皇帝の日記
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アメリカ人の子で、なんど「にきび」と訂正しても「にびき」と言う人がいる。 その話を台湾人や中国人の、前で言ったら、皆口をそろえて「にびきの方が言いやすい」と言う。
そうか。 ニキビは言いにくいのか。 自分の国の言葉だから、特に気にもとめていなかったが、ニビキの方が言い易いのか。
ニビキ。
いつの日か広辞苑で引けるくらいに流行って欲しい。
ニビキ。
ブックマークを直接このページに貼ってらっしゃる方がおるんですな。 表のカウンターよりここの方が動いている。 かまいませんが。
上海で中国人に貰った小説を、つらつらと読んでいたら、台湾の女の子がその作者となりを紹介してくれた。 台湾の有名な女流作家で、その文体は滑らかで美しいと定評有り。 作品の約90%が自殺を扱っている。 大変暗い作風なので、中高生が読むと自殺してしまう。
・・・そんなに大変な本だったのか。
その本を元にしたドラマを上海で見ていたが、コメディーなのかと思っていた。
台湾の女の子曰く、ドラマにするときには、少し明るめに書き直していてるのだとか。 原作では、主人公の姉が自殺し、主人公は気が狂い、その彼氏は悲しみのたびに出てしまうのだ。 ドラマでは、全員がハッピーエンド。
確かに少し書き換えてますね。
のように、病気の原因を言い当てましたね。 ふふふ。
さて中国ネタ続きながら、今日中国で買ったデニムの上着を着て出かけて、帰ってきたら、汗をかいたところと、雨にぬれたところがことごとく色落ちして、下に着ていたTシャツにクッキリ。
さすが・・・。 例えどんなに離れていても、けして裏切らないぼけっぷり。 突っ込み甲斐があるというもの。
行けないとなると余計に恋しくなるもので。 そろそろ中国シック。 病気の早期解決を願っています。
地震があったときは、夜の朝鮮語の授業中だった。 韓国人の先生が 「ほら、鳥が鳴いてないでしょう?こう、揺れてる時はじっと身を潜めているんですね」 と呟いて 「・・・・・私、今思いました。校舎に羽が生えて、飛んでいけたらいいですねえ・・・・地震の時は・・・」 と囁くように、詩を読むようにおっしゃいました。
まあ、なんとロマンチックな。 手を身体の脇でパタパタと動かしておられる。 生徒一同、どうお答えしていいかわからず、じっと先生の次のお言葉を待ちます。
「先生は・・・詩集を出しました・・・」
ああ、詩人だったのですか・・・。 生徒一同納得。
昨日のテレビ会議で、「くまのプーさんは嫌い」という台湾人の話を聞いた。
プーさんは、あんなに太っていて自己管理ができていないのではないか。 更にファッションセンスが許せない。 赤毛(おそらくチャ髪こと)に赤いベストを着ているのは許せないし ベストを着ているのにズボンをはいていないのは許せない。
そうですか。
今日は朝起きて、ラングエッジ・エクスチェンジ・パートナーの中国人に会って、台湾師範大学とテレビ電話で繋いで会議をして、仕上げに学部の中国語会話の授業に出た。 もう一日中中国語で話していた。 すっかり頭の中は中国語に。 英語で話そうとしても中国語が出てくるし、あげく日本語の単語すらやや怪しくなった。 今日一日で、中国語のスイッチが入ってしまったようです。
明日英会話があるのに・・・。
英会話の授業で、学校内の体罰をリサーチすることになった。 インターネットって便利だ。 家にいながらにして、遠く離れた諸外国の様子をつぶさに観察。 しかして、日本のサイトにこんなカキコがあった。
「日本の伝統文化である正座が、どうして体罰の対象になるのかわかりません」
