インコの巣の観察日記
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2004年08月19日(木) |
今度はBarcelonaで会おうね!! |
手元にあるチケットホルダーには、半券が残ったままのチケットが入っています。
残念ながら、Ecopaでの日本 - アルゼンチンは見に行くことが出来ませんでした。
試合前日の夜、祖母が亡くなったんです。こればかりは…どうしようもありませんよね。
通夜式と試合時間が重なっていたので、TVで見ることも出来ませんでした。
だから、スタジアムへ行く友人、TVで観戦すると言っていた友人、沢山の人たちに
「私の分まで、彼らのことを応援してあげて!! (日本代表ファンの方、ゴメンナサイ!!)」と託しました。
すると「大丈夫!!任せてちょうだい!!」と、みんな快く引き受けてくれて…ありがとうございました。
「今日は“プラセンテ LOVE LOVE”のLOVE1つをマキシ君に向けて応援するね!!」
と言った某HierroファンのKZさん、有り難うございました(笑)
Maxiは途中交代ですが、30分ほど出番があったそうですね。
彼のプレー振りはどうだったのでしょう??うん、大丈夫。
Maxiのことだもん。きっと頑張ってくれたことでしょう。
今日、おばあちゃんと最後のお別れをしてきたのですが…先日のGabiのゴールのことを思い出してました。
彼は、お父さんはいつも自分のそばにいて見守っていてくれてると、そう信じているように、
私も好きだった祖母が、この先もずっと私の近くにいてくれるような、そんな気がしています。
実は、私の名前はこの祖母からもらったものなのです。
子供の頃はこの名前が嫌いでした。何故なら…可愛くないと思っていたからです(苦笑)
でも…今は気に入っています。名前にサと言う音があって良かったなと、そう思っています。
サと言う音が、例えば清けしと言う形容詞のように、月の光だとか、澄んだものを連想させるからかな。
自分の名前に何か邪悪なものを追い払う不思議な力が宿っているように感じれられるんです。
確かに、イタリア人にもスペイン人にも発音しにくい名前だし(Wの音がイタリア語にもスペイン語にも存在しないから)、
「ウベ ドブレ!!」と言わないと、WではなくBで綴られてしまって、「それじゃぁ、魚の子だよぉ〜」といつも笑う羽目になるんだけれど、
それでも…やっぱり私はこの名前が好きです。サはVice、つまり誰かを助ける補佐役の意味。ワはもちろんPaz。
そしてコはNiña。私は…平和を護る者を助ける役目を負ってるんですよね(笑)
私は誇りを持って自分の名前の意味を言える。
こんな素敵な名前を授けてくれた、祖母とそして両親に感謝しています。
凄く、凄く楽しみにしていた試合だっただけに、正直とても悔しいです。
でも、アルゼンチン代表は…きっとまた応援出来る。その機会はあると信じている。
自分のAlbicelesteを思う気持ちの強さと、そして運の強さ…これを信じているから。
改めて、私はこの代表チームが好きだと思った。
それこそ20年近くこのチームを見てきたけれど、どんなにメンバーが入れ替わっても、
その時々、最高のチームだと思うし、この先もきっとそうだと信じることが出来る。
今回の代表チームは平均年齢が24歳と若い選手が多かったせいもあるけれど、
何て言うんだろう…とても優しい雰囲気に感じられました。
どこかノリが、体育会サッカー部っぽいと言うか…(笑)
彼らの笑顔を見ていると、こっちまで嬉しくってたまらない!!って気持ちになります。
そしてMaxi。何で、私がこの子のこと好きかと言えば、もちろんNOB出身で、Espanyolでプレーしているから。
Mauricioさんの直系の後輩だから、って言うのが大きいのですが、それ以外にも理由が。
私がMaxiを好きな理由…それは、あの子がね、本当に良い笑い方する子だからなんですよ。
Maxiの笑顔はとってもとっても素敵です。キレイだとか、澄んだとか、そう言う形容詞はつかないけれど、
でも、とても暖かくて人懐っこい笑い方をすると、改めて感じました。私はきっと、彼のその暖かさに引かれたんだろうな…。
試合前日から浜松へ行ってたので、Maxi Rodriguez宛のプレゼントと手紙が無駄になることはなかったのですが…
きっと、それは祖母が与えてくれたチャンスだと思いました。Maxiに逢う直前、
私は友人に「実は、もしかしたら帰らなきゃいけなくなるかもしれない」と話していたんです。
夜中に携帯が鳴る音で目が覚めて、ディスプレーに表示された自宅と言う文字を見た時に、
「あ、帰らなきゃけない」と、理解しました。数日前から、あんまり様態は良くないと両親から聞かされていたので。
あまり良く眠ることも出来ないまま朝を迎え、バタバタと荷造りをして…
持ってきた予備のカードにMaxiへのメッセージを書きました。
こう言う理由で試合には行けなくなってしまったけれど、キミのこと応援してるよ!!今度は、Barcelonaで会おうね!!と...。
手元に辞書がなかったので、接続法の活用思い出すのが大変だったのですが…(笑)イタリア語もそうだけれど、接続法ってキライ!!
朝ごはん食べてる知り合いにお別れの挨拶をしに行き、「もしチャンスがあったらで良いから」と手紙を託して、帰ってきました。
新幹線が米原駅を越えて、あと少しで京都に到着と言うところで、連絡がありました。
知り合いの某選手にさっき逢った時に、Maxiへ渡してくれるように頼んだよ、と。
その選手は「うん分かった。ちゃんと預かったから」と大事にその手紙を持って行ってくれた、と。
Maxi、ごめんね。応援してあげられなくて...。でも、どこにいても私はいつもキミのこと応援しているから。
今度は、Montjuicで応援するからね。だから、楽しみ待っててよぉ〜!!(笑)
最後に…いろいろと力になってくれたPさんそしてOscar、有り難う!!
追伸:カマーチョ黒田さんが仰る通り、MaxiとNOBで同期のPonzio、やっぱり彼は鈴木沙理奈似でした(爆)
でも、実は…密かに私の好みか??なんて思ったりしてるんですけれど…(笑)
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