A Thousand Blessings
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2005年07月28日(木) |
ベニー・カーター「コンプリート・キーノート・セッション」 |
またしても疲労困憊。 しかし、こういう夜は素敵なアルトサックスに限る。
ずっと以前にシリーズで全部持っていた、キーノート・セッション。 全て売り飛ばして、後悔してから随分経つ。 なぜか中古CD屋で一度もお目にかかっていない。 が、が、遂に入手。1200円で! あまりの嬉しさに、座りションベン〜〜ジョォ〜〜〜。。
甘美だが決して甘さに溺れないストイックさも同居した演奏スタイル。 スケベなビブラートは極力避け、音色はどんな時も沈鬱になることはない。 アドリブは泉の如し、テクニックは超絶のさらにその上。 しかし、技巧の見本市のような演奏に走る愚かなマネはしない。 完全に自分自身をコントロールできた天才。ジャズの世界では稀有な例。
さて、「アルトサックス〜無人島に持っていく一枚」はこのアルバム。 1946年のキーノート・セッション。コンプリート盤。 見つけたら、みんな、必ず買うべし!買うべし!買うべし!
思いっきりでかいジャケ写を載せておく。
『the complete BENNY CARTER 〜the essencial KEYNOTE collection 7』
響 一朗
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