そのサイトには体罰の被害者側からの体験談などが載っているのだが、確かに正座をさせられたと言う記述が多い。 しかしそれも、岩の上で数時間正座して骨折とか、板の間に長時間正座で痣だらけとか、そんな感じ。 どうして体罰の対象になるのでしょうねー。本当に。
大体は片付いたものの、細かいところが片付かない。 残るポイントは
1、冬服が三着程しまいきれていない。 2、小学校の文集・画集が床にはみ出ている。 3、本が靴箱に山盛り収納できてない。
というところまで絞り込まれました。 小学校の作品たちは、私は捨て去りたいのに、母が「嫁入り道具に持っていけ」と恐ろしいことを言っているので、保留。 本の収納のことを考えると、脳みそが縮みそう。 冬服は惜しいところまでしまいこんだのに・・・おしいな・・・あと三着か。 思いっきり捨ててしまいたい数量だ。
↑というのが、中国語のSARS。 広東が発生元ではないか、とちょっと前から大学では言われている。 広東は新型の病気が発生し易い土地柄。 シベリアから新種のウイルスが降りてきて、広東の暖かくて湿潤な気候で爆発するのが常らしい。 あの地方では、昼間家畜を放し飼いにしているので、その家畜を媒介にして、ウイルスが進化、感染し易いのだとか。 そのうえ、食は広州にあり。 中国人でさえ珍しがるほどに豊富な食材を誇るかの地。 飛ぶものは飛行機以外、四足は家具以外全て食べる、という有名な台詞は、実はここから来ている。 あらゆる動物を媒介として、もう新種ウイルスでき放題、ばら撒き放題だそうな。
しかし、研究するまでもなく、中国から遠く離れた米国の地でSARSの名前が出る前からその存在を認知し、しかも発生元まで突き止めていた偉大なる主婦が一名。
母。
母は上海エクスプローラを毎日チェックして、「広州で謎の奇病が発生」という記事に注目していたのだ。 今や母は時の人である(我が家内でのみ)。 SARSの話が報道されるたびに、得意げに奇病発見物語を語っている。
吟遊詩人のようです。
亀屋万年堂のHPアドレスがnavonaであることに注目したい。
ナボナと言えば、何故か皇帝の幼稚園の創立記念日に必ず配られたお菓子でる。 当初、美味しいとは思わなかったが、今も思っていない。 母が言うには、母の子供のころのナボナは美味しかったのだそうな。 味が大して変わったとは思えないので、おそらくその頃の日本人の味覚が、甘いものに対して鈍感だったのではないかと思う。 甘い=美味しい やわらかい=美味しい という感じで。 今や甘くてやわらかくて美味しいものが溢れているから、ナボナが特別に特別というわけではなくなってしまったのではないか。 そういえば幼稚園の園長は明治生まれで、かなり高齢であった。
それにしても、ナボナはまだなお亀屋のメイン商品なのか。 大体、vo?ヴォなのか?
中国語検定の勉強もしなければならない。 今日は文法書を見てみた。 今まで直感で話してきたので、初めて文法的に中国語を捕らえてみた。 てか、日本語で書かれた中国語の文法書と言うのは、ひょっとしたら初めて勉強しているのでは。
うーん・・・難しい・・・。 何?その方向何とか指示語って・・・・。 いや、そんな言葉しらなくても、確かにそれに相当する方法で話したりしてるわけだけど。 知らなければいけないのか・・・。 うーん・・・中国語検定は難しいかも。
アメリカ人の友達に、失敗体験談などを語ると「its too bad!」とよく言われた。 噛んで含めるように、眉間に皺まで入れて言われるものだから、叱られているのだと思っていた。 犬をしつけるみたいな。 「駄目でショー?そういうことしちゃ〜」 くらいなニュアンスだと思っていた。
そうか・・・駄目だよな、確かに。 大の大人がそんな馬鹿な失敗しちゃいけないよね。
とか、反省までしていた。
今日受験生らしく電車の中で参考書を読んでいたら、「that is too bad=お気の毒です」と明記してあった。 おお!
