A Thousand Blessings
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2006年11月15日(水) 宮崎あおい主演の『ただ、君を愛してる』観てきました〜!

 



なぜ        めぐり逢うのかを

       私たちは           なにも知らない

    いつ    めぐり逢うのかを

                 私たちは       いつも知らない

でも    ヒーローに    なりたい     枯れ落ちた   木の間に





ただひとり      君にとっての              空が  ひらけ

 つまづいたり        転んだりするようなら     遠く  近く 
  
そっと     手を差し伸べるよ        星が幾つでも見えるよ 
              
                宛もない手紙     書きつづけてる彼女を


       守るように僕は          こっそり祈る




      ああ 雨上がりの遠くの空に< 虹が架かったなら
             戸惑いや不安など 簡単に吹き飛ばせそうなのに
             乾いた風に口笛は 澄み渡っていく
    まるで世界中を優しく包み込むように


   
  長い夜を     つらぬき回ってく        サークル

          君や僕を   つないでいる           緩やかな


                         止まらない法則


 
      くり返す     あやまちを照らす       灯をかざせ


君にも   僕にも             すべての人にも


     命につく名前を    「心」         と呼ぶ
 






                         名もなき君にも 

                         名もなき僕にも








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今日は、11月3日。(日記の日付は15日)

宮崎あおいと玉木宏の映画『ただ、君を愛してる』
『千と千尋の神隠し』以来の映画館鑑賞に行ってきたよ。




  ↑
最初、この写真を見た時は、
こ、こ、これは、、まるで中学生みたいな宮崎あおいじゃねーか!
いくら宮崎あおいがかわいくても、これはやりすぎだろう??!
玉木宏はロリコン男の役なのか??遂に邦画もここまできたか!!と、
思わず、たじろいでしまったが、ネタバレ掲示板でストーリーを確認したところ、
なるほど、子供っぽいのには「訳」があるのか、、と。
詳しくは書けないけど、つまりストーリー的に
子供っぽい容姿でなければいけない理由があるってこと。
しかも、それは悲しい理由。
ただし、その理由が実際にありえることなのか、それともファンタジーなのか。
その辺にこだわる人には不向きな映画かも。

ちなみに、玉木宏の背がかなり高いので気づかなかったが、
宮崎あおいは身長163センチだそうで、結構高いぞ。



ストーリーはネタバレになるので、ここでは書かないが、
僕としては好きな部類に入る話だ。
それゆえに、もう少し脚本が何とかならないものか・・・・と、
かえすがえすも残念でならない。
2時間という制約があるにしても、不必要な部分を捨てて、もう少し突っ込むべき
ところを突っ込んだ脚本であったらなら、これはとんでもない
傑作になっていたと思う。(参考に→まさに同感)
宮崎あおいが演じる主人公の静流(しずる)
のごくプライベートな部分(家族も含めて)をもっと“具体的に”描くことで
玉木宏が演じる誠人(まこと)との関係における「負」の部分の意味を
立体的にリアルに表現できた気がしてならないのだよ。
ああ〜、これ以上書くとネタバレになっちゃうし〜・・・。

ほんと脚本ってムズカシイよね。
それでも映像は全編を通して素晴らしい。映画を観終えた後も
その映像がずっと心に残りつづけている。

宮崎あおいは、文句のつけようがないほど好演している。
圧倒的な演技力は、この世代の他の女優を足元にも寄せ付けない。
さきほどの中学生みたいな写真は、映画のラスト近く、
あれとは「逆のアングル」で見た時に
突然、僕の涙腺を刺激してしまったぞ。なんという切実さ、なんという切なさ。
静流の思いがひしひしと伝わってくるキスシーン。
ネタバレするかな?すごく長いキスなんですよー。
日本映画史に残る名キスシーンだと思うな。

しかし、観客がさらに感動する宮崎あおいの姿が、
映画のラスト近くになって登場する。
うう・・・完璧ネタバレかぁ?
その大人の女性の美しさに僕の目はスクリーンに釘付け。しかも涙も止まらず。
宮崎あおいが出演した映画・ドラマ・ミュージカルは全て見てきたが、
これほど美しい彼女を見たのは初めて。おそらく映画館にきた人たちも
同意見だと思う。とにかく、、美しい!

(参考に→『涙とは別次元の感動が』同感!でも泣いたけど(笑))

「静的」な宮崎あおいの代表作が『好きだ、』だとすると、
「動的」な宮崎あおいの代表作は、この映画だろうね。
セリフが多い。そして、彼女の声。
僕が最も惹かれるのは彼女の声。
あの声の魅力には、長澤まさみと沢尻エリカと綾瀬はるかが
束になってかかっても敵わない。
微量に含まれる「少年の声成分」が彼女の声を個性あるものに
しているのだよ。だから、傑作ミュージカル『星の王子さま』も
生まれたんだよね。
ラスト数分間の、、モノローグ。。







サントラ盤を購入した。セリフが収録されているからね。
サントラを聴きながら、再びジーンとしてしまったが、
ただひとつ残念なのは、一番感動的なあの語りの部分
が収録されていなかったこと・・・(泣)
ああ、早くDVDにならないかな〜・・・。





別れはいつだって思いよりも先に来るの
 それでもみんな微笑みながら言うの
  さよなら、またいつか会いましょう
   さよなら、またどこかで、って・・・

 











エンドロールで大塚愛の“恋愛写真”が流れるのだが、
初めて、大塚愛をいいと思ったよ。帰りにシングル盤買ってきちゃったし・・。





映画 『ユリイカ』
映画 『害虫』
映画 『パコダテ人』
映画 『好きだ、』
ミュージカル 『星の王子さま』
映画 『ただ君を愛してる』

以上6作品を以って、第一期「宮崎あおいBOX」完成
 



響 一朗

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