A Thousand Blessings
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2007年01月04日(木) アファナシエフの「シューベルト/ピアノソナタ第21番」



今年はクラシックを集中的に「おさらい」していくつもり。
昔は5〜6万円持って池袋のHMVに大人買いによく行ったものですが、
今は驚くほど貧乏なので、新たに購入するわけにもいきません。
仕方がないから、とりあえず持っているCDを聴きなおすと。
でも、それってなんか楽しいぞ。

あと、クラシックマニア(現代音楽マニアなんて反吐が出そう。
もちろん現代音楽は好きですが)とは交流をしません。
ああいう連中は嫌いだから(笑)。ジャズマニアが嫌いというのと同じ意味でね。
ついでに言えば、ミスチルマニアも嫌いだし、ビートルズマニアも
大嫌いです。どのマニアからも距離をおき、決して遭遇接触することなく、
自由な耳で好きなように音楽を聴いていきたい、という健全な精神で。
それが出来る人間はそんなに多くないと思うのですが、(僕の周りでも
友人のT氏くらいしか思い浮かばないし)、
僕は一般社会においては決定的な欠陥人間ですが、
こと耳に関して言えば、かなり自由度が高いと自負しています。
世間の評価にほとんど無頓着というか、
その作品がダサいとけなされようが、傑作と誉められようが、一切おかまいなしです。
自分がイイと思えばそれでいいんです。
もちろん、「これは名盤として知られている」などと書くこともありますが、
それは単なる情報であって、名盤だから聴くのではなくて、
僕が聴いて「名盤だ!」と思ったものが、世間でも名盤の評価を得ているというだけの
ことです。そういう例も少なくないないですからね。


日記には「これを聴け」とは書きますが、
聴いた人が感動できなくてもそんなこと、どーでもいいんです。
どんどん無駄金を使え!ってなもんですわ(笑)
他人のことなんて興味ありません。
僕が興味を持てるのは自分の耳と友人のT氏の耳だけ。



ということで、こんなCDを聴いてみましょう。
   ↓



「ヴァレリー・アファナシエフ/シューベルト:ピアノソナタ第19番&第20番&第21番」


常識外れの遅い演奏。つまり超長い演奏時間。
休止符の部分では、いちいち演奏が止まります。
普通に演奏したって、長い曲なのに。
ついていける人だけ、ついていってあげてください。

部屋の明かりを消し、スピーカーから小さな音を流しながら
座禅を組むというのが最高のシチュエーションだと思います。
実際に僕はそうしています。お試しあれ。

アファナシエフというピアニストのCDはほとんど所有していますが
このひと、あんまり信用しちゃいけませんよ(笑)
思いつきでやってる人だから、外れも多いです。

ということで、曲の解説は一切せずにお仕舞い。
今は、1月2日の夜。

今年もよろしく。


響 一朗

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