凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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どこのクラスもそうだろうけど、アイのクラスにもいじめっこと呼ばれる活発な(?)男の子がいる。 ちょこちょこアイにも意地悪をしているようだけど、まぁ子供のやる事だし、と聞き流していた。 ●君に叩かれた、と青痣を作ってきた時はさすがにいたずらにしては度を過ぎていると思い、連絡帳にちょっとだけ、先生に報告がてら書いてはみたが、返事は「気をつけます」と一言だけだったし、そう騒ぐ問題でもないって事だよなぁと見守る事にした。
このこがアイと同じスイミングで、アイより上のクラスに通っている。 アイに向かって「こいつバカだぜーだってまだ○クラスなんだもん!」といじめるというのも聞いていた。 アイは生真面目すぎて言葉を真正面に捕らえてしまうから性質が悪い。 適当に流せばいいのに、真に受けて黙り込む。 悔しかったらそのこより上手になりなさい、と言って聞かせてた。 そのうち「●くんが、100円よりおおきなお金をもってこいって。もってこなきゃスイミングやめてーっていう」と言ってきた。 ううむ。お金を持ってこいって。 まぁ、まだ小1だし、そう深刻に考えなくてもいいだろうけど。 先生には言ったの?と聞くと「そんなこといっちゃだめって●くんにいった」との事なので、先生の耳には入っているようす。 だったらこちらもそう騒がなくてもいいだろう。 心中穏やかではないけれど、大人はどっしり構えておかないとね…。
「きょうは200円もってきてっていわれた」 「�爐─次�スイミング来るのー?�瓩辰討い笋修Δ砲い錣譴拭� 「�爐�ょうはこないでよねー�瓩辰討い錣譴拭�
その男の子がそういう口調で話すのか、アイの口調に変換して報告しているのか、そのへんもわからないのでアイの報告だけではどう捕らえればいいのかわからない。 そうこうしているとスイミングスクールを変わりたいと言い出してきた。 「だって、●くんにいじわるされるもん」 アイはうつむき言う。 さて、どうしたものか。
お金の話が出てきた時点で連絡帳に書いて先生に相談しようかとも思った。 それか、相手の家の電話番号を教えてもらって(クラスの連絡網とかはもらってないので)直接相手の親御さんに相談すべきか。
でも、だからといって、その子がアイにちょっかいを出さなくなったとしても、アイにとっては良策ではなかろう。 この先の人生、嫌な事があったから親に相談してどうにかしてもらうってのはどうかと思うし、ましてやそれから逃げてもなんの解決にもならないんだし。
とりあえず、「●君に嫌な事を言われたら言い返しなさい」と教える。 「なんでスイミングくるのー?」って意地悪言われたら、「そっちこそなんでくるのー?」って言い返しなさい。 それか「お友達と一緒に行くのが楽しいから行くよ!」って。 お金をもってこいって言われたら「なんであんたにお金をやらなきゃいけないの!」って怒りなさい。 スイミングを変えても●君とは2年生になっても同じクラスなんだから。 黙っていじめられていたら、いつまでもいじめられ続けるだけだから。 戦いなさい。●君と。叩かれたら叩き返しなさい。喧嘩しなさい。 そう言い聞かせて学校へ送り出した。
それにしても予想通りの展開。 どう見てもアイはいじめられっこタイプだもの。 小1の一学期でこの展開ってのはちょっと母の予想より早かったけどね。 そのうち「学校行きたくない」って言い出して、登校拒否になるのが目に見えている。 第一の壁だ。 まずはその●君という敵を倒さなきゃ。 倒す強さを身につけなきゃ。 ってか、敵は軟弱なアイの精神そのものなんだし。 本当はからかわれても気にしない強さを身につけて欲しいんだけど。 強さ、というか、柔らかさ、か。 強い心じゃなくて、何事にも柔軟に対応できる、柔らかな心。 それが強いって事なのかな。 って事は、「戦え」って教える事は間違いなのかな。 「適当に流せ」って言ってもアイには分からないだろうし。 「相手しないで良い」って言っても具体的にはどうすればいいんだか。 一回、思い切り反抗してキレて見せれば、相手も引くんじゃないかと思うんだけど。 間違ってるのかな。違う良い方法があるのかな。 どうすればいいんだか。 たかが子供のやる事に、どうしてここまで悩まなきゃいけないんだか。
幼稚園の親子教室では名札をつける。 これが何故かアユムは大キライで、つけると服が破れるまで引っ張って取ろうと泣き喚く。 なんでかなー。アイは喜んで行ってたけどなー。 これも個体差なのねーと諦めていた。
朝、駄目元で「今日は幼稚園だから名札つけようかー?ほら、KちゃんやHくんとおんなじだよ〜」と名札を取り出す。 と、アユムは「よーちえん」とつぶやいた後、「せんせー」と言いながら、名札を己の胸にあてた。
おおおおおおお!!!凄いぞ!どうしたんだ今朝のあんたは!
内心驚きつつも、それを表に出すとまた元に戻るかもしれないのでそそくさと名札をはめ、「わーかわいー!」と大げさに誉める。 アイは胸の名札を眺めてニンマリ。 どうしたの一体何があったの?!
