インコの巣の観察日記
indice de diarioanteriorseguir


2004年08月22日(日) まきしみりあ〜の ろどりげす

先ず最初に…皆様へのお礼から。沢山の弔電メール、本当に有り難うございました。

それから、私に代わってのMAXIへの声援、有り難うございました。

すごく、すごく嬉しかったです。自分は一人じゃないってこと、

そして沢山の仲間を授けてくれたfutbolの素晴らしさを、改めて感じることが出来ました。




次は更新のお知らせ。

何となく…今が書くべき時なんじゃないかなぁ…と、そんな風に感じられたので、昨夜、一気に書き上げUPしました。

【Dedicó su primer gol a su padre difunto...】はGabriel Heinzeの項に載せてありますので、

大したこと書けていないけれど、それでも精一杯Gabiへの愛情込めて書きましたので、

興味のある方は、一度のぞいてやってくださいませ。お願いします。




そのGabiですが、どうやらコスタリカ戦でケガをしてしまったようです(涙)

やはり、ちゃんとした中継ではなく、ハイライトだと言うことで…やっぱり見逃しました!!(苦笑)

11:45分からだったのに、そんなことすっかり頭から抜け落ちて、朝ごはん兼昼ごはん食べてました(爆)

どうも、ダメなんですよね。Ligue1のハイライトもしょっちゅう見逃していたし…

どうやら、ハイライトやダイジェスト番組って、私にとって鬼門のようです(笑)



色々と、アルゼンチンのサイトを駆け回って、この件に関する記事を探したのですが、

Livetickerで8分HeinzeがArrietaに飛ばされ、非常に酷い落ち方(倒れ方)をした

17分 Clemente Rodriguez IN、怪我したHeinzeがOUT

これしか見つけることが出来ませんでした。もしかしたら、今後の更新で詳細が分かるかもしれませんが、

取り敢えず今のところ、大騒ぎになってはいないので、とんでもない重傷と言うわけではないのでしょう。



Gabiiiii、大丈夫かぁ〜〜〜??あんまりムリするんじゃないぞぉ。

と言っても、キミのことだからピッチに立ちたがるんだろうけれど。




アルゼンチンの次の対戦相手はイタリアと決まりました。イタリアの堅い守備相手にも、

きっとMauroや“El Apache”Tevezや、Chelito Delgadoたちはゴールを決めてくれるはず。

だから…心配していない。きっと勝ってくれる!! そして…今度こそ金メダルだよね。


Gabiは言った。「もう、これ以上タイトルを逃したくないんだ」と。

相当に、あのブラジルとの決勝戦のことが、心に影を落としているようです。

それはGabiに限ったことじゃなくて、KilyやD’AlessandroやLuchoやMascheや

JaviやFigueたちも同じです。今度こそ、今度こそ、Podioで飛び跳ねる姿が見たい。

Peruでのこの写真は…相当に辛かったですよ。Gabiの視線が何を捉えているのか…

その視線の先にあるもの、彼は今度こそ自分の手に掴みたいと願っている。






私は、アルゼンチン代表の試合を見るたびに、彼らのことが好きになっていきます。

個人の技術だとか、戦術理解度とか、そう言った能力の高さ、チームとしてのサッカーの質、

そのレベルの高さに魅了されると同時に、いつもいつも、彼らのその真摯な気持ちに心打たれます。



先日のEcopaでの試合…日本代表にとってもアルゼンチン代表にとっても、

「どうして、今この時期に、この相手と試合??」と、その試合の意義が疑問視されていましたよね。

確かに、お互いコンディションが揃わず、試合を行うには困難な状況だったと思います。

しかし…日本代表にしてみれば、アルゼンチン代表と試合を組めると言うそのチャンスは

やっぱり活かさなくてはいけないのであって…ムリにでも日程調整して、マッチメイクして良かったと思います。

だって、これほどの相手と試合が出来るなんて、滅多にないことなんですよ??

我々日本のfutbolファンはそして日本代表ファンは、どれだけ恵まれているかを理解しなきゃ(笑)




確かに、先日はAwayでチェコ代表だとかイングランド代表のような強豪チームと対戦したし、

今年の冬にはドイツ代表の来日が決まっていますよね??でも、でも、彼らとの対戦とは、違う。もう、根本的に違うんですよ。

何が違うかと言えば、それはね、アルゼンチン代表ほどそのCamisetaに誇りを感じてるチームはないってことなんです。



どこの国でも代表に選ばれると言うことは非常な名誉でしょう。

でも、アルゼンチンの選手ほど代表チームに敬意を払う人たちはいない。

このユニフォームを身に纏って闘う以上、絶対に恥ずべきプレーはしてはならないと言う意識の強さは、

プレーの真摯さに表れている。代表に選ばれし者たちが得る栄誉とそして、課せられる責務の大きさ、

それを彼らほど理解している人たちはいない。えぇ、彼らはそれこそ命がけでその義務を果たそうとするのです。




だから、その意義を疑問視されるような試合であっても、それが代表のCamisetaを着て闘う試合である以上、

死に物狂いで向かってくるんですよ。そうして、日本代表はそんな彼ら相手に試合を出来るんですよ。

これ以上は望むべくもないほどに、素晴らしい対戦相手だと思いませんか??



