インコの巣の観察日記
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2004年06月10日(木) ケチャップ

最近、また睡眠が浅い日々が続いてる。時間にすると6時間以上は寝ているはずなのに、

どうにも体がダルくて仕方ない。毎朝ちゃんと目が覚めているのに(頭はクリア)、

体が起き上がらないんですよね...毎年のこととは言え6月は鬼門だ。気圧が下がると親不知は疼くし頭痛はするし、もう最悪(苦笑)



躁鬱になるから、Mercadoを追いかけるのはヤメてるんですが、

それでも気になるから見出しだけは拾いに行ってしまう(苦笑)


う〜ん、Luisはどうするんだろう??「今日決まる」っていつも言われて、

でも次の日の見出しには「サインには至らず」って、何度この繰り返し??(苦笑)


インコちゃんも困るだろうに、監督が決まらないと。

Luis自身はイヤじゃないと思うんですよね、このチームを率いることは。

彼はBarcelonaの町で新たにPisoを探してるって先日何かの記事で見かけたし、

それって、Parisから家族を呼び寄せる準備ってことでしょ??


もし、Luis Fernandezの続投が叶わなかった場合、新たな監督探しとなるわけですが、

候補としてはCeltaをクビになったLotinaにAlavesでCopa UEFAのSubcampeonを取ったMane、

それから別の仏人監督...Real Sociedadの監督を辞任したRaynald Denoueixなどの名前が挙がっているようです。

まぁ、誰になるにしても昨シーズンのClementeよりは遥かにマシだから...(笑)



監督人事についても気になりますが、それ以上に気になることが。

それは、来シーズンのLigaの選手登録についてです。

確か、外国人枠を段階的に減らすことが数年前に決まって、その最終段階が04/05シーズンのはずだったように記憶しています。

登録3人、同時にプレー出来るのは2人。今シーズンよりもさらに1人ずつ削減されるんじゃなかったかしら??


で、先日気付いたんですが...Maxiってあの子アルゼンチン国籍しか持っていないんですよ!!

てっきり、スペインのComunitarioだったと思ったんだけれど、違ったんですよね。


で、インコにはご存知のようにルーマニア人のClaudiu Raducanuがいますが、彼はNON EUなんですよね。

EUに加盟していなくても、準加盟扱いでスペイン国内で働くことに関して制約を受けない国って言うのがいくつかあって、

確かロシアの選手やトルコの選手は来シーズンからNON EUから外れるんですよね。

Hadjiは残留しても、彼はフランスのComunitarioだし、問題なし。南米と東欧の選手がネックなんですよねぇ...。

このあたりの調整、インコちゃんはどうするんでしょうね??





話は変わって...

今日、久しぶりに元Valladolidの住人から連絡が来ました。

用件は某スペインのチームと某Jリーグのチームの試合のチケが余ってるのでどうですか??と言うお誘いだったのですが。

う〜ん、微妙だな。これでRedondo兄ちゃんやPochettinoやGabiがいれば間髪入れずに「行く!!」と返答したと思いますが、今のところ3人とも来日の予定ないですからね。

日本国内で散財するよりも、「彼らに逢いに行くために貯金しよう!!」と思うもんなぁ(笑)

で、その彼に「元PucelaのGabiが...」と話題を振ったら、こんな返答が。



「あのLa Ketchup君が!(笑)それって、シティ〜?(爆)」



まぁ、あの当時のGabiを知る人なら誰だってManchesterと言ったらUnitedではなく、

CityからのOfertaだって思うでしょうね...Gabiゴメン(苦笑)



それにしても...久しぶりに聞いたな、La Ketchupって単語(笑)GabiがPucelaにいたころ、良くこの名前で呼んでいたっけ。

私は別の友達から教えてもらって彼のことを「ケチャップちゃん」と呼んでいたんですが、

スペイン語の発音に慣れていた彼らは「ケチュッ(プ)」って呼んでいたっけ(笑)



そうです、彼のファミリーネームであるHeinzeから付けられたあだ名、ケチャップ。

(スペインではHeinzが一番メジャーなんですよ。Lazioで有名なDel Monteよりもシェアは高かったように思います。)


いつの試合だったっけなぁ...Gabiがゴール決めた時だったか...

ゴール後のセレブレーションでValladolidの選手たちがピッチ上で折り重なるようになって

喜びを爆発させていた時、Gabiは一番下敷きになっちゃっていたんですよ。

で、彼は苦しかったのか、じたばたもがいていたんですよね。

それを見ていた私と友人は爆笑しながら「あぁ〜〜、ケチャップ出ちゃうぅぅぅぅ!!!」。



本当に可愛かったよなぁ...あの頃のGabi。

あの当時を知っているから、私にとってはいつまで経ってもGabiは弟のまんま。

Paulaちゃんが生まれてパパになっても、アルゼンチン代表のレギュラーとして闘っていても、

赤い悪魔の一員となり、あのチームのDFラインを引っ張っていくことになろうとも、

私にとってはいつまで経っても、ラテン特有の(?)目尻の下がったちょっと困ったような表情をしている可愛いケチャップちゃんなんです。



「アルゼンチン代表にまで登り詰めた彼は、ぷせらの現状をどう見るのだろう…?」


Gabi自身、Valladolidにはあまり良い思い出はないかもしれないけれど、

それでも、かつてValladolidのSocioだった人間にとっては、彼は紛れもなく

愛するPucelaのCamisetaを着て闘ってくれた、大切な選手なんですよね。



彼をLa Ketchupと呼んだValladolidのファン、

そして「行くな」と言ってくれたPSGのファン、

彼らがそうしてくれたのと同じように、どうか新しいチームでも

新しいファンたちが沢山の声援を送ってくれますように...。



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