皇帝の日記
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2002年01月31日(木) 寒さに耐えかねて

冬の上海は冷蔵庫だ。
ついにスキーに行くみたいなジャンパーを買った。
というか、旅行の計画地に北京が名乗りをあげた時点でもう新しい手袋を買うかと本気で思った。
冬の北京は冷凍庫です。

伊勢丹で買った本物(上海市場は偽物で運営されている)なので、帰国時にも持って帰りたいのだが、帰国する時は夏真っ盛り。トランクには入らないだろうし。

着て帰るか?
着て?


2002年01月30日(水) 胃炎再発

しかし腹は減るので困っている。
先日医者に行っていた時、
「頭痛いので薬飲みたいのですが胃が悪いので薬はどうかと思うんです」
と言ったら、
「ではやはりこれでしょう」
と医者が人差し指を出したので、注射か?と身構えていたら、背中の肩甲骨と背骨の真中あたりをぐりぐりと押した。
あら不思議、あらゆる痛みがたちどころに引いてゆくではないですか!!
中国四千年(去年中国政府は六千年と発表)は伊達ではないな。

というかその部分にばってんの刺青をほどこして、いつでも押せるようにしておきたい。


2002年01月29日(火) 病院に行ってたんですよ

「家にいてもね、ルームメートは火傷してるし、ご飯が食べられなくてなかなか薬飲めないんですよ」
「じゃあ入院していきなさいよ。ホテルだと思っていいから」
「ご飯美味しいですか?」
「近所の日本料理屋さんで幕の内弁当を頼んであげます」

そんなわけで病院でごろごろしていたのだ。
衛星放送も見れてラッキー。

名残惜しいが旅行の計画も立てなきゃならないのでそそくさと帰ってきた。
鉄板焼きステーキ定食うまかったす。


2002年01月27日(日) 旧正月休暇突入

療養中。

チープ田火災から電話があった。
前に書いたと思うが、ルームメートがやけどを負った時、チープ田火災のサービスコールでERをチェックしたのだ。
そいで、その後保険を利用したかチェックしにきたのだ。
もちろん実際に事故したのはルームメートなので、私は病院に行っていない。
大して役に立たなかったくせに金を払うことだけはきっちりしている。(当然)

「油を被ったとのことでしたが、現在の病状はいかがでしたか?どちらの病院に行かれましたか?」
「あ、病院は利用しませんでした」
「・・・大丈夫ですか?」
「はい、赤チン塗ったら治りました」
「・・・・」

超不信だ。


2002年01月26日(土) 病院行きました

早めに行っておこうと思っていったけれど、ちょっと遅かったらしい。
だってほら、二時間かけて三本も点滴打った。あははは。

点滴よりも特筆すべきは、なんか変な吸入やったこと。
これは喉の炎症が特にひどいので、スチームを毒ガスマスクみたいなのから吸い込むと言う、日本でも見かける治療法だが、スチームに漢方薬を混ぜるという中国ならではのオリジナリティーあふれる工夫が余計にほどこされていた。

ってかまずっ!!にがっ!!
その上眼にしみるっ!!

正露丸を粉末状にして吸い込んだみたいな。

処方された薬の中で怪しいのは、スイカ味のトローチ(龍角散風味)。
まずいのでもう寝ます。

あ、病状は大したことないっす。
帰りに日本料理食べ放題(千円)であん肝とうにをたらふく食べたっす。
油っこかったっす。


2002年01月25日(金) 病院行ってきます

「ハンサム」という形容詞は、「若々しい」とか「ストロング」とかいった意味があるらしい。
だからアメリカ人はケネディ大統領のことを「ハンサム」だと言うのだ。
けして「かっこいい」という意味は含まれていないそうだ。
妙に納得。

ちなみに「ダンディ」という形容詞を使うのは、日本人とイギリス人だけで、アメリカ人が使用した場合はホモと言う意味になるらしい。

喉が痛すぎるので病院に行ってきます。


2002年01月24日(木) 試験終わりましたが

今日は頭痛がひどくて意識も絶え絶えです。

「THE京都」というゲームを考えてみた。
舞台は深夜の京都、プレイヤーは国宝のガードマン。
敵はもちろん国宝を狙っているこそ泥集団で、プレイヤーは銃でこれを撃ち殺し、国宝の略奪を阻止する。
うっかり国宝に傷をつけると、修理代が貯金から差っぴかれていく。
重要文化財は国宝の三分の一の値段。
貯金がゼロになったらゲームオーバー。
貯金は時給900円で増えていく。
住職を泥棒と間違えて撃ってしまったらゲームオーバー。

