A Thousand Blessings
2004年1月〜最新|ひとつ前に戻る|ひとつ先に進む
ピロウズ・トリビュート・アルバムに参加したミスチル。 CDショップで偶然、その曲“ストレンジ・カメレオン”を聴いてしまう。 ちょっと感動したまま立ち尽くす。 しかし、アルバムを買う勇気はない。バンプやゴーイン・アンダーグラウンドが入っているのはいいのだが、佐藤竹善とかのどうでもいいのがね、 ちょっと邪魔。竹善が大嫌いなもんで、彼が尊敬していると言うだけで あ〜あ、っていう気持ちになってしまう。僕って意外と保守的かも。 んな訳ないか(笑) レンタルで借りてダビングしまひょ。
若い頃、でもないか、35歳までやっていたアマチュア・ブルース・バンドで 僕はギターを担当していた。ギターはもうひとりいて、 どちらもリードギターなわけで、結局お互いに一歩も譲らずに弾きまくり、 他のメンバーに愛想をつかされ、自然消滅。 その前はパンク+クリムゾン(?)バンドでドラムスを叩いていた。 その、ちょっと前は、3人組のフォークグループだった。 なかなかに音楽的な人生だとひとり悦に入っている。(まさか(笑)) で、ブルースバンドをやっていた時、大体においてジョン・リー・フッカー的な 音展開をしていくのだが(つまり、ブギーね)、何故かというと、 弾きやすいし弾くスペース(つまり、隙間ね)がかなりあって 自由に(つまり、わがままにね)弾きまくれる訳なのだよ。
さて、もし今ブルースバンドが再結成されたら 僕はドラムスを叩きたい。 そして、やりたい曲の筆頭はボ・ディドリーの“ロード・ランナー”。 ゆるゆるでスカスカでいい加減でロックンロールしてて、 でもタイトで(ゆるゆるって言ったじゃん)ブルース風味満点でバカっぽい曲なのだ。 オリジナルが最高なのは言うまでもない事だが、 最近聴いて感動したのは、エアロスミスの2001年のアルバム 「HONKIN’ ON BOBO」に収められたカヴァーヴァージョン。 結成何十年目で始めてのブルース・カヴァーアルバム(1曲オリジナル) なのだが、その冒頭が“ロードランナー”である。 もうハマリまくっている。 ただし、ストーンズほどジャンキーになれない彼らなので、 ジョー・ペリーを初めとする演奏メンバーの律儀なプレイに ちょっとお行儀良すぎ?と思わないでもないが、 でもまあ“ロードランナー”ってことで十分に満足した次第で。 (できれば、ドラムスはもっとテキトーに叩かにゃいかん) 他のカヴァー曲の選曲もいい。 最後に収められているオリジナル“ジェイディッド”は70年代へと 僕を誘う名曲。 おおーー、買ってよかったエアロスミス。「ロックス」以来だぜ。
次回の日記ではユーミンの話を。 するつもりだが・・。わからん。
響 一朗
|