待ち合わせ場所に行くと、H君ママが「アイちゃん!名札はめてる!!!」と驚かれる。 Kちゃんママからも「あら!今朝はアユムちゃん名札はめたのね!」と真っ先に言われる。 アユムはニンマリと名札を指差し「せんせー」と何故か得意気。
「せんせー」というのはもちろん「先生」の事だけど、たぶん「幼稚園→�爐擦鵑擦い箸�ともだち�瓩硫里魏里Δ箸海蹉�これをはめて幼稚園にせんせいとおともだちを歌いにいく」と関連付けて考えているから、名札=せんせーなんだろうなぁと。
でも教室では私の膝から降りないどころかコアラ状態なんですけどね。 それでも、アユムなりに、楽しくはあるらしいし、頑張って通おう。 とりあえず、一歩、進歩。牛歩のごとくではあるけれど。
日頃の己の育児が報われたと感じる事が出来た、ささやかな瞬間でした。 なんか、こんな事に一喜一憂しなきゃいけないってしんどい。
アイが「へんな話なんだけどねー」と話してくる。 なんだろう。また隣の席のなんとか君が変な顔したとかか? 「うらしまたろうが、りゅうぐうじょうからかえってきて、おみやげのたまてばこをあけたら、中からたくさんのしゅくだいが出てきたんだってーね?へんな話でしょー?」 ほうほう、それは変な話だねぇ。 でもある意味当然な話だよねぇ。 そうそううまい話は転がっていないもんだし、おじいさんになるよりは遊んでる間の宿題が溜まったってのが、あんた達にはピンと来る話だろうしねぇ。 「ねーへんだよねー宿題が入ってたなんて。えんぴつも入ってなきゃねー」
…えーっと。 ヘンなのはアイっていうオチ?
今週夫は送別会だったそうな。 でもなんだ、記念品とか、そーいうの貰ったりはしないものなのかね。 会社からじゃなくても個人的にでも普通貰いそうなもんだけど。 男と女じゃ違うのかな。 それとも単純に、夫はやっぱり会社でも相手にされてないって事なのかな。 どう考えても、一緒に仕事しても信頼できそうに無いものね。
自信たっぷりにはったりかまして、本人それに気付いてないってのが始末悪い。 結婚したとき、食事しながらだったか、「お前の�狄�欲が無い�瓩呂△討砲覆蕕覆い辰匿�場の上司に言われた事がある」と笑いながら言った事があって、仲の良い上司だったからふーん、良く分かってる人がいるんだなぁ程度に思っていたけれど、あれは食欲に限らず、色んな事に対して言ってたんじゃないのかなぁと、その後の結婚生活でなんとなく気付いてきたよ。
ボーナスが出ました。 最後のボーナスです。もうこんな金額貰える事はないでしょう。 ってか、今年一杯の勤務のバイトを決めてきたって事は、今年の冬のボーナスはゼロって事だよね。 ローン、ボーナス払いにしてるんだけど、これから毎月その分積み立てていかなきゃいけないって事か。 もういっそボーナス払い無しに変更しようか。出来るのかな。
私も働きに出れば良い事だよね。アユムも2歳になった事だし。 でも私が働けば、夫が望んで始めたアイの英語教室通いももう出来なくなるし、この先アユムも習い事は一切出来ないって事だけど。 それでもいいんでしょうか?スイミングも無理だね。 夏期講習?当然無理でしょう。送り迎えがいないんですから。 それとも習い事の送迎用にシッターさんでも雇いますか? 幾らかかるんでしょうねぇ。
結婚すれば夫が住むまったく見知らぬ土地で一から知り合い作りから始めなきゃいけないし、やっと慣れて楽しかった仕事も友達も、妊娠出産で退職したらすっかり縁が切れてしまったし、さっさと保育園にでも預けて仕事探したかったけど「三歳までは母親が育てて」と言う夫の主義に仕方ないから幼稚園入園までは公園デビューだの育児サークルだので子育てに専念しうだうだし、そうこうしてたらもうすっかり社会から取り残されて社会復帰も難しい精神状態になってるし、それでもアユムが幼稚園に行き始めたらぼちぼちパートででも仕事を探そう、と思っていたら、いきなり仕事辞めやがるし。
なんか、夫に人生振り回されるのがむかつく。 ソレが夫婦なんだろうけど。運命共同体ってヤツなんだろうし。
今月は結婚記念日でした。
「○日は結婚記念日だから休もうか?」と夫は言ってきたが、結婚記念日にあんたがいたからって何がどうなるの。 どこか美味しいものを食べに連れて行くわけでもないし、遊びに行くわけでも、何かを企画するわけでもないでしょう。 結局私が何かそれなりに料理して子供達用にケーキでも買って、と私があんたらの接待をしなきゃいけないだけだし。
でも会社逃避モードの夫はとにかく会社を休みたいだけなので、「好きにすれば」と言うと、やっぱり当日休みました。 でも私が何も企画立案しなかったので、一日中家に閉じこもっていただけでした。
ほら、やっぱり。 「寿司でもとろうか」とでも思いつく頭もないんだよね。この男は。 むかついたのでいつもと同じ夕飯メニュー。魚の煮付けとかそんなの。