インド戦の前にどうしてアルゼンチンが相手??だとか、アジアカップの後の試合でどうしてアルゼンチン戦??なんて言ってた人も多かったけれど、

私は…「マッチメイクがなされてしまった以上、そんなことは言っても意味がない。

死に物狂いで向かってくるアルゼンチン代表相手に、こちらも全身全霊傾けて受けて立とうじゃないの!!」と、

そう言う気持ちこの試合を迎えようとしていました。そして、両チームの戦いぶりを、

この目でしっかりと見届けようと思っていたのですが…。






さっき、録画してあった日本−アルゼンチン、一応最後まで見ました。全体を流して見ていたので、

細部については後日改めてチェックしようと思っていますが、取り敢えず1回見ての感想を少し(笑)



お目当てのMaxi Rodriguezは後半15分に交代。30分間のプレーでしたね。

でも、彼のプレーを見ながら「あぁ、Ecopaのスタンドで見たかったよぉ〜」と痛烈に思いました。

だって、Maxiのプレーは俯瞰で見たほうが絶対に面白いでしょ??。だからなんです。

TVのカメラワークだと、彼の動き全てを追えるわけじゃない。これはEspanyolの中継を見ていても感じたことなんだけれど...。

Mauriの場合は、“局地戦”を楽しむことは十分出来ます。それは彼がCBだからです。

でも、MaxiはBandaをポジションとする選手だから…ボールの貰い方だとか、動き出しのタイミングだとか、

あるいはマークの外し方だとか、そういったものを、全体の流れの中で見たいと思うんですよね。


Maxiはこの試合、本来の右サイドではなく、左サイドでプレーしていましたよね??

コレってなかなか興味深いなぁ…と思ってみておりました。

先日EspanyolのLotina監督がMunitisやKilyと言った左を専門とする選手を獲得できなかった場合のオプションについて述べる中で、

「左サイドのバックアップは、Maxiが第一候補」と言っていました。練習試合で何度かMaxiを左サイドで使ってみたところ、

右と遜色ないプレーを披露してくれたようで、相当にご満悦だったと、ELMundoの記事で読みました。



Maxiの利き足は右なのですが、あの子はサイドだけではなく、中でもプレー出来るので、

逆にこの右利きと言う点が活きてくる。中へ中へと切れ込んで右足でシュートを打つことが出来る。

これは、日本代表戦でも何度も見せてくれていましたよね。確かにボールを右足でコントロールするから、

そっちのサイドを切られると結構辛いかも知れないけれど、それは周囲の選手が、EspanyolならTamudoや

Daniと言った選手との連携で崩すことも出来るし(彼らはDFを引っ張ることが出来る…)、

Maxi自身1対1を苦にしないと言うか、むしろ楽しんでる風だし…何とでも出来ると思う。




アテネでの試合を見ながら、いつも私は感じていた。「Mauro(Rosales)くん、キミのことも大好きだから、辛いんだよねぇ...。

同じNOBの同期で代表のポジション争わなきゃいけないんだよね。ホント、ここは激戦区だよねぇ。」


Mauro RosalesもMaxiも生粋のFWではなく、どちらも、Anterior derechoだとか、Banda derechaと呼ばれるポジションの選手。

より攻撃的なMauroとMaxiの他に、彼らより守備が計算出来る選手として、Scaloniとそして鉄人Zanettiがいる。

さらには、Chelito Delgadoも右サイドでプレー出来るし、本当にこのポジションは競争が激しいです。

だから、もしMaxiが左サイドでも高いレベルでプレー出来るようになれば、それはポジション取りにおいて有利に働くようになる。

監督の側からすると、選手起用のオプションが広がりますからね。まぁ、左サイドもKilyにPlacenteにSorinと人材豊富ですけれど(笑)



Maxiがピッチに入って以降、他の選手の交代もあって、連携と言う点ではかなり厳しい戦い方を強いられていましたが、

それでもMaxiはMaxiなりに、自分の良さを発揮しようと一生懸命プレーしてくれたなぁ…と、そう感じました。

多分に贔屓目入ってますけれど(笑)




相変わらず、決定力は低かったけれど…Maxi、この間インタで言ってたよね??

「僕も含めてEspanyolはメンタル的にもっと強くならなきゃダメだよね」って。

これが今シーズンのキミの目標だよね??(笑)確実にチャンスをゴールに結び付けられるように、

これからもっともっと精進していってください。私もその分頑張って応援しますから!!






