A Thousand Blessings
2004年1月〜最新|ひとつ前に戻る|ひとつ先に進む
つまり宅間の自殺を国が幇助しただけであって、 死刑が執行されてしまえば、罪を償う人間はこの世にひとりとして 存在しない事になってしまう。 死刑にしたい気持ちは僕も同じだが、執行されたあとには 虚しさだけが残る。 被害者の遺族も同様だと考える。 宅間を楽にさせるだけの刑の執行を異例の速さで行なうことに 意味があるのだろうか? 事件は今後急速に風化していくに違いない。
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幼い兄弟を殺したのは、容疑者ばかりではない。 無責任な父親も加担している。 名前ばかりで何の機能も果たしていない児童相談所の 相談員も加担している。 大人たちによってたかって殺されたのだ。 兄弟の写真を見ると胸がつまる。
響 一朗
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