結婚記念日の夜は、昔の彼の夢を見ました。 結納を交わした後、マリッジブルーになった私が一方的に婚約破棄にした彼です。
目が覚めて、泣きたくなりました。
何が幸せなのか、分かりません。 幸せはなるものではなく、感じるものなんだそうです。 夫といると、色んな事に目をつぶって生きていかなければいけないので色んな面で不感症になっていて、幸せも感じる事ができずにいます。
アイがチラシを持って帰ってきた。 学校の校門付近で貰ったんだそうだ。 見ると学習塾の夏期講習のクラス分けを兼ねた実力診断テストの案内。
そういえば確か昨今の小学校って通知表は明確に成績を表示しないんだよね。 子供が中学生になって初めて「うちの子はこんなに出来ない子だったのか!」と驚いたと言ってた人がいたっけ。 小1で塾なんて全然考えていないけれど、実力診断テストはちょっと興味がなくもないかなぁ…なんてぼんやり考える。
アイは「なんて書いてあるの?」と興味深々。 親にではなく、大人が自分宛にチラシをくれた、というのがかなり嬉しかったらしい。 「算数と国語のコンテストがあるから参加しませんかって宣伝」と説明すると(実際そう書いてあったし)「アイちゃん出たい!」と叫ぶ。 え、出たいって。コンテストっていっても舞台でなんかやるのと違うし。 えーっと、テストだよ。プリントしたりするんだよ。 それに点数つけてくれるの。そう説明しなおす。 学校は丸はつけてくれるが点数はつけないものね。 まぁ、まだ一年生だからプリントも練習であって、テストじゃないからだろうけど。 アイはやる気満々。まぁ、いいか。試しに受けてみても。 こっちもちょっとだけ好奇心でもって参加する事にしてみた。 それが今月半ば位の事。
コンテストはアイはそれはそれは楽しかったらしい。 同じ方向へ向かう子供達を見て「皆、テストに行くんだね!」とうきうきし、(何故?)教室には喜んで一人入っていき、終わったら笑顔で「面白かったよ!」と飛びついてきた。 電気をつけたり消したりするいたずらっ子がいて怒られただの…って楽しいの方向性が違うけど… しかし学習塾のテストのナニがそんなに楽しかったんだろう? 先入観のない子供って謎。 「今日だけなの?もう行かないの?」と聞いてくるが、夏期講習は二万以上かかるし、旦那は今月で仕事を辞めるわけだから、不必要な支出は避けたいしねぇ…
成績結果説明会もそういう理由で出席しないで郵送してもらった。 開けてみると、国語も算数も結構高得点だった。 ついでに、近県のこの塾全体での成績順位が入っていて、450名位の中で、アイは20位内だった。
…えーっと、これって、どう解釈すればいいんだろう? これって塾のヤラセ?子供の可能性を伸ばしましょうとか、そういう親の弱点をついている?この順位表もデタラメとか? 地元の人間だったらどの塾がどうとか評判だのなんだの分かるんだろうけれど、田舎者でよそ者の私にはどこが信頼できる塾でどこが怪しい塾なのか全然分からない。
昨夜、塾から電話が来た。 成績表でお分かりかと思いますが、アイさんは国語は素晴らしいのでこの力をこのまま伸ばすように、算数は最後の図形問題がかなりひねってあったので難しかったようですが、それでもこの点数ですので、ここを重点的にやっていけばもっとわかるようになると思います。私達はそのお手伝いができたらと云々。
とりあえず、夏期講習は検討します、ということで電話を切ったけど、小1で塾って必要ないんじゃ、と思ってしまうのは私が田舎者だからなのかな。 子供の頃は夏休みは真っ黒になって蝉取りしたり子供同士遊んだりしたほうが…塾は何年生になってからでもいけるけど、小1の夏休みは一度だけだし、皆とラジオ体操にいったり、学校のプールで泳いだり、汗だらけになって遊びまわる方が…って考えは古いのかな。 まぁ、ラジオ体操に行ってから、塾に行って、昼から遊ぶってのも可能な時間割ではあるのよね…塾も10回位だし… 悩むばかりで結論が出ない。 問題は先立つものがないって事か。
なんだか、自分で決められない事ばかりです。 だって、責任は私に来るけれど、私自身にはなんの特にもならない事ばかりなので、やりたいわけでもないし、やらせたいわけでもないけれど、やらせた方がいいのかもしれないし、向こうがやりたがっているのでやらせてあげなきゃいけないのかもしれないし、で判断できないのです。 ぶっちゃけ、他人事なのでどーでもいいの。 やらなくていいならこんなに楽な事はないの。 でも面倒臭いからやらないーですむような事はもうどこにもなくて、やるべきだとかやるのが普通とか、義務とか責任とかそんなのばっかが転がっててもうどうしたらいいのかフリーズ状態なのです。
朝、ダンボールを見に行くと空っぽだった。
猫も快適な場所に居たいだろうし、当然だよな、と胸をなでおろしつつ、これをこっそり処分するのもどうしたものか、と管理人さんに相談する。