ヘボン式ローマ字というのはイタリア人のヘボンさんが作ったものだと思って、疑っていなかった。 ヘボンさんがいたおかげで、我々は中国人に比べて、何分の一かの努力で、こうしてPCに日本語を入力できるのかと、感謝すらしていた。 ありがとう、ヘボンさん、と。 ところが、実際はそうじゃないらしい。 日本語の辞書を作ったヘボンさんが、誰かの作ったローマ字の法則に沿って使用していた文字だからヘボン式ローマ字というんだって。
がっくり。
メンデルさんがノーベル賞とってないことの次くらいにがっかりだ。
物に今日一日埋まっていました。
手紙類を処分しようかと思って選別してみた。 上海に留学中って、初一人暮らしで結構鬱々としていたから、九月とか十月始めくらいに貰ったものとかは、思い入れもひとしお。 このメールでビューンって時代に、わざわざ国際郵便で送ってきてくれた物なんか、とてもじゃないけど捨てられないっす。 では、中身だけ取っておいて、封筒は捨てるか〜かさばるし。と思っても、皆封筒にまでメモ書きしてくれてたり、切手に凝っていたりで、中身外身セットで楽しむようになってたりで。 結局、大半は元来た場所にそのまま戻されて再び封印。
懐かしい記憶に浸ってるうちに、片付けも遅滞。 明日も片付け〜。
今晩はスターウォーズEP1を初めて日本語訳付きで見ましたが、やっぱり意味不明。 進んでいくとわけが説明されるのかもしれないけど、なんつーか、母親を思う気持ちが邪悪な感情だと言うのなら、もうジェダイの騎士になんかならなくてよろしい。 そういえば今日は母の日だ。
その為に、古いベットを捨てる。 捨てるために、ベット周辺の色々を片付けたら、出るわ出るわ、色んなものが。 色々が色々すぎて書き出せないけれど、それらを片付けていたら、なんかベットの下でうごめくもの発見。 ヒッと二歩引いて、じっと見てみたら、小さい方の猫が、埃まみれになって遊んでいた。 埃が大好き。 猫って・・・。 ちょっと鼻の頭が灰色っぽくなって出てきた。
あとは・・・探してたアブスライドのパーツがベットの脇から出てきた。
明日は早起きして、打ち寄せる荷物と格闘する。 さあ寝よう。
などと、題に天候を書き示すと、なんとなく本当に日記をつけてる気分に。
昨日、出来合いの単語帳を電車の中でめくってみた。 すると、今まで気づかなかった電車の中の諸々に気づく。 女子高生に殺気を抱いた視線を投げかけるおばさん。 トロピカーナ、美味しいカナ?というくだらない駄洒落とともに広告に出ている女の子の眉毛は結構太い。 さっきから女子高生を睨みつづけているおばさん、ハンサムな中年が来ると、目が輝く。 隣のお姉さんはウォークマンで浜崎を聞いている。
とか、集中力に問題あり。 二十年前くらいから言われつづけている。
銀の腕輪を学校で落としてしまって、かなり凹んでる。
受験生宣言をした皇帝だが、皇帝は本物の受験生だった時に、ほとんど勉強した記憶がない。 さて、初めてのお受験♪と言っていいような状態なのだが、受験生とは一体いかなるものだろうか。
受験生とは電車で単語帳をめくるものである。
受験生とは夜中に勉強しているとママがラーメンを持ってくるものである。
受験生とは「落ちる」「すべる」「こける」といった単語に敏感に反応するものである。
受験生とは時折発狂するものである。
受験生とは四時間寝るのはいいが、五時間は寝すぎである。
思いついたら明日も書こう。 単語帳、電車の中でめくってみたい〜vと思ったが、その前に単語帳作らなければならない。 それはしんどそうなので却下だ。
ヤマ●電気に行って「ポータブルMDウォークマンを修理してくださーい」 と言ったらば「一万円くらいかかりますけどぉ?」 と本体を見もせずに言われ、15000円の機械に10000円もかけられるか馬鹿ぁ〜と泣きながら帰ってきた。 帰ってから、外せる部品を全て外して、綿棒で拭って組み立てたら直った。
