A Thousand Blessings
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2004年09月17日(金) ロードランナー

ピロウズ・トリビュート・アルバムに参加したミスチル。
CDショップで偶然、その曲“ストレンジ・カメレオン”を聴いてしまう。
ちょっと感動したまま立ち尽くす。
しかし、アルバムを買う勇気はない。バンプやゴーイン・アンダーグラウンドが入っているのはいいのだが、佐藤竹善とかのどうでもいいのがね、
ちょっと邪魔。竹善が大嫌いなもんで、彼が尊敬していると言うだけで
あ〜あ、っていう気持ちになってしまう。僕って意外と保守的かも。
んな訳ないか(笑)
レンタルで借りてダビングしまひょ。


若い頃、でもないか、35歳までやっていたアマチュア・ブルース・バンドで
僕はギターを担当していた。ギターはもうひとりいて、
どちらもリードギターなわけで、結局お互いに一歩も譲らずに弾きまくり、
他のメンバーに愛想をつかされ、自然消滅。
その前はパンク+クリムゾン(?)バンドでドラムスを叩いていた。
その、ちょっと前は、3人組のフォークグループだった。
なかなかに音楽的な人生だとひとり悦に入っている。(まさか(笑))
で、ブルースバンドをやっていた時、大体においてジョン・リー・フッカー的な
音展開をしていくのだが(つまり、ブギーね)、何故かというと、
弾きやすいし弾くスペース(つまり、隙間ね)がかなりあって
自由に(つまり、わがままにね)弾きまくれる訳なのだよ。

さて、もし今ブルースバンドが再結成されたら
僕はドラムスを叩きたい。
そして、やりたい曲の筆頭はボ・ディドリーの“ロード・ランナー”。
ゆるゆるでスカスカでいい加減でロックンロールしてて、
でもタイトで(ゆるゆるって言ったじゃん)ブルース風味満点でバカっぽい曲なのだ。
オリジナルが最高なのは言うまでもない事だが、
最近聴いて感動したのは、エアロスミスの2001年のアルバム
「HONKIN’ ON BOBO」に収められたカヴァーヴァージョン。
結成何十年目で始めてのブルース・カヴァーアルバム(1曲オリジナル)
なのだが、その冒頭が“ロードランナー”である。
もうハマリまくっている。
ただし、ストーンズほどジャンキーになれない彼らなので、
ジョー・ペリーを初めとする演奏メンバーの律儀なプレイに
ちょっとお行儀良すぎ?と思わないでもないが、
でもまあ“ロードランナー”ってことで十分に満足した次第で。
(できれば、ドラムスはもっとテキトーに叩かにゃいかん)
他のカヴァー曲の選曲もいい。
最後に収められているオリジナル“ジェイディッド”は70年代へと
僕を誘う名曲。
おおーー、買ってよかったエアロスミス。「ロックス」以来だぜ。


次回の日記ではユーミンの話を。
するつもりだが・・。わからん。


響 一朗

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