A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2004年06月03日(木) 岡崎律子さんを想う。

「肺血症性ショック」をネットで調べていて虚しくなった。
先月5日にシンガーソングライターの岡崎律子さんが亡くなったことは
日記でも書いたが、病名についている「ショック」という言葉が生々しくて
彼女のイメージと重ならない。

自身のホームページに掲載された「最後の日記」の終わりには
こう書かれている。

「連休、どうぞいろいろお楽しみをみつけて過ごしてね。」

その連休の最後の日に亡くなってしまった。

“for フルーツ・バスケット”を聴いている毎日だ。

6月発売予定だったNEWアルバムは、まだ未完成であったために
無期延期になるようだ。録音済みのものだけでも収録された
素晴らしいトリビュート盤の発売を願う。お世話になった声優も多いだろう。



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小室等についてはいつかきちんと書きたいのだが、
とりあえず、「小室等BOX」の発売は個人的には快挙だ。
「六文銭BOX」とあわせれば、ベルウッド時代の小室の仕事のほとんど
が聴ける事になる。さらにフォーライフ時代の諸作を購入すればもう完璧だ。

中でも、圧倒的な傑作は1stソロアルバム「私は月には行かないだろう」。

“比叡おろし”と“私は月には行かないだろう”の編曲に
若い頃しびれまくったものだが、
まさか富田勲の編曲とは思わなかった。何故、今まで気がつかなかったのだろう?こういう見過ごしが結構あるのが、僕の特徴だ。

1971年のアルバムだが、僕は早川義夫の例のアルバムより
こちらの方がずっと好きだ。比べるのは変かな?

そっかぁ・・・変かぁ・・・?

こむろさん、過小評価されすぎ。

そうだ、思い出した。
新六文銭があった。かつてTBSのパック・イン・ミュージックで
ライブの模様が放送されたが、拓郎のヘナヘナリードギターが
よかった。
CD化は無理なんだろうなぁ。
変なバンドだった。

小室等・吉田拓郎・後藤次利・柳田ヒロ・チト河内。
オープニングナンバーは“比叡おろし”だった。
拓郎がギブソン・メロディ・メイカーで奏でるイントロのフレーズは秀逸だったと思う。記憶のなかでは。

ああ・・聴きてぇー!



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今日のBGMは

「小室等/デッドヒート1974ライブ」
「ボニー・ピンク/プレゼント」
「キャド・アシュリ/リベルテ」


響 一朗

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