まさか、これで一万円取ろうとしていたのではあるまいなあ・・・・ヤ●ダ電気・・・。
でした。
英検って最近評価が下がっているので、受けないようにしようかと思ったが、さりげに他の検定と日程が被っていないので、では一回くらい受けておこうと思った。 問題集も買っちゃったし。 問題をチェックしてみると、世間が目くじら立てて駄目だしをだすほどには悪い問題ではないと思った。 イディオムの問題とか、結構良く出来てる。
でも、病巣を見つけました。 それは、世間で言うところの「語句整序」という問題。
1I took 2the last week 3led me 4of the river 5by the banks
とかってなっていて、順繰りに並べていくあれ。 はっきり言ってかなり笑えます。 皇帝の受ける級では(でも何級かは内緒にしておく)日本語訳が与えられないのだが、問題集の解答欄には日本語訳が載っている。 それが、日本語が良くわからない。
最初の蒸気機関車は1804年に製造された。1825年には蒸気機関車用の最初の路線がストックトンからダーリントンまで走った。1903年には電気動力の列車が開発されたが、姿がどことなく蒸気機関車に似ているだけであった。
↑それを理解できないものには、おそらく英検受験の資格はないのでしょう。
2003年05月04日(日) |
10000hitおめでとー |
昨日は酔っ払っていたようで。
えと、記憶を辿ってみるに、酔っ払ってぐでんぐでんしていたのは、どうも私だけでなく、少なくとも皇帝の伯父上は相当支離滅裂だったような、片隅の記憶に残っております。 私酔っ払って、自分の手に噛み付いたらしく、歯形が残ってるし。 あまり自分が何したか覚えていないので、おそらく身内寄り合いで油断したのでしょう。 つぶれても、道に捨て置かれることがないという安心感からでしょうか。
覚えていないついでに、何やらアメリカの知人(向こう時間のAM5:00〜6:00)に電話して、かなり言いたい放題、とんでもない英語でまくし立てたような気も、薄っすらする。 電話かけたことすら忘れていてくれれば、生きるのが楽です。 人としては失格ですが。
祖母の家にいるものだからタッチパネル式ですよ。 酔っ払いだもんだから、れろれろでなに打ってるんだかわかりません。 なんだか腕もしびれてきました。 だいたい、このホームページのアドレスを調べるだけで、集中力をつかいはたしましたから。 いやいや(何が?)
今日、家庭教師の名簿に登録に行って、ついでに性格診断テストみたいなのをやらされた。 その結果は、おめでたさを裏付けるに十分な・・・。
他人の失敗などに対しとても甘く、自分には更に甘い。
だそうだ。 そうかな・・・結構、人の失敗気になるほうなんだけどな・・・? 自分に対しては大変甘いです。 はい。 自信を持って言えます。
しかし、つまりこの結果は、何が起こっても全然何にも気にならないというような、そんなアホのようなおめでたさが潜んでないか? そういえば、半年くらい前から持病の胃炎も出てない。 わー・・・。
私はどうやら自分で思うよりもおめでたい性格らしく。
今日、英語のクラスで「私小学生に戻りたいわ・・・」とかいう子とグループ活動をしていたのですが、彼女の主張によると、よく過去をふりかえっては、あの頃の自分は素晴らしかった、それに比べると今の自分は駄目駄目駄目子ちゃんだ(英語なのでニュアンス違うかも)と思うんだそうで。
そう言われてみて、ふと、自分は過去に戻りたいと思ったことが、一度もないことに気づいたのですが。 なんか、いつも愚かなことをしでかしているので、どの瞬間にも戻りたくないというか・・・。 強いて言うならば、今の自分が一番ましだと、常に思っている辺り、おめでたそうでしょ。 うん。 おめでたいんだよ。自分。 しあわせ(おめでたいな・・・)。
皇帝
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