凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年09月29日(木) 園バス

集合住宅の玄関付近でアユムを遊ばせながらアイの帰りを待っていると、幼稚園仲間だった奥様が出てきた。
下のお子さんが今年から年少で通園している。
アユムが入園するときは年長だから、一年間だけは一緒に通園させてあげられるわけで。
奥様とおしゃべりしてると園バスが到着。

生まれたてのアユムを抱いて、毎日このバスを見送ったっけ。
園バスの運転手さんは笑顔の優しいおじさんで、そんな小さなアユムにいつも手を振ってくれていた。
腕の中で抱かれているだけだったアユムがベビーカーに乗って待つようになり、自分で立って待つようになり、そうして運転手さんが自分に手を振ってくれている事にやっと反応できるようになった頃にアイが卒園。
それでも、時折すれ違う園バスから、路上に私とアユムの姿を見つけると、運転手さんは笑顔で手を振ってくれていた。
アユムが入園すると、またこの運転手さんのお世話になるわけよね。
あの赤ん坊だったアユムが、バスを見送る側じゃなくて、見送られる側になるわけだ。
運転手さんと会話も出来るようになるわけか。
なんとなく感慨深く、その日を楽しみにしていたが。

運転手さんは違う人だった。
今日はお休みなのかな…そう思ってバスから降りるMちゃんと迎える奥様の姿をちょっと離れてみていたら、バスの後部座席の窓が開いて、いつもの運転手さんが身を乗り出して声をかけて下さった。
「私、今日までなんですよ。」

え、そうなの?なんでこんな時期に?驚いたまま「え?そうなんですか?!この子も再来年入園予定なので、またお世話になるのを楽しみにしてたんですが」と返す。
運転手さんは笑顔のまま「お世話になりました」と頭を下げてくださる。
「こちらこそ、有難うございました」と頭をさげ、バスは去っていった。

えーそうなのかーちょっと残念。ってか、結構がっくり。

特に話をした事もない私達親子の事を覚えていてくださって有難う。
最後の日に偶然会えて本当に良かった。
あぁでも本当に残念。


2005年09月27日(火) 衣替え

だいぶ涼しくなってきたので子供達の秋冬物をぼちぼち引っ張り出しては洗濯している。
試しにアイに着せてみると、春には膝下だったスカートが膝上になっている。
袖は短くなり、見るからにつんつるてんというのか、ちんちくりんというのか、妙。
うわー子供ってこんなにあっというまに成長しちゃうのねーと感慨に耽る前に、うわーしまった着る服がないじゃんーと頭を抱える母。
もうちょっと感動しようよ私。焦るんじゃなくて。

アユムの服も、サイズ90はモノによっては小さくてヘンなのもある。
これは着れるけど、これは無理っぽいなぁ…と選別しながら整理。
アイの着られなくなった服は別のところへしまって、アユムの着られなくなった服はさっさとゴミ袋へ。
アユムの服はアイのお下がりがほとんどなので、もう充分元は取れている。
捨てるのになんの躊躇も無い。
もうちょっと未練がましく悩めよ私。
でもこの狭い家じゃ捨てなきゃ締まっておくところが無いもの。

最後に私の服の整理。
あぁもう仕事してた時の服なんか要らないよね。
明らかに流行おくれだもの。軽く7年たってるわけだし。
もうこの色は着れない歳だ。もうこんなミニは着れないし。
どんどん捨てる。もうこんな服を着る時代はとうにすぎたんだ。
今の私には、カジュアルな動きやすい服しか要らないんだし。
働いていた頃の思い出。それなりに楽しかった職場。
仕事帰りのカラオケ。飲み会。
定時の日は映画を観に行ったりライブに走ったり。
ぶらぶらと帰り道にウインドウショッピングして気に入ったブラウスを見つけて買ったり。
残業の時「悪いね」といつもケーキを差し入れしてくれたあの人はどうしているんだろう。

どんどんゴミ袋に捨てる。
子供の服に思いいれがなく、自分の服にばかりあれこれ思い出が甦るのは、やっぱり私が自分勝手で薄情な母親だからだろうか。
だって、子供の服から甦る記憶って、楽しいものが全然無いんだもの。
いつも、しんどかった事しか。
それもいつか良い思い出になるんだろうけど、まだ、育児が進行形の今は良い思い出になるはずも無く。

