A Thousand Blessings
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2006年08月13日(日) 編集CD−R 【 ぼくらが旅に出る理由 】

この日記を書いているのは、10日の午後11時。
断り書きが当たり前になりつつあるな(苦笑)


 


編集CD-R sumita's selection 2006.8.13


【 ぼくらが旅に出る理由 】



そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど 
      
            小沢健二“ぼくらが旅に出る理由”




1 ジョニー・キャッシュ/フォルサム・プリズン・ブルース (1968)
※ハロー!アイム・ジョニー・キャッシュ!で始まる必殺のチューン。
フォルサム監獄での歴史的ライブ。





2 沢田研二/君をのせて (1971)
※ジュリーのソロデビュー曲。宮川泰のロマンチシズムの結晶。
岩谷時子の歌詞も秀逸。「君のこころ ふさぐ時には 粋な粋な歌をうたい
君をのせて 夜の海を 渡る舟になろう」

3 小沢健二/ぼくらが旅に出る理由 (1994)
※オザケンをぼくらが求めてしまう理由は、この作品にある。

4 ローリンング・ストーンズ/この世界に愛を (1967)
※最もプログレッシブだった時期のストーンズを再検証されなかったことが
アーチストとしては不幸だった。パフォーマーとしては、そのことで救われたが。
初期ロキシーやブライアン・イーノはこの不思議な響きに影響を受けている。
もちろん同時代のビートルズにもフィードバックされている。

5 リー・コニッツ、マイルス・デイビス、ビリー・バウアー他/ハイ・ベック (1951)
6     同上    /エズセティック (1951)
※歳をとるに従って、リー・コニッツの偉大さがリアルに分かるようになってきた。
ワン・アンド・オンリーという意味ではチャーリー・パーカーに匹敵する個性。

7 ダーク・ダックス/銀色の道 (1966)
※これも宮川泰の傑作。夜のヒットスタジオの名物演出家・塚田茂が詞を書いている!
「遠い遠い はるかな道は 冬の嵐が 吹いてるが 谷間の春は 花が咲いている」

8 西田佐知子/涙のかわくまで (1967)
※これもまた宮川泰の傑作。塚田茂が作詞。驚きだ。
「もう少しいてほしい あきらめる約束の 涙のかわくまで」

9 ジョン・フルシアンテ/オミッション (2004)
10 ジョン・フルシアンテ/ウェンズデイズ・ソング (2004)
※レッチリ=ジョンフルという認識は、全くもって正しい。
彼の演奏家・作曲家としての才能無くしてレッチリは存在し得ない。
このソロアルバムは、本当に素晴らしい。脱帽。

11 R.E.M/ウィチタ・ラインマン(1996)
※オリジナルのグレン・キャンベル、カサンドラ・ウィルソンの
秀逸なジャズヴァージョン、そして、マイケル・スタイプの真摯な歌声。
今のところ3大ウィチタだ。

12 リンダ・ロンシュタット/アディオス(1989)
※ウィチタ・ラインマンと同じくジミー・ウェッブの作品。
最高。ずっと聴きつづけてきた曲。バック・コーラスは、もちろんブライアン!!
ファルセットで歌われるアディ〜オ〜ス♪の部分。これが正しい裏声の使い方。

13 ビル・フリーゼル/アイヴス:ニューイングランドの3つの場所(1997)
※ビル・フリーゼルが一番面白かった時期の録音。
最近は、アイヴスを取り上げることに当時ほどの驚きは感じなくなってきたが、
彼がこの音楽にポピュラー性を読み取っていた事実は特筆すべき。

14 小谷美紗子/明日からではなく (1999)
※詞・曲・歌・演奏すべて完璧。
「僕には役目があります お客様に次の駅名を知らせること 
けれど毎日の繰り返しに疲れてしまった」
すでに詞を超越している。

15 Mr.Children/くるみ (2003)
※なにかあると、やっぱり聴きたくなるのはこの曲か・・・。
歌詞で描かれる世界の普遍性に、僕は、何かを考えるのだろう。




響 一朗

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