A Thousand Blessings
2004年1月〜最新|ひとつ前に戻る|ひとつ先に進む
レコード・コレクターズを買いに書店へ。 平積みコーナーに鰯頭男・相田みつをの便所の日めくりみたいなのが 置いてあった。朝から相田かよ〜、マジで?と思いながら 周りを見ると全部相田みつを関係の書籍だった。 ここは「みつを教」の総本部か? また、その「みつをグッズコーナー」に群がるお目出た野郎が数人いる。 おいおい、おっさんよー、そんなインチキ言葉に元気付けられて、あんたの 人生もなんか悲惨だね〜、と心で肩を叩いた。 夕べのキャロル・キングの“君の友だち”とは大きな違いだわ、 と思いながら、音楽書籍コーナーへ。
そのあと、CDショップに寄って、極北への独り旅を続けるソニンの新曲 “ジグソーパズル”を購入する。 2曲目の“I LOVE YOU”(尾崎豊)の韓国語版がひどい出来。 野村義男(よっちゃん)のアレンジは凡庸極まれリであり、 ソニンの歌も下手。ひどく下手。驚くほど下手。 元々彼女は上手い歌手ではない。音程のふらつきはいつものことだが、 そういった欠点をあからさまにする選曲とアレンジなのだから、 これはもう制作サイドのミスとしかいいようがない。 見切り発車と言わざるを得ないだろう。プロの仕事じゃないな。 問題の“ジグソーパズル”は、別に聴かなくてもいい曲だった。 だったら書くなよ!って言われそうだが、一応ソニンなもんで。
余談だが、モー娘。ってなんであそこまで急速につまらなくなったの? つんく♂のネタ尽きもあるけど、僕もあの売りの戦略に引っかかっている フリをしてそれを楽しんでもいたが、あまりにも調子ぶっこいたやりかたに、 もう降りた、って感じだ。 同じことは松浦あややにも言えそう。 どんどん輝きを失っていく。 それは、言い換えれば芸能界がタレント(才能という意味)を 食い殺していくアメーバみたいなものだということ。 音楽の世界で身を立てようとするのなら、 テレビの世界から身を引くことも必要なのでは? でもそれだと、すぐに忘れられちゃうか?この国の若者はそんなもんだ。
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レット・イット・グロウ/エリック・クラプトン オポジット/エリック・クラプトン 君の友だち/キャロル・キング 地獄の猟犬がつきまとう/ロバート・ジョンソン ロード・ランナー/ボ・ディドリー アイ・キャント・ビー・サティスファイド/マディ・ウォーターズ お祭りマンボ/美空ひばり ローリン・アンド・タンブリン/クリーム 政治家/クリーム 風のプリズム/広末涼子 メイク・ユー・フィール・マイ・ラブ/ボブ・ディラン アイ・ルックト・アウェイ/デレク・アンド・ザ・ドミノス
ここ2〜3日は、こんなとこです。
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その昔のある日、キャプテン・ビーフハートが解かった時、 僕の耳は完全に自由になった。 久々に聴く「トラウト・マスク・レプリカ」。 キャプテン・ビーフハートがオーネット・コールマンに与えた 絶対的な影響についてはジャズの専門家ももっと 検証すべきだと考える。 来週は「ミラー・マン・セッション」を買いに行かなくては。
響 一朗
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