ダンボールがあるが、あれはうちのです、苦情が出たら処分しますので連絡下さい。 これが今の所の重要報告事項。 で、迂闊にダンボールを与えてしまって反省している、集合住宅なので苦情が出るのは必至だとわかっているが、子供達が夢中になっているので私が撤去すると、うちの子供が子供達から非難されるかもしれないし、どうしたものか…と相談。 子供好きの管理人さんはあっさり「今の所苦情は出ていないから、場所をちょっと移動させて成り行きを見てみましょうか」と言ってくださる。 「いざとなれば私が捨てなさいって言いますよ。私が言えば一発だから」 あぁそれは確かに効き目絶大。 すみませんすみません甘えさせていただきますと頭を下げまくる。 「でも猫いないですよね?」と管理人さん。 そうそう、見かけないんで、もういなくなったのかなーと。 それなら子供達も諦めがつくだろうしこっちも助かるけど。
学校から帰ると子供達は宿題もそこそこに猫の家へ走る。 いなくなった猫を探すのだそうだ。 聞き込み調査の結果、○丁目の×ちゃんが連れて行ったらしい、×ちゃんは△君と遊びに行ってて今、家にはいないらしい、まずは×ちゃんを探しに行って、猫をどこに連れて行ったか聞こう。 六年生の指示の元、子供達は自転車にまたがり去っていく。 泣きじゃくる二年生に「でもね、×ちゃんちで飼うから連れて行ったのなら、×ちゃんちの猫になる事がみーちゃんは幸せなんだから、諦めるんだよ?」と言ってきかせるが「いや、ここで皆で飼うの」と号泣。 はぁ。まぁ、見つからないかもしれないしね。と見送る。 自転車で遠出できない一年生のアイは自転車がパンク中の二年生と二人で留守番。
凄い執念というか、情熱だなぁ。でもこれでおしまいだろうしねぇ。 奥様方にも管理人さんに相談した旨を報告。 苦情が出たら…ダンボール撤去位ですめばいいけど、猫の糞尿とかも出るだろうし、餌はあげちゃダメと言い聞かせてあるから生ゴミは大丈夫だろうけど、いつかれても困るしなぁ… 猫アレルギーの人とかがいたらどうしよう。 客観的に見ても、集合住宅の敷地内で子供達が野良猫を飼ってるって、どう考えても嫌だしなぁ…
そうは思うが、猫の事で頭が一杯で、泣いて探し回る姿を見るとなんというか、心を鬼に出来ないのが私の優柔不断というか、無責任な所。 わが子なら心をいくらでも鬼にするけれど、よそのお子様にまで鬼にはなれない。 鬼になるのは大変なのだ。心が痛くて仕方ないのだ。 こっちだって猫の寝床は葉っぱより布の方がいいんじゃないーとボロタオルでも渡してあげたいし、ちくわの一切れでも子供達に渡して食べさせる喜びを味あわせてあげたい。 子供達も喜ぶだろうし、こちらも嬉しいし。 でもそれは大人として無責任なのだ。 大人は、ダンボールも与えてはいけなかったんだ。 私は、無責任すぎたんだ。
大人がそんなに悩んでいるなんて、子供達は想像もしないだろう。 自分もそうだったわけだしな。はぁ。どうしよう。
ここ数日うちの集合住宅に子猫がうろついている。 アイが学校から帰るなり「おかーさん!ダンボールある?!」と言ってきた時も簡単に察しはついた。 聞いてみると、いつもの集団登校メンバーで猫の家を作る事にしたのだそうな。 場所は集合住宅の敷地内の駐車場の端にある公園という名のついたささやかなスペース。 まぁ、子供が一回は通る道よね。 捨て猫を見つけたけれど、どこの家も飼えないから皆で飼おうっていうのは。 気が済むようにさせてあげよう、と適当にダンボールを渡す。 「使わないなら持って帰ってきなさいよ」と声をかけるが、とっくに走り去ったアイの耳には届いたのかどうか。
しばらくするとインターホンが鳴る。 出るとアイ。「あのね、ダンボールを持ってきたからほうびにみーちゃんの世話かかりふくかいちょうにしてあげるってAくんが言ったの!」と息を弾ませて言う。 おお、リーダー格の六年生のA君に任命されたか。それは凄いね。 報告だけすると、アイはまた走り去ったよう。 それだけを言いにきたんかい。
しかし、と不安になる。 って事は、他の奥様方はダンボールを子供達に渡さなかったって事か。 猫の家を作るなんてとんでもない、と判断したわけよね。 勿論、集合住宅の敷地で猫を飼うなんてできるわけない。 子供の遊びだから、と軽く考えたけど、無責任だったかしら私。 そのうち飽きるか、猫がいなくなるかで自然消滅するだろうし、その前に管理人さんに撤去されるのがオチだし。 あぁでもそうなると、管理人さんにも一言お詫びしておかないといけないよね。 子供達がダンボール集めてますけどあれうちのなんです、片付けますから、とか。 あぁでも私が片付けたらせっかく作ったのにアイちゃんのお母さんが捨てた!と子供達がアイを総スカンするかもしれない。 何よりアイがショックだろう。 うわ、どうしよう。
