インコの巣の観察日記
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先日、私が何も言わなくてもウチの母親は1人で勝手にビストロスマップを見ていた(笑)
私もそうなのですが、当然母親は普段からこの番組を見ているわけではないので、
「お母さん、ベッカムが出ることちゃんと知ってたんや。」と言うと、「だってグティくん出るんやもん。」と言った。
まぁ、当然か。ウチの母親がBeckham目当てで見るわけないもんな。だってあれだけ毛嫌いしてるんだもん(爆)
私も途中から付き合って見ていたのですが...Gutiも大人になったなぁ...(爆)
相変わらず、子供っぽさは抜けてないけれど、それでも昔に比べると...ね!?(笑)
彼に初めて会ったのは、もう何年前になるんだ??雨が降ったり止んだり…初夏のMadridで会ったんだと思う。
彼に目が行ったその理由は、もちろん!!全身から「Redondo 大好き!!」ってオーラが出ていたから。
Redondoファンの私の目がいなかないはずがない(爆)
Gutiと言えば、その瞳が印象的です。時と場所によって物凄く変化する色素の薄い、あの瞳が私は好きです。
太陽の光の下で見たGutiの瞳はとても蒼かった。それが、間接照明のような柔らかい人工の光の下だと、
グレーっぽくなったり、あるいはブラウンっぽくなってどこかオリーブ色みたいに見えたり...。
その瞳のせいなのかなぁ...ビストロスマップでGutiを見た後に、Manchester Unitedのユニを着てポーズ決める
GabiHeinzeを見たら「HeinzeってGutiに似てるよね」って某掲示板に以前あった書き込みを思い出しました(笑)
思わず母に「相変わらずキレイな二重でタレてるよね、Gutiの瞳って(笑)」と言ったのですが、
実はコレってGabiにも当てはまる誉め言葉なんですよ。しかも、Gabiの瞳の色もコロコロと表情をかえる。
太陽の光の下で見た時と、室内の照明の下で見た時と、まるで印象が違ったから。
Gabiの瞳って...どこか、お月様みたいだって思った。
あれは02/03シーズンの終盤、対Monaco戦に向けての2人のインタビューだったかな??
そうそう、2003年の5月4日の記事だ!! その中で2人のことをこう表現していた。
一方なくして、もう一方は存在しない。白と黒、あるいは陰と陽のように…
要するに、これら2つのものは分かつことが出来ないものなのである。
“Yin y el Yang” 陰と陽...言いえて妙だと思った。2人のことを非常によく表してると思った。
この場合、私の印象としてはYin 陰はGabiでYang 陽がPochettinoです。
そう...Gabiはお月様でPochettinoは太陽なのです。もともと、Pochettinoが
ロサリオの豊かな大地を彷彿とさせる大らかな人ですから...どこか、温かい陽の光のような人だと思っていたから。
対してGabiはお月様。なぜか、ずっとそう思ってきた。きっと瞳の色がPochettinoがブラウンで
Gabiがグレーブルーだから...彼の瞳を見たとき、その輝きが月の光のように感じられたんだと思います。
真っ直ぐに相手を照らす月明かりのような輝きだった。強くて澄んだ綺麗な瞳だと思った。
GutiはGabiよりももっと青い目をしていて...彼の場合はお月様ではなく、
どちらかと言えば、水面を思わせる光だったように思う。
風が吹くと水面がさざめいて...その時々に表情を変えるのに似てると思った。
二十代前半のころは、ムシの居所が悪い時が多かったのか(笑)めちゃめちゃキツイ目線を投げ返してきたことが何度もあったけれど、
(友達は「Gutiのヤツ、めっちゃムカツク〜!!」と負けじと睨み返しておりましたが...爆)
それも最近では影を潜めたかな??いい具合に落ち着いたと思います、ハイ(笑)
でもね、何よりも私が嬉しいのは、誰もが皆GutiをGutiと見ていること。
つまり、彼の個性だとか人格を認めてるってこと。もう...Redondoの影に怯えなくてもすんでる(苦笑)
昔はね...プレーにしても、そのスタイルにしても、いつもRedondoを追いかけていた。
別にそれは悪いこととは思わなかったけれど、私は「いついなったら、キミは“僕はGuti。
僕を見て!!”とアピールしてくれるの??」と思っていた。
Gutiが自分自身の個性で勝負してくれる日を待っていた。で、彼は期待に応えてくれた。
それが嬉しくってたまらない。彼にはRedondoにはない得点能力がある。そう、RedondoはFWなんて出来ないもん(笑)
Gutiは自分にしかない個性、自分にしかない武器をちゃんと手にした。それが私は嬉しい。
Gabiに対しても同じようなことを思う。ずっとPochettinoに憧れていたとしても、
その背中を追いかけていたとしても、GabiはちゃんとGabi Heinzeって個性で勝負して、
そしてアルゼンチン代表のポジションを手につかんだ。素晴らしいことだと思う。
Mauricioさんは、Lateralは出来ないもん(笑)それに、彼がFK蹴ることってないもん(笑)
誰かに追い越されていくこと、それは寂しいことだけれど、でもとても嬉しいことでもあるのだと、
GabiとGutiの2人はいつも私に教えてくれるのです。そしていつか...彼らを追い抜いていく選手が現れる。
そうやって、Real Madridの歴史は、アルゼンチン代表の歴史は、築かれていくのでしょうね。
さて、Espanyolネタを今日も1つ。
今日、インコちゃんたちの練習場にメダリストがやって来ました!!
先日行われたアテネ五輪のヨット470級で銀メダルを獲得した
MonicaとSandraのAzon姉妹、彼女たちは実は熱狂的Espanyolファンだとか。
で、メダル獲得の報告と激励のためにSant Adria de Besosを訪問したそうです。
そう言えば、スペインって伝統的にヨット競技強いですよね。バルセロナ五輪では皇太子が参加してなかったけ??(笑)
海に面したCatalunyaは何人ものオリンピック選手を輩出しているんですね。
このAzon姉妹の家系はfutbolに縁のある家系だそうです。
彼女たち曰く「私たちは生まれた時から骨の髄までEspanyolisaよ!!」とのこと。
子供の頃から、Espanyolのユニや青と白の服を着て写っている写真が一杯あるとか。
しかも、祖父のRamon Azónは元futbolの審判。それも国際審判で1950年のワールドカップブラジル大会で笛吹いてるそうですよ!!
彼女たちも昨シーズンの二の舞はゴメンってことで、選手たちを強く激励してくれたので、
今年のインコちゃんは...大丈夫だよね!?(笑)
風、きつかったのね。髪がとっちらかってる(笑)
こうやって見ると、やっぱりCavenaghiに似てると思いません??
そう思うのは私だけなんでしょうか??(笑)
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