どうでもいいや。どんどん捨てる。
勿体無い、リサイクルすれば、この可愛い柄の子供服なんかはぎれとして利用すれば、いや、もうどうでもいい、捨てろ、捨てろ。
終わった事だ。過ぎた事だ。どうせもう着る事も無いのだ。


2005年09月26日(月) 宿題は憂鬱

当然だけど、小学生は毎日宿題が出る。
国語がひらがなの練習プリントと音読、算数が計算ドリル。
しかしこれを親が見てやって丸付けしてやらなきゃいけないとは知らなかった。
ひらがなは書き順どおりに書けているか見守り、上手く書けていない字はその場で訂正させなきゃいけない。
ドリルは問題をノートに書き写してから計算。
出来上がったら丸付け。
「毎日15分でいいですからTVを消してお子様がどの程度理解しているか把握するようにしてください。親子のコミュニケーションにもなりますし。」と先生。
ところがアイは問題をノートに写すだけで一時間かかってしまう。
要は注意力散漫で全然集中できないって事。
平仮名の練習も、まぁまだきちんと書けなくて当然だろうけど、それでもそんなもんをじーーーーーーーーーーっと見守って「ここはこのへんから初めてこのへんで力を抜いてすっとはらって」なんて一字一字教えるのがもうまどろっこしくてめんどくさくって。
もうイライライライラ。でも親が見てあげないといけないわけだし。

宿題を終わらせてから遊ぶようにしているので、「お友達と遊ぶ約束してきた」と言うとこちらも急いで終わらせなきゃ、と焦るのに、アイはぼーっと鼻ほじってたりして。
なんでそこまでマイペースなんだ?!ってか、時間配分が出来ないってお前バカだろう?
急いで宿題すませなきゃ、遊ぶ時間が無くなるって事すら分からないわけ?
なんで私が「●ちゃんが公園で待ってるかもしれないから急いで終わらせなきゃ!」なんて、叱らなきゃいけないわけ?
もうイライライライラ。血圧凄いぞ今って感じ。
親子のコミュニケーションどころか、親子関係悪くなりそう。

しかし私自身、親から宿題を見てもらった記憶がないんですが。
宿題を嬉々としてやってた記憶はある。
平仮名は四角の中の点線のこの位置が…とか「ここの座布団からこっちの座布団に」なんて教わった記憶もある。
宿題プリントがわら半紙?っていうの?茶色いのじゃなく、白い紙だったらとても嬉しかった。消しゴムで消しやすかったし、エンピツでも書きやすかったから。
そういうのは覚えているが、親に見てもらった記憶はまったくない。
親も働いていたから見る時間なかったのかも。
そう思いたい。こんなに精神力と忍耐力をフル活動させて必死で宿題をみてやっているのに、欠片も子供の記憶に残らないのも空しい。
でも今の状態じゃ怒ってる母と怒られて萎縮してる自分として記憶に刻まれるだろうな。
それもどうかと。

宿題で力尽きて、こどもちゃれんじ全然やれないし。
もうやめちゃおうかな。こらしょ。
本人がやりたがってるから続けて頼んでるけど、見てやる親の方がしんどい。


2005年09月21日(水)

出掛けに大をもよおす確率が高いのは何故だろう。
私ではなく、アユムだけど。
慌ててウンチ臭漂うアユムを抱きかかえお尻を刺激しないように(ブツがつぶれると大変な事になるので)トイレへ走る。
送迎係が遅刻って。

そんなこんなで、スタートからパニック状態だったぴらてす体験教室。
初対面のママさん二人(同じ集合住宅の奥様&アイの英語教室仲間のAちゃんのママ)は子供会がらみで容易く共通の話題を見つけ、話に花が咲く。
凄いなぁ。そっかーこうやって人と話すのかーと一人でこっそり感心。

教室はマンション群の敷地内の管理棟の一室。
色んな教室が催されているらしい。
いいなー市営団地群より断然マンション群の方が安心よね。
少なくとも生活保護を受けて金銭に苦しんで挙句金目当てに殺人、なんて事件が起こる確率はこちらの方が断然低かろう。
うちのお向かいの団地では殺人事件だの強盗だのが年に何回かは起きて新聞の片隅に載ってたりするので何かと心穏やかには過ごせない。

