A Thousand Blessings
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2006年02月07日(火) 編集CD-R 【 鉄砲玉の美学 】

トーキング・ヘッズ、噂のリマスター盤のバラ売りが始まった。
「モア・ソングス」「フィア・オブ・ミュージック」「リメイン・イン・ライト」
の3枚を輸入盤で購入。
音の良さ(凄さ!)にまずは驚く。並みの驚きではない。ものすごいことになっている。
技術の進歩に感動。ヘッドホーンで聴くとリアルに味わえるが
彼らはコントロール・ルームでこの音を聴いていたのだろうか?
大袈裟ではなく、ひとつひとつの音の意味が初めて理解できた。
感動のレベルの高さは、「リメイン」>「モア」>「フィア」の順番。

ディス・ヒートはアナログ盤の発売当時も相当気に入っていたが
今回のCDのほうがずっと深みのある音になっている。リマスターで
音のバランスを変えているんだろう。名作中の名作。

スティーヴィー自身によるドラムスは極めて評価が高い。
なかでも“迷信”は極めつけ。
こんなドラムス、当たり前だが僕には叩けない。ハイハットとタムタムに
彼の技が集約されている。これがグルーヴっていうやつだ。見事すぎ!

フレッド・フリス、ビル・ラズウェル、フレッド・メイハーのマサカー唯一のアルバム。
ほとんどフリスの名作「Guiter Solos」のバンド的展開状態で最高。
菊池成孔の日本盤ライナーは、かなりうざいが(苦笑)

ソバンザ・ニマニサはコンゴの若いグループ。十代だっけ?
電気親指ピアノだ。

頭脳警察の“ふざけるんじゃねよ”は東映の『鉄砲玉の美学』主題歌。
かなりエグイ歌詞の粟津“人体改造”は、
同じく東映『ポルノの女王 にっぽんSEX旅行』の挿入歌。作曲は荒木一郎。

ソフトマシーンは名作2ndから。
で、ソフトマシーンのオリジナルメンバー、ケヴィン・エアーズは
有名なBBCお宝音源から、ポップなナンバーを2曲。
“スター”は僕の一番のお気に入り。



編集CD-R  【 鉄砲玉の美学 】

1 トーキング・ヘッズ/ボーン・アンダー・パンチェス (1980)
2 トーキング・ヘッズ/アイム・ノット・イン・ラブ (1978)
3 トーキング・ヘッズ/シティーズ (1979)
4 ディス・ヒート/ホリゾンタル・ホールド (1979)
5 スティーヴィー・ワンダー/迷信 (1972)
6 デヴィッド・ボウイ/スターマン (1972)
7 マサカー/レッグス (1981)
8 ソバンザ・ニマニサ/キウエムボ (2002)
9 頭脳警察/ふざけるんじゃねいよ (1973)
10 粟津號/人体改造 (1973)
11 ソフト・マシーン/イブ・アネモネ・アンド・ベア (1969)
12 ケヴィン・エアーズ/シューティング・イン・ア・バケット・ブルース (1973Live)
13 ケヴィン・エアーズ/スター (1976Live)

・'゜☆。.:*:・'゜★゜


最近、寝るときはこのCDを聴いている。
何を言っているのか理解できないが、それがかえってよくて(もちろん演者にとっては
不本意ではあろうが)、沖縄の独特な言葉の節回しとリズムだけが
脳内にしみわたる。α波出まくり漫談ライブである。
照屋林助





『うちな〜ゆんたく・沖縄の笑い芸/
照屋林助“ワタブーショウ”、小那覇舞天“ブーテン漫談”』




追伸


Coccoの新曲“高速パンチ”をラジオで聴いた。
全然、駄目。迷走状態。Singer Songerは何だったの?何も学んでないじゃない。
かつてのCoccoにはもう戻れないのだろうか。


響 一朗

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