A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2004年09月16日(木) 何だかなぁ・・・。

レコード・コレクターズを買いに書店へ。
平積みコーナーに鰯頭男・相田みつをの便所の日めくりみたいなのが
置いてあった。朝から相田かよ〜、マジで?と思いながら
周りを見ると全部相田みつを関係の書籍だった。
ここは「みつを教」の総本部か?
また、その「みつをグッズコーナー」に群がるお目出た野郎が数人いる。
おいおい、おっさんよー、そんなインチキ言葉に元気付けられて、あんたの
人生もなんか悲惨だね〜、と心で肩を叩いた。
夕べのキャロル・キングの“君の友だち”とは大きな違いだわ、
と思いながら、音楽書籍コーナーへ。

そのあと、CDショップに寄って、極北への独り旅を続けるソニンの新曲
“ジグソーパズル”を購入する。
2曲目の“I LOVE YOU”(尾崎豊)の韓国語版がひどい出来。
野村義男(よっちゃん)のアレンジは凡庸極まれリであり、
ソニンの歌も下手。ひどく下手。驚くほど下手。
元々彼女は上手い歌手ではない。音程のふらつきはいつものことだが、
そういった欠点をあからさまにする選曲とアレンジなのだから、
これはもう制作サイドのミスとしかいいようがない。
見切り発車と言わざるを得ないだろう。プロの仕事じゃないな。
問題の“ジグソーパズル”は、別に聴かなくてもいい曲だった。
だったら書くなよ!って言われそうだが、一応ソニンなもんで。

余談だが、モー娘。ってなんであそこまで急速につまらなくなったの?
つんく♂のネタ尽きもあるけど、僕もあの売りの戦略に引っかかっている
フリをしてそれを楽しんでもいたが、あまりにも調子ぶっこいたやりかたに、
もう降りた、って感じだ。
同じことは松浦あややにも言えそう。
どんどん輝きを失っていく。
それは、言い換えれば芸能界がタレント(才能という意味)を
食い殺していくアメーバみたいなものだということ。
音楽の世界で身を立てようとするのなら、
テレビの世界から身を引くことも必要なのでは?
でもそれだと、すぐに忘れられちゃうか?この国の若者はそんなもんだ。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜〜♪


レット・イット・グロウ/エリック・クラプトン
オポジット/エリック・クラプトン
君の友だち/キャロル・キング
地獄の猟犬がつきまとう/ロバート・ジョンソン
ロード・ランナー/ボ・ディドリー
アイ・キャント・ビー・サティスファイド/マディ・ウォーターズ
お祭りマンボ/美空ひばり
ローリン・アンド・タンブリン/クリーム
政治家/クリーム
風のプリズム/広末涼子
メイク・ユー・フィール・マイ・ラブ/ボブ・ディラン
アイ・ルックト・アウェイ/デレク・アンド・ザ・ドミノス

ここ2〜3日は、こんなとこです。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜〜♪


その昔のある日、キャプテン・ビーフハートが解かった時、
僕の耳は完全に自由になった。
久々に聴く「トラウト・マスク・レプリカ」。
キャプテン・ビーフハートがオーネット・コールマンに与えた
絶対的な影響についてはジャズの専門家ももっと
検証すべきだと考える。
来週は「ミラー・マン・セッション」を買いに行かなくては。



響 一朗

My追加