覚えていた。 本当に眠いのか、目がだるいのか良くわからない。 とりあえず、白目が赤いので、もう寝ます。
赤目。
目がこの一週間くらい腫れぼったかったので、仕事帰りに眼科に行った。 渋谷には七時まで開いている、ハイカラな目医者があるのだ(ハイカラ?)
三千円くらいかかってしまったその治療内容。
なんと、白目の部分に透明な棘状の物が突き刺さっていたのだ!!!
ぎゃーーーー。 それを、ピンセットでつまんで抜いて、消毒した。 それだけ。
それだけで三千円!?
えー、なんかもっと、レーザーとか超音波とか、粋でイナセな治療をして欲しかったよう。
それにしても、どこで棘が刺さったのやら。 というか、その棘は何だ。
週末、大学の同窓の子とカラオケに行ったり、最後の残り火セールに行ったりした。 カラオケはかなり久しぶり。 タッチパネル式のリモコンとかなんだ。 今は。
お揃いの服を買ったりして、次回は二人でウインクの真似をしながら出かけるのだ。
そして、会員制インターネットサイトにお誘いされ、行ってみた。 日記が書けたり、それが知り合いの間で読めたりするのだ。 いろんな機能がついてそうだった。 いまだに携帯電話を使いこなせていない皇帝が、どこまで遊べるか見もの。
こないだ落としたカード、銀行アカウントにはなんの異常も見られなかったが、とりあえず磁気が弱ってて、使えなくなっていた。 がびーん。 でも、電話かけたらあっという間に新しいのを送ってくれる手はずになったのだ。 すばらしいサービス。 「古いカードは鋏でばらばらにして、捨ててくださいね」 「はあ」 と、気の抜けた返事が不満だったのか、 「古いカードは、バラバラにして捨ててくださいね!」 と念を押された。 はあ・・・。
取引先さんに、謝りに行く時など、「おっこられる〜×5」と歌いながら出て行く。 電話で謝る前にも、保留の受話器に向かって何度か歌う。 誰がはじめたか知らないが、そういう慣わしなのだ(一説では胃背痰さんの担当者がはじめたのだとか・・・)
皇帝は、とりあえず色が違っていた商品を担ぎながら、歌って出て行った。 だって、もう撮影もCG色調節も終わっているのだ。 いまさらただしい色サンプルを持っていっても、掲載不可になるだけなのだ。 しかし、丁度通用口から百貨店に入ろうとした瞬間、なんか重そうな機材を担いだおっさんとすれ違った。
ちょーーーーーっと待ったーーー!!!!
あなた、カメラマンじゃございませんかーーー!!? なんでも、別件で打ち合わせに来た所とのこと。
呼び止めて、一緒に売り場へ行くと、その場で撮影しなおしてくれた。 特別、写真の差し替えを認めてくれたのであった。
こうして今回のピンチを切り抜けはしたが。 いつもこんな偶然が待っているとは限らない(まあいつも色が違うとも限らないが・・・)
カード出てきた。 止めなくてすんだ。 同期会で飲みに行った時に、落っことしてきたのだ。 カードをバラバラ落としたのも覚えている。 でも、しゃがんでとるのがめんどくさかった(酔ってた)ので、拾わなかったのだ。 そして、それをそのまま一ヶ月間忘れていたのだ。 ちゃーんと、日本の居酒屋さんは、使わずに持っててくれた。
そして、身分証の確認もしないで返してくれた。
東京砂漠。 日本はまだまだ平和で、安心した。
(*良い子はまねしてはいけません)
皇帝
|