A Thousand Blessings
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2006年11月17日(金) |
映画『ただ、君を愛してる』後遺症と編集CD-R 【 恋愛写真 】 |
現在11月4日(土)午後10時。
映画 『ただ、君を愛してる』■の原作本『恋愛寫眞〜もうひとつの物語』■を 今日1日で読んでしまった。
そっかー、やっぱりそうなんだよね。 宮崎あおいが演じる主人公の静流(しずる)と彼女の弟との切ない関係とかを 映画で描いていたら、さらに深みのある作品になっていただろうな。 ただし、それは結構きわどいシーンになる可能性もあるし、 宮崎あおいのプロダクションサイドとしてはOKは出せないんだろうね。 今の宮崎あおいなら、いけると思うんだけど、売れっ子女優としては キスシーンが限界ってことか。 原作そのままでいけば、当然ヌードシーンもあったわけで、 実は、そのヌードというのに非常に重要な意味があると思うのね。 だからといって、もう全然ヌードになれまーーす!的な女優が演じても 台無しだしね(笑)やはり、成長していく主人公を演じる宮崎あおいしか なりえないと。ふむふむ。勝手に納得。 やっぱり多くの映画作品がそうであるように、 これも原作のイマジネーションを超えることはできなかった。 それは残念。 でも、主人公・静流役に宮崎あおいを選んだのは、もう超がつくほどの 大快挙だと思う。 驚くほど、原作の静流とイメージがピッタリ!すごいことだ。 誠人(まこと)は玉木宏がちょっと二枚目すぎて、原作に書いてある あまりもてない男というイメージとは違ってた。 誰が適役かな? 山田孝之?いいかもね。いっぱい泣いてくれそうだし(笑)
あと、静流の抜ける歯は、原作通り前歯にしてくれれば キスの内容もグッとリアルになるんだけど、まあ、映像では描けないしな・・・ ちなみに映画で抜けるのは奥歯。
それから、クライマックスシーンは映画でもかなり泣いてしまったけど、 原作本では、その10倍泣ける。
なんか、おれ、もう純愛ものの、虜だなぁ・・・・・。ヤバイっす。。
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編集CD-R sumita’s selection
【 恋愛写真 】
1 映画 『ただ、君を愛してる』より/「誠人へ」 語り・宮崎あおい(2006)
宮崎あおいの「声」のサンプルとして。気に入った方は、ぜひ、 ミュージカルDVD『星の王子さま』の声も体験して欲しい。
2 サディスティック・ミカ・バンド/タイムマシンにおねがい (1974)
木村カエラじゃ駄目な理由がわかるでしょ?冒頭の「さぁー♪」で すぐに納得するはず。
3 大塚愛/恋愛写真 (2006)
優れた楽曲ではない。「ただ、君を愛してる♪」の部分にだけ 魔法が起こる。
4 マレイ・ペライア(pf)/バッハ:イギリス組曲第1番〜アルマンド(1998)
グールドとペライアを行ったり来たりが、僕のバッハな日々。 すこし、センチメンタルにいきたいときは、ペライアで。
5 映画 『ただ、君を愛してる』より/「眼鏡はずすの?」宮崎あおい&玉木宏(2006)
玉木宏が鼻声で、慢性鼻炎を患っている設定の宮崎あおいが明瞭な声。 それにしても、宮崎あおいの声は、飛び魚のように活き活きとはねる。
6 尾崎亜美/初恋の通り雨 (1977)
ユーミンの影響をまともに受けていた時代の尾崎亜美。(旦那はサディスティック・ ミカ・バンドの天才・小原礼)松任谷正隆のアレンジは、果てしなくユーミン的。
7 REBECCA/ボトムライン (1985)
つまり、NOKKO以降、この声にめぐり合えない。エロカワイイとは こういうのを指すのではないかな?
8 グレン・グールド(pf)/スクリャービン:2つの小品より「欲望」(1972)
グールドのスクリャービンやプロコフィエフを聴いてしまうと、 他のピアニストの名演奏と言われるものが全て輝きを失ってしまう。
9 デュプレ(vc)バルビローリ(指)/エルガー・チェロ協奏曲第3楽章(1965)
間違いなくエルガーの最高傑作。そして、夭逝した女流天才チェロ奏者 ジャクリーヌ・デュ・プレが残した永遠に語り伝えられる音楽遺産。
10 グレン・グールド(pf)/スクリャービン:2つの小品より「舞い踊る愛撫」(1972)
11 中島みゆき/ファイト! (1994)
井上尭之のアレンジが気に入らない。それ以外は完璧。 拓郎を意識して作った曲ではないだろうか?
12 グレン・グールド(pf)/ブラームス:間奏曲変ホ長調作品117−1
最初は、グールドらしくない甘くロマンチックな演奏に拒否反応を起こしたが、 いくつか恋愛をしていくうちに、どんどん自分の中に入ってきた。
13 Salyu/再生 (2005)
K馬くんお薦めの名曲。ウネウネと回り道しながら、徐々にカタルシスへと 導いてくれるSalyu的ナンバーの典型。このドラムスもあらきゆうこかな?
14 ニコラエーワ(pf)/ショスタコーヴィッチ:24の前奏曲とフーガより「第7曲」
最もバッハ的なものを。ニコラエーワの柔らかなピアノは彼女の経験によって 育まれた独特なもの。キース・ジャレット(未聴)はおそらく音色重視に走ると思う。
15 Salyu/双曲線 (2006)
で、僕はこの曲を薦めてしまう。旋律線はウネウネしているが、何よりも 表現が明解。ドラムス(あらきゆうこ)は、僕が真似したくてたまらないパターンを。
16 映画 『ハチミツとクローバー』より/菅野よう子:「うみと魔法とぼくらの日々」(2006)
菅野よう子のオーケストレーションの典型。次の『ただ君』のセリフに すんなりと入っていくのが面白い。
17 映画 『ただ、君を愛してる』より/「ここで寝る」宮崎あおい&玉木宏(2006)
バ〜カ〜!バカ!バカ!バカ!バカ!バ〜カ〜・・・・ 静流(宮崎あおい)は6回拗ねる。溢れんばかりの愛情を表現する絶妙のタイミング。
響 一朗
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