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■ わかない。
自傷する気さえ、起こらない。 左腕の傷が、治ってきてしまった。 けど、別にどうでもいい。 またつければいい話。 けど、そんな気が起こらない。
布団に入って、瞳を閉じる。 意思に反して、巡る思い。 身体が痙攣を起こす、声が漏れる。
冷静に見つめる私と。 それに怯え続ける私。
どちらも"私"なんだろう。
冷めた瞳。 光を宿せない。 闇も宿せない。
霞のような存在。 このまま、消えてしまえば。 誰の記憶にも、とどまることなく。 最初から、"いなかった"ことに。
"死ねないなら、私が殺してあげますよ。"
それはいったい、誰の声?
2001年12月03日(月)
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