奥さん達はほとんどがアイがお世話になった幼稚園のママさん達ばかりのよう。
実際私達もその幼稚園OB&現役なわけだし。
そんなこんなで奥様はあっさり話の輪に入って談笑。
凄いなーどうしてそんなに話題があるのー話が続くのー?すごーい…って、これが普通なわけだよね。うむ。

ぴらてすは楽しかったです。
呼吸法に意識を集中してやるので体の動きは少なめだけど結構しんどい。
胸式呼吸に慣れていないのでかなり難しい。
でも、自分の体の中にだけ、神経を研ぎ澄まして集中していくのは無になれる感じで精神的にかなり気持ちよかった。
からっぽじゃなくて、無になる感じ。
α波とか出てたんじゃないかってくらい気持ちよかった。
頭痛が治るって分かる気がする。ストレスが減るからだきっと。


しかしぴらてすそのものは楽しかったんだけど、アユム連れというのはやっぱりちょっとしんどい。
やってる最中にも他の子のおもちゃを取って泣かしたりお菓子をくれと喚いたり退屈だとうろうろしまくったり私に飛び乗り「んましゃんー(お馬さんー)と喜んだり。
その度にこちらも走り回り気がつくと次のポーズに進んでたりしてついていけない。
やっぱりやるとしたら来年かなぁ。
アユムも三歳になればもうちょっと話が通じるようになるだろうし。

「エアロビも同じ先生なんだけど」と話を振られるが「エアロビは無理」ときっぱり断わった。
でも楽しかったよぴらてす。


2005年09月20日(火) お祭り

三連休で燃え尽きてPCに向かう気力も無いままでした。
例によって遠出する事も無く近場をウロウロしただけでしたが
もうこれでいいでしょ勘弁してって感じ。

初日は電車に乗ってお祭りに行った。
立ち並ぶ出店の数が売りのお祭りなので特に興奮や感動というものはないお祭り。
でもお祭りにつきもののヒヨコ釣りやカメ釣りや板ガム(?)切り抜くのやらお化け屋敷まである本格的(?)出店満載なので、子供の心にはやっぱこれは刻んでおかないとね。

お化け屋敷の隣には見世物小屋があった。
こちらにきてすぐの頃、こちらで出来た友人数名とこのお祭りに来た事がある。
「親の因果が子に報い〜!」みたいな講釈(?)を述べる呼び込みのおじさんが入り口付近でしゃがれているがよく通る声で延々しゃべっている。
その奥の薄暗い格子の向こうに良く見ると蛇女役と思われる女性が座っている。
「話の流れからするとあそこで座ってタバコふかしているソバージュの女性が蛇女らしい」
「あのタンクトップから伸びている腕にウロコが張り付いているわけでもないし、どこがどう蛇女なんだろう?」
昼間っからビールをかっくらい、良い気分だった我々は、確かめてみよう!と盛り上がり、数人がひやかしで見世物小屋に入っていった。

苦手な私と別の友人は二人でビールを飲みながら外で待っていたが、ぎゃーぎゃー騒ぎながら入っていった友人達は、すっかり素面になって出てきた。
いわく、あのソバージュの蛇女は、蛇に変身するんじゃなくて、蛇を飲み込むんだそうだ。
確かに、生きた蛇を。
「いや、なんというか、職人というか、ああいう仕事も大変だよなぁ」
「後で吐き出すんだろうな。金魚を飲み込む芸みたいに」
「絶対喉が荒れるだろうなぁ。あれを一日何回もやるとさ」
「胃も荒れるんじゃないか。どちらにせよ、体力勝負だよな」

各自社会人として己の仕事に従事する日々を送っていた友人達は、「見世物小屋で働く人々」にリアルに感情移入してしまって、違う意味で見世物小屋を体感してきた。
どちらにしても、見世物としての意味はあったというわけだろう。

でもやっぱりこういうのは子供に見せるべきよね。
お祭りの会場の非日常感と高揚感と共に、わけのわからない恐怖感も入り混じってなんともいえない感情を心に刻み込ませないと。夜泣きする位。トラウマになるんじゃないかって位。ふっふっふっ。
歳を取ってもお祭り会場を見るたびになんともいえない感情が甦ってくるように。ふっふっふっふっ。

そう思ってたのに、久しぶりに行ったら見世物小屋は無くなっていた。
蛇女役の女性が退職されたのだろうか。
後継者が育たなかったのだろうか。どこも後継者不足?

