A Thousand Blessings
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2004年07月04日(日) 曽我部恵一・はるこちゃん親子に幸あれ。サニーデイ・サービスの世界に一気に!

『筒美京平の音楽は、若者の音楽だと思っている。
 僕は筒美京平の音楽が心に流れている間は、
 若者でいられる。
 別に僕は自分の事を年寄りだと思っていないし、
 実際の年齢なんて関係ないのだけれど、
 この希望に満ちたメロディを受け入れ、そして共感できるのは
 若者の心だと思う。
 だから四十歳になっても五十歳になっても筒美京平の
 メロディを聴いていたいと願うのである。』  

      曽我部恵一 著 「昨日・今日・明日」より


彼が言うところの「若者」とは、もちろん万引きをゲームのように考える
傲慢で強欲で恥知らずで限りなく頭が悪い「あの連中」のことではない。
最近の僕は、若者=あの連中、という見方にどうしても偏りがちだが、
それはそれで仕方がないことだろう。
実際に、毎日、嫌な思いをさせられている。今度、ぶっ殺す。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜



さて、昨日の日記に書いた曽我部のニューアルバム「下北沢コンサート」
のアンコールナンバー“おとなになんかならないで”での曽我部親子の
やりとりをもうちょっとだけ詳しくネ。

曽我部、アンコールに答えてステージに登場。

はるこちゃん 「パパは〜?パパぁ〜どこぉ〜?パパは〜?」
曽我部    「新曲やろうか?」
はるこちゃん 「〇▼#%〜□∞◎♪」
曽我部    「あ!OK!これやろう!じゃあ、はるこの声が聞えたから」
はるこちゃん 「おーい!パパー!パパは〜?」

曽我部歌いだす。

はるこちゃん 「パパは歌いたいんだッ」(という風に僕には聞えた。素敵。)

はるこちゃん、多分、3歳くらい?(2002年発売の曽我部の1stソロのジャケ写真のはるこちゃんは1歳くらい?なにせ、子供がいないのでよく
分からん。)


サニーデイ・サービスのアルバム「24時」「MUGEN」「LOVE ALBUM」
を続けて聴いた。彼らのアルバムに平凡なものはないが、
僕はやはり後期のこの3枚が大好き。
どの曲にも感情移入できるが、特別な1曲と言ったら、
やはりこれだろう。
アルバム「24時」のラストナンバー“24時のブルース”。
夢を見ているかのような、10分31秒。
ヘッドフォーンで聴かなければいけない。
右チャンネルのドラムスに耳をすまそう。
やがて聴こえてくるストリングスのコーラス。
僕には“ボクサー”と“アイランズ”が重なって聴こえている。
なんという魅惑のサウンド。誰も知らない曲。


響 一朗

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