あれこれぐるぐる考えたけれど、とりあえず奥様の一人に電話して相談してみる。 と、いうか、ダンボールを持たせてしまって後悔している、というのを伝えておかないと、「アイちゃんのお母さんが持たせたらしい」「無責任ね」とか思われたら申し訳ないし、何より奥様方にまで迷惑がかかったらどうしようもなくなるし。 リーダー格のA君宅へ電話。 公園はこのお宅からは見下ろせる位置。 「今、張り切って葉っぱ入れたりして寝床作ってるわよ」と言われる。 ダンボールを持たせたのは私なんだけど、良かったのかなぁと後悔している、明日、管理人さんに相談して、子供たちが学校へ行ってる間にこっそり処分させてもらおうかと思うけれど、そうすると子供達が傷つくかなぁとそれも心配で その旨話すと「集合住宅だから猫好きばかりじゃないしねぇ」困った笑い声。 「でも一度は子供達が通る道よね」と奥様も行って下さる。 あ、やっぱりどこも同じ考えか。
子供達のやりたいようにやらせてあげたいけれど、そうともいかないのが辛いところで。
とりあえず、明日こっそり管理人さんと一緒に処分させてもらう事にしよう。 「うちからもそれとなく、言っておくから。苦情とか出るかもしれないしね。」と奥様も行ってくださり一安心。
帰ってきたアイは興奮気味に「係を決めたの!」と報告してくれる。 「アイちゃんとYくんが水係」 「うんちの片付け係は?」「それも決めるけどまだ決まってない。」 あら、ちゃんとうんちの始末もしなきゃいけないってのは分かっているのね。 だけど、やるかどうかは謎なわけだ。 スケッチブックを取り出し「みーちゃんの係一覧表」と書かれたページを見せてくれる。 おお、これはA君の字ね。しっかり考えてやってるんだなぁ。 心が痛む。ズキズキズキズキ。
「アイちゃんふくかいちょうなんだけど、ふくかいちょうってなに?」 「かいちょうの次に偉い人だよ」 「しょうとくたいしよりえらい?」 なんで聖徳太子が出るんだ。
ふとみると、アユムがしゃがんでいままさに力まんとする所だった。 「アユム?うんちなの?」と聞くと「んちっ」と答える。 便意か尿意かわからないけれど、とりあえず抱えてトイレへ走る。 補助便座に座らせるとしばらく硬直した後に落下する水音。
おおおおお!初めてトイレでウンチ出来たよ〜すげー!
でもこれは偶然だって分かってる。 偶然、私がアユムの便意に気付いたから。
世の中の母親はこの便意だか尿意だかをすかさず感知してトイレに連れて行くわけよねぇ。 凄いなぁ。そんなに子供と常に向き合っているわけなのかぁ。 それを「偶然」でしか発見できない私って。
アユムがもよおしてきたのをちゃんと察知しなきゃいけないわけなのよね。 それさえ出来ればトイレで用を足すなんてあっという間に出来るようになるんだわ多分。 だってほら今日ウンチ出来たし。
子供は出来るのに、親である私がそれを伸ばしてやれないでいるんだなぁと落ち込む。 多分、アイに対してもそうなのかもしれないなぁ。
冷凍庫から太刀魚の干物が出てきた。
この前母が来た時に土産に持ってきたものだ。 漁師をしている母方の叔父が「暁はこれが好きだから」と持たせてくれたという。
太刀魚のミリン干しが好きだったのは本当だ。 しかしそれは母方の叔父でなく、母の大叔父である会った事も無い親戚が時折母に送ってきてくれるソレだった。 私と結構歳の離れた兄に言わせると、それは単に魚の新鮮さだけで言えば美味いが、ミリン干しとしては醤油辛すぎてあまり美味しいとは言えなかったらしい。 すでに自分でお金を稼いで世間一般の食べ物の味を知っていた兄にはそういう味だったのだろうし、それが本当だったのだろう。 でも、母親かあるいは祖母の、もしくは自分で作った不味い料理しかしらない私の貧相な味覚にはそれはそれなりに美味しく思えた。 半分は社交辞令(?)もあったかもしれない。 「叔父さんが作るミリン干しは美味しいね」と言えば、大人は喜んだから。
大叔父はいくつだったんだろう。 大腸癌で人工肛門をつけていた盲目の彼は、その散歩道を踏み外し崖下に落ちて死んだ。 太刀魚のミリン干しはそれ以降、食べる事は出来なくなった。
それでも、母方の叔父や叔母は、事あるごとに、「暁が好きだから」とその太刀魚のミリン干し作りに挑戦し、私に食べさせようとする。 しかしその味は大叔父の味とはやはり違う。美味しくない。
多分あのミリン干しと同じ味が出来たとしても、もう私はそれを美味しいと感じる事はできないかもしれない。
叔父や叔母は、亡き大叔父を思いながら、この先もずっと私の好物ではなくなったソレを私の為に作ってくれるのだろう。 いつの日か、「ああ、この味だ。大叔父さんのミリン干しと同じ味だね」と彼らに言ってあげなくてはと思うが、それは彼らがもっと年老いてからに取っておこうと思う。
そうだった、トイレトレ。 てきとーにやってます。
