A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2004年06月17日(木) 久本雅美の好感度ナンバーワンは、実は嘆かわしいこと。槙原はインチキ健康食品。

槙原がNEWアルバムで“世界に一つだけの花”をセルフカヴァーする。
そのことが話題になっている。
あの世紀の駄曲・愚曲で槙原自身はふたたび世間にメッセージを
送るつもりなのだろう。
善良で疑う事を知らない羊たちは、またもや騙されるのである。
何度でも何度でも騙される。
騙されている事に気付かない。
いいですか、槙原はますますその気になりますよ。
ただひたすら、儲かっていくだけ。インチキ健康食品のようなもんだ。



「あいのり」のインチキさにも気付かず泣いている出演者が悲しくも
恥かしい。
思えば、最近の「芸NO人」はよく泣く。
感動という物のレベルダウン化に拍車をかける馬鹿ものども。
今の芸NO界のタレントの80%は必要ない。
ちなみに僕が大嫌いなタレントワースト3は、

第1位  久本雅美
第2位  飯島愛
第3位  ビート・たけし

久本雅美が好感度第一位というところに今の日本人の嗜好がみてとれる。
(ま、どこかの団体の組織票がある可能性も。
って、どういう方法で選ぶのかは、知らんが。)
全てが軽佻浮薄になっている。
上っ面だけの笑顔を駆使して手癖のような、仕事と称するお遊びを
画面の中で繰り広げる浅はかさに虫唾が走る。
内容がまったく無い(万歳屋みたいな便利な存在。)ゆえに多くの視聴者
(つまりは善人ども)から安心して支持されるのだろう。
自己を主張し始めたら、一気に好感度は落ちる、はず。
そういうばかげたことが当たり前のようになっているのが、
今の芸NO界であって、それを野放しにしている視聴者には
責任がある。

数十年前、末広亭に落語を見に行ったことがあるが、
当時の観客は話のつまらない落語家には、冷たかった。
真打ちクラスではなくても、個性的で楽しませてくれる落語家には
大きな拍手を送った。
つまり、観る側がきちんとした基準(芸を見抜く)で選別していたのである。
そんな基準が崩壊して随分経つ。
今、基準があるとしたら、それは「テレビにどれだけでているか」、という
ことかもしれない。
テレビに出演する頻度が高ければ高いほど、芸のレベルが低いタレント・役者であると思って間違いない。

ここでまたもやロッカー73登場。(なにせ元気なもんで)
「役者が楽で儲かる仕事を選んだら、終わりだね。
一回そういうのを覚えると、元には戻れなくなる。」
黒沢年男や高橋英樹や中尾彬にも聞かせたいね。



DAVE HOLLANDの「:rarum」を朝から聴いていた。
彼のベースプレイを堪能するには、スピーカーから大音量で聴かなければ
ならない。
非常に面白いリズム感を持ったベーシストだなぁ。
音色も硬質で、リズム感とあわせてみれば、極めて弾力性のある
天然ゴムといった趣だ。
スティーブ・コールマンとのセッションでその傾向は
顕著になる。
ドラマーのマーヴィン・スミスは以前から上手いとは思っていたが、
ちょっとうるさい気もする。それと、意外と普通。
ディジョネットとのセッションの方が、演奏の自由度が高いのでは?

個人的ベストトラックは1曲目の“HOW’S NEVER”。
ジョン・アバークロンビー、ディジョネットとのセッション。
エイトビートを叩くディジョネットとの相性は最高である。
1994年の録音。極めてヒップな感覚に満ちていて、
ハっとさせられる瞬間も多い。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜・’゜☆。.:*:・’゜★゜



こうなったら、布教活動だ。
堂本剛のマキシシングル「WAVER」、何十回目かの鑑賞。
以前の日記にも書いたが、“original color”の決めは、
『繊細な仕草(センサイナシグサ)』。
“ココロノブラインド”の決めは『あはは』。
今後もこの2つの決めを軸にして、布教活動に励む。

フルアルバムの発売が待ち遠しい。



響 一朗

My追加