皇帝の日記
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ひいた予感がする。
さて、蚊に刺された。 しかも一気に25箇所。 例年、夏よりもこの時期によく刺される気がする。 これは死にそうな蚊が、他に移っていろんな血を味わう気力もなく、はじめに取り付いた人間から何度も吸うためではないだろうか。
論文を書こう。
阪神が優勝しそうだ。 しそうでしない、困った。 困っているのは大阪を相手にしている、全ての小売業と卸の皆さんだ。 そんなわけで、皇帝も困っている。
マジック2が点灯したら、人員を割いて優勝セールの応援をしなければならないからだ。 経済効果のでかさは周知のことだが、とにかく動く金額がでかいので、何時優勝するかが大問題。 週末や連休がセールにかちあたったら、えらい騒ぎなのだ。
出荷準備をすませ、今か今かと待ち受けている状態。 さあこい。
ナノテクの化粧落しとかある。 理系でない皇帝の頭で理解しているナノテクとは。 ナノテクでないものより、粒子が細かいので、汚れが良く落ちる、ということだ。
違うのかもしれないが、ナノテクのファンデーションは、従来品より細かい粒子が肌にフィットし、綺麗に塗れるのではないか。
じゃあナノテクのファンデーションは、ナノテクの化粧落しでは従来程度にしか洗い流せないのではないか。
どうナノ。
こないだお昼におしゃれな喫茶店に行ったら、セットメニューのデザートが私以外の三人の嫌いなものが入っており、全員が私にくれた。 四杯分のタピオカinココナッツミルクwithアンコ。 二杯半でダウン。
タピオカ農家の皆様ごめんなさい。 残しました。
向上心があまりない。
調子こいて、担当先の売り上げ前年比300%とかやったら、担当先を増やされた。 出世する意欲のない場合、突発で成功を収めてしまうと仕事が増えて大変ということだ。
大体皇帝の今までの戦略は「ニッチを狙え!」だ。 あんまどうでもよく放っておかれた店舗を整えたり、軌道に乗せたり、構ったりしている。 それで売り上げを伸ばしているのだから、もうすでに、安定した売り上げを出している大手店舗をいただいても、することがあんまない。
もっと、寂れてぼろぼろで、閉店間近みたいな所をください。 再生させるから。
「もうそろそろ、恒例の人気商品リストをくださいませんこと?」 なんていう、大御所はいやだ。 可愛くない。
で、元気に働いている。
今月から、扱うブランドが一気に増えて、ちょっとてんてこ舞いだったのだ。 仮に、ブランドA、Bとしよう。
Aブランドは、今まで扱ってきたブランドのテイストによく似ていて、ノウハウも得意先もかなりかぶっている。 Bブランドはしかし、全然違うテイストで、対象年齢も違う。 ようするに、よくわからないブランドなのだ。 うちの部署の誰も良くわからない。
Bブランドは、ちょっとお金のある、十代のキャぴキャぴな女の子たちのために作られている。 今までプレスから回されてきた掲載雑誌の資料が、二十代から三十代のキャリア向けだったのに、Bを扱い始めてから、セ○ンテ○ーンとかだ。 キ○ンキ○ンとかだ。 キラキラまぶしい誌面だ。
誌面だけじゃない。 取り扱ってる商品自体がキラキララメラメ、ラインストーンとか、ビニール素材とか、蛍光ピンクとか、銀ぎら銀にさりげないのだ。
目が痛い。 今まで黒と茶色だったのに・・・。
皇帝
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