最初、「確か紙おむつじゃ濡れた感覚がわからないんだよねー」と濡れた感じがちゃんとわかる「●レパンマン」とかいうオムツを買って一回試しに使ってみたら、濡れた感じはちゃんと分かっている事が判明。 普通の紙オムツでもオシッコが出ると「んちっ」と教えるようになった。 大でも小でも「んちっ」だけど、まぁトイレに連れて行く事に変わりはないのでその辺はまだいいかな、と。 でも「出た感覚」が分かるだけで「出る感覚」はまだ分からない。 当然、教えてくれた時はもう出た後で。 おまけにまだオシッコの間隔が30分も開いていない。 ちょっと濡れただけで鬼のように泣いて「んちっ!んちっ!!」と訴えるのでオムツも私の忍耐もあっという間に限界。 仕方ないのでトレーニングパンツを履かせていたが、これも間隔が開いていないのであっというまに濡れたパンツが一枚たまり二枚たまり、お約束の畳にやってくれて、これまた限界。
「トイレトレはオシッコの間隔が二時間は開くようになってから始めましょう」という基本を思い知っただけでした。 これが大前提ですね。 そうでないと親も子も持ちません。
と、いうわけで、トイレトレは朝とお出かけ前を確実にやるだけで、後はまだ適当にやってます。 夏頃には二才二ヶ月になるし、その頃間隔が開いてきたら本格的にやろうかなぁと。 でも寒くなると逆戻りしちゃう事もあるらしいしどうなるかな。 アイは梅雨時に外れてその後戻る事は無かったけど。
点滴打ってやっと動けるようになった翌日。 アユムの幼稚園の親子教室だ。 どうせ家にいても寝かせてもらえないのだし、と這うように幼稚園へ。
幼稚園には壁にひらがなで大きく園名が書いた看板がある。 アユムが指差して「ぅん!」と叫ぶ。 「ぅえ!」「っちぃ!」 いっちょまえに読んでいるつもりらしい。 しかもそれらしく聞こえるのがまた笑える。 一緒に歩いてたKちゃんママが「え?!アユムちゃん、ひらがな読めるの?!」と驚く。 いや、読んでるつもりだけだと。 「でもいま�爐┃瓩辰童世辰燭茵�!」 えー?(←おい)
教えたわけでもないし…でもアイのあいうえのの本とか、押すと声がでるひらがなのおもちゃは好きで、勝手に引っ張り出して遊んではいるなぁ。 知らないうちに覚えたのか?
試しに「これなぁに?」と指差す。 「に!」…無いって。 「これは?」「ぅぬ!」 なんやねんそれ。 結局、宇宙語特有の「聞き手の受け止め方次第というレベルの発音」という事で。
まぁ、モノには順序ってものがあるんだし、文字を覚えるのは宇宙語を卒業してからにしてくれ。 いまだ「ミッ●ィー」と「うんち」の発音の区別がつかないし。 それともいつまでたっても宇宙語のヒアリングが出来ない母に業を煮やし、ひらがなを覚えてそれを指差し教えた方が早いと思ったとでも? だとしたらふざけるなーとちゃぶだいひっくり返しますよ母は。 つーかね、文字覚えてもらうより、言葉を明確に発音できるようになってくれた方が助かるし、トイレ教えてもらえる方が断然嬉しいわけだし。 人間としてそっちを先に覚えるべきだと思うよ。
って思うのなら、もっと語りかけだのトイレトレだのを親が熱心にしろって事ですね。ハイ。すみません。
ここ数ヶ月、子供達とローテーション組んで寝込んでます。(←いい加減止めたい…) 今年に入って何度目かしら…また点滴打ってきました(遠い目) 扁桃腺が大きいらしくてすぐ腫れて熱が出るんで、 そのたびに動けなくなって寝込みます。
それでもアユムは情け容赦なく「あそべー」だの「おなかすいたー」だの訴えてきます。 部屋は物凄い有様。 とりあえず動けないのでビデオを片っ端からつけて延々ビデオ漬けしておきました。
今、アユムが何か誤飲して窒息死しても私は発見できないだろうな…と熱にうなされつつ思いましたが、その時はその時で仕方ない、と思ってしまったあたり、母親として失格なんだろうな、と。 でもこっちも動けないんだもの。どうしようもないし。
夫は「病院に行けば?」と気軽に言うけどアユムをつれては無理。 「どうしてアユムを連れて行くのが無理なの?」と本気で聞き返して来たときはもうこの男のバカさ加減にキレる気力も湧きませんでした。 結局、夫が午後から早退してくれたので、その後アユムを見て貰って病院へ行ったわけですが、検尿したり採血したり点滴打ったりしてる間、「この間をアユムとどう過ごせと言いたかったんだろうあの男は」と心底謎でした。 歯医者に行くのと違うんだって事、想像つかないんでしょうか… そこまでバカとは…もうどう相手すればいいのかもわかりません。
こんな時、共働き夫婦とかはどうしてるんだろう…と本当に謎。
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倉橋由美子さん死去。 心臓が弱かったのか。知らなかった。 星の王子様は出版されるのかな。 今夜は子供達に「ぼくをさがしに」を読んであげて、一人「大人のための残酷童話」を読もう。 ご冥福をお祈りします。