仕方が無いのでお化け屋敷の前でアイに「入る?」と聞くと「ぜぇーったいいや!!!」と断言した。
ま、いいか。
一緒に入ってこちらも「お化け屋敷の従業員」に感情移入するのもしんどそうだしね。
表のおどろおどろしい看板だけで怯えて怒っている(何故怒る?)アイを無理やり看板の前に引っ張っていって暴れさせただけで、ある程度目的は達成できてるのかもしれないし。




あの友人達とはすっかり音信不通になった。
風の噂で結婚したらしいとか、転勤でどこどこに行ったらしいとかは聞くけど。
あの時見世物小屋の前で一緒にビールを飲みながら出待ちした友人はどこで何をしているんだろう。
苦しい恋はもうやめて、新しい幸せを見つけているだろうか。
夜中に一人で酒とクスリでラリって泣いていないだろうか。

このお祭りが終わるとこの土地は本格的秋に突入するらしい。


2005年09月13日(火) ジャージを買いに

とりあえずジャージを買わねば。
スポーツらしいスポーツをまったくしないのでジャージすら持ってないのだ。
ジャージだから、スポーツ用品店よね、とアユムを連れて出かける。

広い店内。えーっと、ジャージはどこだっけ…と探す。
えーっと、ここはメンズなのね。ここはジュニアか。
えっと、あ、ここレディスかな。
あ、でもゴルフ用品コーナーって事は違うか。
えーっと、チームコーナー?団体球技とか?
えっと、カジュアルコーナー…って…なんか違うっぽいかなぁ…

あれこれ悩み、店内をうろうろ。
やっとフィットネスコーナーを見つける。
きっとここよね。えっと、ジャージジャージ…下だけでいいんだけど。
サウナスーツって違うよね?
なんでこれはこんなにシャカシャカした生地なの?
防水加工…は要らないよな多分。
これなんか無難かな…ってなんやねんこれなんでこんなにぴったりフィットなん?
あ、ストレッチ素材なわけね。
うひゃー美脚に美尻ってジャージもそういうの求められるわけかー
ってか、そうなりたいが為にフィットネスで汗を流すんじゃないのか?
本末転倒じゃ?

小一時間あれこれ悩んだ挙句、一番安いジャージを購入。
きっと何回か洗濯したら毛玉できるんじゃないかなこれ。
でも体験なんだし、ちゃんと入会したら、ちゃんとしたおされなじゃーじを買ってもいいかな。
どのみちヨガ用マットとか要るようになるんだろうし。

問題はアユムなのよね。
教室内で子供は自由に放牧してていいそうなので、それもあって行ってみようかな、と思ったんだけど。
アユムも子供同士で遊んでたらストレス解消になるんじゃないかと思うし。
反対に、人見知り場所見知りで離れなかったらちょっと通うのは無理かもしれないし。私が。(←おい)(←だって子供が慣れるまで根気強く通うのって親もかなり精神力必要とするんだものー)

昼間のスポーツ用品店は奥様方しかいませんでした。
「これなんかどう?」「デザインがいまいちかなー」などと、水着だか全身タイツだかわからないけど衣服を前にあれこれ楽しげに談笑してる奥様方がなんというか別の世界の人々に見えてしまい萎縮してしまうのは何故かしら。
退屈して泣き喚くアユムを背負ってデザインじゃなくて価格で選んだどうでもいいジャージを持ってうろうろしてる己の姿を客観的に見なくても場違いだよなぁと思うからかしら。

そういえばジャージって裾上げしてくれるの?
家で自分でやったから別にいいけど。
がーっと適当にミシンかけながら、なんかこのへんも場違いだよな私って感じ。


2005年09月12日(月)

さて、秋です。スポーツの秋です。なんてのが、一番私に縁遠い言葉なのですが。
ちょっと話の流れでワタクシ、ついに昼間ちょっとすぽーつなんぞすることになりました。(遠い目)
アイの英語教室仲間のAちゃんママが、エアロビとピラティスに行ってるとかで、いやーエアロビはちょっと…とか言ってたら、なんか流れでぴらてすに行く事に。
なんでも腰痛に良いとか、頭痛持ちの人が調子が良くなったとか色んな話をして下さって、頭痛に良いというのは頭痛持ちにはとても魅力的な話だなぁと。
で、同じ集合住宅内の腰痛持ちのママさんに話したら、「行ってみたい」という話になって、来週体験で行く事になったのでした。