アルゼンチン代表のファンって女の子は結構いるけれど、相変わらず、Maxi LOVE!!ってお嬢さんは見かけなかった(笑)

でも、意外と男の子には人気なんだなぁ…と、ちょっぴり嬉しくなりました。

私がMaxi Rodriguezが好きだと言ったら、VillarrealのCamiseta着ていた男の人が

「Maxi、良いですよねぇ…」としみじみ言ってくれて、すっごく嬉しかったんですよ!!

「あ、Maxiのプレーを認めてくれてる!!」って(笑)





久しぶりに見たPonzioは(だってWOWOW見られなかったから…つぅか、Zaragozaの放送なかったしぃ〜:怒)…

「あらぁ〜、ちょっと見ない間にすっかり大人の色気出しちゃってぇ!!」ってな感じで惚れ直しました(爆)

髪の毛がだいぶ伸びたから、そう感じたのかもしれませんけれどネ(笑)



その他では、MonacoのVernardiが良い雰囲気を醸し出してるように感じましたね。

Milito兄弟は「やっぱり似てない」と思ったし、Gallettiは相変わらず感じよかったです。

何よりも、やっぱりこの子たちはみんなスッゴク素敵な笑顔を見せる子達だなぁ…と。

これが一番印象的で、そして一番嬉しかったことでした。






そう言えば…いつの間にかQuirogaにしっかりとファンがついていたのでビックリ!!(笑)

考えてみれば、彼とDiego(Placente)は皆勤賞なんですよね。彼ら2人だけじゃないでしょうか??

2002年11月、2003年6月、そして2004年8月と全ての日本代表戦に召集されているのって...。


初来日の時のFacundoくんですが、私の第一印象は「顔メッチャちっさい!!」でした(爆)

まぁ、全体的に華奢で、プレーもまだまだ危なっかしくて、Mauricioさんの後継者としては、

私は甚だ心配だったのですが、昨年長居で見た彼は随分と逞しくなっていました。

プレー振りにも安定感出てきて、代表チームにも慣れて…「うわぁ、Facundoくんってば、

めっちゃ男前になったやん!!」と、密かに喜んでいたんですよ。


友達と「Quirogaって固定ファン付きそうだよね??」と話していたのですが、やっぱり目を付けたお嬢さんいたか…(笑)


イマイチ、彼がどんなキャラなのかは掴みかねてる私なので、今度機会があったら、Quirogaウォッチに励みたいと思います(笑)

せっかく放映権移ったんだし…どうか車屋の試合が沢山見られますように!!(あ、お薬屋さんの試合もネ)




Facundoくんでこうなんだから…熱狂的Gabiファンが現れるのも時間の問題かな??

先日もSERIE族の一人、Lazialeな友人に「私の好みとは全然ちゃうけど、

でもGabiちゃんは男前やと思う。うん、絶対カッコええよ、あの子」と言われたし、

客観的に見て、日本人の女の子が好みそうな瞳の色と髪の色してるしなぁ…

少なくともMauricioさんよりは受け入れられ易いかもしれないな。



Beckhamが抜けたManchester Unitedに女の子のファンがどれだけ魅力を感じるか分からないので、

Manchester Unitedルートでのファン開拓はムリかもしれないけれど、アルゼンチン代表ファンの中に

Gabiファンは着実に増えていってるはず。嬉しいけれど、ちょっぴり寂しいお姉さんなのでした(笑)







最後に、Espanyolの話題を。Copa Catalunyaの決勝はEspanyolとBarcelonaと言うDerbyになりました。

ちなみに、この試合の召集メンバーは以下の通りです。

Lemmens, Kameni, David García, Lopo, Pochettino, Jarque, Soldevilla, Domoraud,

Marc Bertran, Àlex, Morales, Ito, Fredson, Serrano, Jonathan, Velamazán, Maxi,

Corominas, Domi, Dani, De la Peña, Posse y Tamudo.


*Ibarraはケガで戦線離脱中です



ウチに比べて随分と派手な補強をかましたBarcaですが、チームの仕上がり具合はどうなんでしょう??

Pretemporadaの大会とは言え、やっぱりタイトルは取りたいし、何よりもBarcaには負けたくない!!

Maxi、彼は日本から帰ってきたばかりなので、準決勝は欠場しましたが、時差ボケも解消、決勝では昨シーズンのリベンジだぞぉ〜!!




で…左サイドの補強ですが…振り出しに戻ってターゲットはKilyですか??

Kily、是非ともBarcelonaへお越しくださいませ。アナタの到着をMaxiとMauriと、

そしてPosseとIbarraと一緒に、首を長くしてお待ちしております!!(笑)







La Ciudad Condal |MAILHomePage