もちろん、ステージが上がるごとに舞台も移動する。
三千院とかから、国宝が密集していて傷つけやすい正倉院まで。

姉妹商品で「THE奈良」や「THE日光」なども考えている。

あー頭痛くて死にそう。

正倉院は奈良だし。


2002年01月22日(火) 試験長引いてます

酢が美味いと思う。
酢と言うのは日本でいうところの黒酢のことで、中国の安い定食屋なんかには必ず醤油と一緒に常備されているものだ。

黒酢ダイエットと言う言葉を思い出して、ちょっとスプーンに取って飲んでみたらはまった。

イーシャオロースーやチャーハンなんかにかけて摂取してもいけるが、やはりそのものズバリが美味いと思う。

痩せるか痩せないかはともかくとして、酢を摂取した後は食後すぐだと言うのに腹が減ってしかたがない。
それでまた食べたら痩せるとはとても思えないのだが。
体重は公開しないが、効果があれば随時報告。


ところで長い方の猫が扉を開ける術を身に付けたらしい。
体が長いので取っ手に届くのだ。
短い方は届かない。


2002年01月19日(土) 霙降った

試験期間中につき更新が遅れ気味。

冷蔵庫の出力が強すぎて、中のものが全て凍ってしまう。
ねぎもザーサイも卵も凍っている。
あらゆるジュースが凍っている中、サントリーのウーロン茶だけが凍らない。

何を混入している。何を。


2002年01月16日(水) ピータンにはまった

まだ部屋に荷物が残っているので、回収しに行ったら前のルームメートに会った。
風邪を引いたらしく、鼻声であった。

長袖を着ている。

痛ましいことである。


2002年01月15日(火) 料理はできない

炊飯器を伯父が置いていったので、それで米を炊いたり肉まんをふかしたりできるわけだ。

しかし中国製の炊飯器と米なので、水加減がわからない。
米は吹きこぼすくらいにたくのが美味しいのだと、象印のコマーシャルで周知の事実だが、マジ吹きこぼれた。

蓋が流れ落ちるくらいに。

美味しくなどなかった。
水浸し。


2002年01月13日(日) 引っ越しました

そんなわけで色々ある。

まず、浴室は二つだが片方はお湯が出ない。
はめられたとしか言い様がない。
中国ではそんなことまで確認しないと騙されてしまうのかと実感。
日々これ勉強である。

トイレが詰まったが、備え付けのカッポンは圧力のかかる部分が設計ミスによってつかえないという代物。
設計者は使ったことがあるのだろうか。

ガス代の歯が一本欠けていて、鍋がひっくり返りやすくなっている。
そんなわけでルームメートがアツアツの油を手に被ってしまったので、昨日は病院めぐり。
夜中の二時まで病院はしごしていたので今日は大変疲れている。

あ、あと、ピスタチオを「ビスタチオ」と言うカタカナの商品名で売っている会社が、姉妹商品で「アーモソド」と言うのを出した。
あーもそど。

とりあえずそんなところだ。
疲れている。


2002年01月09日(水) 鼻、詰まりすぎ

息が吸えない。

引越し先のお知らせ、朝廷にて。

あー眠い。
明日引っ越すけど、荷物多すぎて一回では運び出しきれないこと必至。
というか眼にも明らか。
スーツケース4個も使ってまだ入りきっていない。
というか布団や毛布はどうしたら良いのか。


2002年01月07日(月) ああ、また風邪ですか

引越しを控えて忙しいが、実は最終試験も控えている。

旧正月の一ヶ月の連休に、香港に行くかチベットに行くか考えている。
いずれにせよ連休明けはすっからかん。

ルームメートの部屋着が半ズボンから長ズボンに変わって、なんとなく季節の移り変わりを感じるのです。

でもまだ半そで。


2002年01月06日(日) 中華三昧はウマいっす

「少林足球」という映画を見た。
日本語にすると少林寺サッカーといったところ。
少林寺の技を駆使して、中国サッカー界を制覇すると言う、わかりやすい内容だ。

ボールを腹筋に挟んでゴールまで運ぶと言うのが反則でなければ試してみたいが。

次のワールドカップには中国も出場する。
まさか・・・。


2002年01月04日(金) インスタントラーメン食べ過ぎ

この間ふと気になって数を数えてみたのだけれど、日本に電話するのに合計で57桁以上も番号を押さなければならない。
こうした手間を合理化して時間を省略できるようになったら中国じゃないんだろうな、とも思った。

たいした手間じゃないが、押し間違えた時の悔しさはひとしおだ。


2002年01月03日(木) 授業開始で更新

早くも授業再開。
まあ予想はしていたが、むしろすがすがしいほどに欧米人が出席していない。
さすが。

ルームメートも新学期から引っ越すんだそうな。

床のせいでないことを祈りたい。


2002年01月01日(火) 年が明けたので更新

去年の暮れに部屋の床を曲げたことを覚えておられるだろうか。

父母が視察に訪れた際、電気が止められていたので蝋燭をともしたのだが、そのロウを母が転々と床に落としていったことに今日の朝気づいた。

今日ルームメイトが韓国から帰ってくる。

今から逃げます。
じゃっ!


皇帝