A Thousand Blessings
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2004年05月12日(水) パティ・スミスの「トランピン」。

アメリカの軍隊はイラクから出て行け!
イラク人が抵抗するのは当たり前だ。
僕がイラク人だったら、銃を持って抵抗する。
アメリカがやっている事は、ただの犯罪行為である事は明白なのに
裁かれない国家とは一体何なのか?

パティ・スミスは新作「トランピン」で完全にイラク側にその立場を置いている。
素晴らしい内容だ。もちろん音楽的にも詞同様に極めてラディカルだ。
かつては公民権運動にも参加していたボブ・ディランは宝石会社の
CMに女性と出演しているときく。
ダメなアーチストとそうでないアーチストの差が激しすぎる。
ブッシュの支持率が急激に落ちはじめてから、発言するアーチストも
出てくるだろう。
でも、それは勇気ではない。

パティ・スミスはNYに住んでいて、自宅の2階からは世界貿易センターが目の前に見えたという。
あの旅客機が突っ込んだ、20分後に、アメリカのアフガニスタンに対する
報復戦争を危惧したという。

「トランピン」より10曲目の“レディオ・バグダッド”から一節。

『西洋社会の掟は 永らく不在
 もともとなかったのか 今 、どこにある?
 あなた方はやって来た やって来た 西方から
 一民族を滅ぼし そして私たちの元にやって来た
 でも 私たちの方が年上よ
 あなた方はやって来て そして欲しがる
 こちらに来て 盗もうとする 文明の揺りかごを』


続く、最後の11曲目“トランピン”への流れは見事というしかない。





話はまった変わるが、
僕は本当に女子バレーが好きなんだなぁ。。
野球の次に好きかも。
今日はかなり格下の相手だったが、それでも大山かなっちが戻ってきたのが
うれしい〜〜!
やはり全日本の顔、かなっちがいなければイカン。
絶不調からの脱出。よくやったぜ!かなっち!
今日の試合はレシーブミスが目立ったが、まあ、攻撃的に攻めていけたので
良しとしよう。しかし、韓国戦は甘くないぞー。やはり、つまらない失点は避けよう。しかし、今のメンバーは最高じゃのう。オ〜ホッホホ。


今夜のBGMは「セオ・パリッシュ/ナチュラル・アスピレイションズ」だ。
遅めの4つ打ちには、感激。音色もお見事。ブラック・ミュージックの
最新型って意外とこんなのかもね。
小さな音量での鑑賞にも充分耐えうる、ハウスミュージックだ。お薦め。










響 一朗

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