頭痛が軽くなるならなんでも試してはみたいけれど、子供相手で体力も気力も近い果たしている毎日なのに、自分の事で体力を使う余裕が無いんだけど。
極力、空いた時間はぼーっとだらーっとして体も心も何も使わないで真っ白になっていたいんだけど。
でないと、子供相手だけでもうすべて一杯一杯なの。私。

でも世の子育て中専業主婦の皆様は昼間はこうしてジムだのお稽古事だの自分磨き(?)をせっせとしてるわけなんだろうし。
それくらい、生活にも心にも余裕が無いと、家庭も潤わないかもしれないしねぇ。
私がイライラしてるから家庭内がギスギスした感じなのは否めない。
もっと気分転換していかないといけないのかもねぇ…

などと、自分に言い聞かせる。本音はいやーもういっぱいいっぱいでむりー。
でも、このままじゃいけないのも分かってるし。
なんか変わらなきゃ。ガス抜きしなきゃ。
「おかあさん、怒ってる?」といつもアイが聞いてくるのは、どう考えてもよろしくない事だし。

あれこれ考えただけで頭痛。とりあえずジャージだけでも買わなきゃ。
上はTシャツで良いそうだから。
ママさんとAちゃんママは面識がないからちょっと私が緊張。
教室までは私が運転して連れて行く事になってるからこれまた緊張。
アユムが大人しくしててくれるか、それも緊張。
知らない人だらけの、昼間余暇を楽しむ奥様方の群れに入っていけるか。
それもまた緊張。
緊張しまくりで頭痛が酷くなる。
緊張性頭痛の薬を飲む。効かなかったら、偏頭痛の薬を飲まなきゃ。
小心者すぎ。


2005年09月08日(木) 親子漫才

絵本でバッタを指差し「あり!」と叫ぶアユム。
「バッタだよ」と優しく(?)訂正する私。
「ぶった!」
…まぁいいけど。

また指差し「あり!」
「バッタだよ」「べっぱ!」
またまた「あり!」
「…バッタだってば」「だっぱ!」
全然近くならないし。

「あり!」
「…だからバッタ…」「べっぱ!」
ってか、そこまでボケないでもいいけど。

「ありー!」
「…バッタ…」「たっぱ!」

病院の待合室じゃなかったら「違うだろ」と後頭部をはたいてやろうかと思ったよ。


2005年09月05日(月) おともだち

「アイがクラスで一番仲が良い子は誰?」
照れくさそうに笑いながら「○●ちゃん」と答えるアイ。

あれーその子って二学期から転校してきた子じゃなかったっけ。

「もう仲良しになったの?」
「ううん。アイが心の中でそっと思っているの。」


アイよ。それは一番仲良しとは言わないんだよ…(遠い目)


「心の中で思ってるより話しかけた方がお友達にはなれると思うよ…」
「そうだねー」と笑顔のアイ。


……母はあんたの将来が心配。
なんか勝手に自分に都合の良いように脳内変換する夢見る乙女になるか凄い勘違いの高慢ちき女になるかはたまた(夫のように)二次元の世界に逃避するおたくになるか…
そのいずれにもならないようにあんたの行く道を示唆していかないとねぇ…
でも母はあんまり自信がないよ…
なんかそれであんたが幸せならばそれでもいいのかもなぁとか。

問題はそれで幸せなのはあんた一人って事なのよね。
幸せってのは共有できれば出来るほど倍増していくものだし、それで人生の中でのその比重も増えていくもんだし。

やっぱり幸せってのはマスかいてるのとは違うんだからさ。
友達になるんなら、ちゃんとお互い友達と認識しあった方が楽しいよ。うん。

一人上手も良いけど、一人じゃなきゃ上手にできないってのは問題だから、そうならないように、大勢の中でも生きていける人間になっていこうね。

って、私がそれをどうやればいいのかってのが最大の問題なんだけどさ。
色々考えてちょっとへこんだよ。母は。





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