集合住宅内の敷地で住民である幼稚園児達が遊んでいた。 一人がカタツムリを見つけ歓声をあげる。 殻に縮こまったそれを出そうと水をかけたりあれやこれやと小さい頭と体をフル回転させて試みている。 そこへ一人のお姉ちゃんがやってくる。 たしか五年生。 子供達の輪の中のかたつむりを、すらりと伸びた指でつまむと、無造作に壁に投げつけた。
「あ」と小さな声をあげる幼稚園児達。 無表情のお姉ちゃん。
子供ってこうだよな。 ここから、大人が、命の尊さであるとか、自愛だの慈悲だの、色んな感情を教えていかなきゃいけないわけなんだよな。 そうでないと、このまま、成人してしまうんだ。 この、子供の心のまま、命の重さもわからないまま。
つぶれたかたつむりを囲んでどう反応すればいいのかとまどう幼稚園児。 まず、「かわいそう」と教えて「お墓を作ってあげようか」と提案し、「土に還って栄養になって、命が廻っていくんだよ」と教え でもこの小学生にはどう教えればいいのか。 そもそも、よその子に教えるなんて大きなお世話だろうし、というか、そんな偉い人間なのかお前は、と自問してしまうし。
子供は天使なんかじゃないよ。 ほおっておくと、そのままの純真な心のままで育つと とんでもない事になると思うよ。 笑いながらだんごむしを踏み潰す心のまま育つとね。
夫は今月一杯で会社を辞めるわけだけど、単身赴任中に二つに分けておいた保険証をひとつにしなきゃいけないので会社に返さなきゃいけない。 新しい保険証が来るまで約二週間かかるそうだ。 でも新しい保険証が来た頃はもう会社辞める頃じゃん。 また切り替えするわけですか。大変ですこと。
なんて、いう時期になって、アイとアユムが交互に体調不良を訴える。 アイの発熱が治まり、無事登校した夜にアユムが38度の熱。 明日は病院かなーと思っていたら、午後には平熱になったのでいかずじまい。 かと思ったら、今日は夜中からアイが胃痛で眠れなかった。 小学生が胃痛って。 アユムも私もどうもないので食あたりじゃないし。 脂汗流して痛がるのでとりあえず対象官報胃腸薬(あえて誤字のまま)を飲ませてみるが効き目なし。 温めた牛乳でちょっと落ち着いたようだけど。 まだ寝ているので起きてから様子をみて病院へ行くか登校させるか決める予定。
そんなこんなで、保険証を手放せないでいる。
なんだろうなー入梅前の不安定な気候だからかなー まさか私の精神状態が子供に反映されているとかじゃないよね。 だとしたらもうどうすればいいのやら。 布団被って寝込みたいのはこっちだよ。
ちなみに夫。 すっかり閑職に追いやられ、たまに「仕事がなかったから」と早く帰るようになりました。 でも夜中に出て行きます。 同じくストレスで体調崩して退職した欝のオトモダチのところへ足しげく通っているようです。 そのうち二人で事業をやるとか言い出すんじゃないのかな。 でも引きこもりのあんた達は仕事取って来たり営業活動が出来ないから無理だと思うよ。 あぁでもあんた達が住んでいるネットの世界だと通用するのかもね。 でもオトモダチは独身だから何でもできるけど、あんたは家庭を作ってるわけだからね。 子供が欲しいと言ったのもあんたなんだから。 そのへんちゃんと考えてよね。
本人に言っても「分かっているよ」と根拠の無い自信たっぷりの嘘で流されるのでむかつくばかり。
結納を済ませたのに、乳癌がわかり、結局破談になった従姉妹。 母がその話をする。 なんでも、本人は結納前からなんとなく自覚症状(?)があり、こっそり病院へ行っていたそうだ。 それを誰にも話さないまま、結納を交わし、しかし美容師が着付けのときに触った胸の感触で気付いて皆に知れたわけで。
母は叔母を責めたそうだ。 なんで親のあんたが気付いてやれなかったんだ、あんたが気付いていれば、先方にも大金をドブに捨てるような事させなくて済んだのに、迷惑をかけて申し訳ないじゃないか、
母の考えは正しいかもしれない。 確かに、従姉妹は、結納前にそれをせめて彼に打ち明け相談するべきだったと思う。 できれば気付かれないまま結婚して…と考えたのかもしれないけれど、それは周囲に迷惑をかける事が分かっているのであまりにも無責任すぎる発想だ。
けれど、それを今の叔母に母が言って責めるのはどう考えても間違いだ。
我が子が乳癌。やっと嫁ぎ先も決まって、結納も交わし、挙式の日取りも決まって、楽しくも忙しい準備の日々が来るはずだったのに。 それらの目の前に広がっていた道がいきなり閉ざされた悲しみ。 その悲しみに暮れる叔母に、母の言葉は今かけるべきソレではなかったと思う。 同じ血を分けた姉妹の、同じ母親としての悲しみを、分かって上げられない母が人間として信じられない。
この人は、その従姉妹を私に置き換えて考えた時、叔母からそう責められたらどう思うんだろう?
