A Thousand Blessings
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2007年01月02日(火) 編集CD-R 【 CHRISTMAS WISH 】




今日は12月28日。

日記の日付は1月2日。
でもって、編集CDRにはクリスマスソングが。
どれも合ってないぞ・・・・(汗)
タイミングはBAD。でも選曲はベリーグーッド!






編集CD-R  sumitas 2007.1.2




【 CHRISTMAS WISH 】



1 NRBQ/クリスマス・ウィッシュ(1986)

2 ブライアン・ウィルソン/メルト・アウェイ(1987)

3 スリー・ワイズ・メン(XTC)/サンクス・フォー・クリスマス(1983)

4 エレーヌ・グリモー(pf)
  /ラフマニノフ「ピアノソナタ第2番」より“第2楽章”(2005)





5 Niagara Fall of Sound Orchestral
  /銀色のジェット(1984)

6 ラトル(指)ベルリン・フィル/ホルスト「惑星」より“木星”(2006)

7 BUMP OF CHICKEN/スノースマイル(2002)

8 エレーヌ・グリモー(pf)/ラフマニノフ「24の前奏曲集」より“作品32−12”(2001)





9 ナット・キング・コール/クリスマス・ソング(1961)

10 サンソン・フランソワ(pf)/ショパン「夜想曲集」より“第8番”(1966)

11 ポール・マッカートニー/ワンダフル・クリスマス・タイム(1979)

12 エレーヌ・グリモー(pf)サロネン(指)スウェーデン放送響
  /アルヴォ・ペルト「クレド」(2003)





13 大滝詠一/クリスマス音頭〜お正月(1977)

14 『のだめカンタービレ』エンディングテーマ
  /ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」<服部隆之編>(2006)
 






そろそろ結成40周年を迎える名ロックバンド、NRBQの「クリスマス・ウィッシュ」
クリスマスのオリジナルソングでは、メル・トーメ作曲の“クリスマス・ソング”
と並んで大好き!というより、一番好き!
先日も書いたけど、1966年のブライアンへの思いだけで作った曲なんでしょうね。
しかし、世間では誰もこの曲を知らない。悲しすぎる。

で、ブライアンの名曲を。鈴が入っているという理由で(笑)
ちょうど20年前のアルバム「BRIAN WILSON」より。
久々に聴いて、泣きそうになってしまったよ。

XTCがかつて変名でリリースしたクリスマスソング。
さて、元ネタは何曲分かるかな?(笑) 美メロですよねー。

今、一番好きなピアニストかな。エレーヌ・グリモー。
女性です。あるときは繊細に、あるときは驚くほど大胆に。
音の粒立ちの良さは、ポゴレリッチ以来だと個人的には思っています。
何を弾いても素敵ですが、やはりラフマニノフが際立っているなぁ〜!

大滝詠一監修のナイアガラオケによる素晴らしくイージーリスニングな演奏。
アレンジは井上鑑。ライナーノーツにも書いてあるけど、
ほんと、パーシー・フェイス・オーケストラみたいだわ。

やっと「惑星」で満足いける演奏に出会えました。
作品としてはそれほど凝ったものではないので、メロディ重視の演奏や
SF的なこけおどし演奏だとすぐに飽きがきてしまうんですよ。
指揮者の才能次第で、どうにでもなる作品なのに、みんな同じように演奏しちゃう。
ラトルは満点です。ベルリンフィルも凄いぞ。

バンプを聴いていると、20歳の頃に戻ってしまうなぁ。
僕のコートのポケットに入ってきた彼女の小さな手。
そっと触れると冷たくて。映画『いま、会いにいきます』でも
そんな場面がありましたね。あれはいいもんです。

エレーヌ・グリモーのラフマニノフを再び。
とにかく素晴らしい曲&演奏!それにしても、何という美しい音!

大好きな“クリスマス・ソング”をオリジナルのメル・トーメではなく
ナッキンコールヴァージョンで。
メル・トーメほど繊細で神経質な感じにならないのが
ナッキンコールの良さでしょうね。黒人ボーカルの特徴かもしれません。
泣けます。

サンソン・フランソワは何を弾いてもサンソン・フランソワになります(笑)
だから偉大なのです。ショパンの「夜想曲」は「マズルカ」と並んで大好きですが、
夜聴く時は、ピリスのCDで。昼間聴く時は、フランソワのCDで、と決めてます。はい。

で、ポールも何を作曲してもポールになりますね。だから偉大なんです。
鼻歌のようなメロディなのに、こころにずっと残ります。
彼女との待ち合わせ場所に向う時につい口ずさみそうな
ウキウキっぽさが素敵だなぁ。。。

さあ、今回の編集CDRで一番長い曲です。ピアノはみたび、グリモー。
バッハの「平均律第一巻第一番」の前奏曲をモチーフにアルヴォ・ペルトが
作曲したのが「クレド」。
ココ→を参照。

確か昨年(2005年)末の編集CDRにも大滝さんの“クリスマス音頭”を入れた気が。
いわゆる新音頭ものの最高傑作でしょう。これを聴かねば年は明けません。
第九みたいなもんです。大滝さんって、やっぱり、、すごッ!!

最後は、『のだめカンタービレ』のエンディングテーマを。
服部隆之(服部良一の孫。服部克久の息子。)の編曲が巧いですね。
ああ〜、のだめ、終わっちゃったし。つまんねー。


響 一朗

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