やっぱり私は自分の母ではあるけれど、この人が嫌いだ。 この人の、こんな無神経な思いやりのない自分しか見えない考え方が大嫌いだ。
こんな親に育てられた自分が大嫌いだ。
金曜日に学校で熱を出して早退したアイ。 39度の熱は翌土曜日には38.3度に。
うーん、やっぱり明日の運動会は無理かぁ…と思いつつも、それなりになんとなくお弁当の用意だけはして向かえた日曜日の運動会当日。
熱を測ると37.7度。 あー朝からこれだとやっぱりむりよねぇ…。 しかしアイはテンション下げつつも「行きたいー…」とつぶやく。 土曜日から見物に来ている母は「いいじゃん行かせれば!」と無責任な発言。 はいはい。もうどうにでもなれだ。熱があがったら早退させりゃいいわけだしね!とやぶれかぶれで送り出す。 当然、お弁当は間に合うはずもなく、とりあえず開会式と最初の競技を見て一人家に帰り、せっせと弁当作り。 あぁ小学校が近くで良かった。 幼稚園は徒歩で行けないところだったから、途中で家に帰って用事を済ませてまた行く…なんて、出来なかったものね。
バタバタしながらもいつアイが倒れるかハラハラしていたが、アイは時間と共にどんどん調子が上がっていって、運動会が終わって家に戻るとすっかり熱も下がっていた。 おいおい… やっぱり興奮しすぎだったのね。こういう子なんだな。
初めての小学校の運動会はとてもとても楽しかったらしい。 徒競走では三位になったのが残念だったそうだが、ビリじゃなかっただけ母は驚いた。(←親としてそれはどうかと) ダンスではお尻をかわいく振る振り付けが恥ずかしくて嫌いだったそうだ。 幼稚園の時はそんな事言ってなかったけどなー。 小学生になると色んな感情が芽生えてくるものなんだなぁ。
まぁ、色々大変ではあったけれど、幼稚園の頃よりずっと楽な運動会でした。 トイレも自分で行ってくるし、送り迎えもしなくていいし。 子供って毎年変わっていくのね。 来年は熱を出さなきゃいいけどなぁ。
今週末は小学校の運動会。 どこもそうなのか、学校では学年縦割りでブロックを作り、一年から六年まで団結してブロック対抗で競技する。 応援合戦なんか六年生に習って三三七拍子したりして、アイ達一年生にはそれはそれは新鮮らしい。 流行の歌の替え歌を応援歌にして歌ったり、踊ったり、楽しくて仕方ない様子。 朝、一緒に行く六年生のお兄ちゃんが笛を吹いててそれがかっこいいだの、遠足の時に手を繋いでいってくれた六年生のおねえちゃんが一緒のブロックだ、など、連日練習の様子を話してくれる。 先日は「今日はかけっこで二番だったんだよ?!」と息を弾ませて報告してきた。 幼稚園年少の時はビリ。年中で五番目、年中でも似たような順位だったので、本人は大喜び。 (タイム別で走らせてくれてるのかな?) 本番では一番を目指さんばかりに張り切っている。
朝から母より電話。 切符を買ったから、明日夕方頃そちらに着くよ、と、登校前のアイと話す。 アイはうん、うん、となにやら嬉しそうに電話口でうなづいている。 さぁ、今日の授業は午前中だけだ。 給食を食べたら帰って来て、明日ゆっくり休んで日曜日の運動会に備えよう。 あぁどうしよう運動会が楽しみでドキドキする。
そう言って登校していったアイ。 二時間後に学校から電話。「熱が38.9度ありますのでお迎えに来てください」 え?いきなりそんな熱?
保健室に寝ているアイを迎えに行き、帰りに病院へ。 熱は39.2度。「まだインフルエンザが流行っているのでその可能性も」 え、確か予防接種受けてたけど。 インフルエンザだとしても、今日は検査できないので今日熱の様子をみて、下がらなければ検査に来てくれとの事。 下がれば薬が聞いたって事で、普通の風邪だろう、と。 いずれにせよ、今夜の様子しだい。
「あの、日曜日運動会なんですけど」 「明日も38度超えるようなら難しいでしょうねぇ」 そうだろうねぇ。
今年は連休あたりに熱を出さなかったから、小学生になって体も強くなったのね…と安心してたら。
まぁ、アイってこんなヤツよね。 性格のせいか、星回りか分からないけど。 イベント前に熱出すタイプ。って私もだったけど。 運動会前日38度熱出して、翌日の運動会の時は下がったから出た記憶があるなぁ。 さて、明日はどうなるやら。 下がると良いねぇ。
暁
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