A Thousand Blessings
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2004年04月24日(土) 墨田妖児監修のミスチルの「ベストアルバム〜口笛〜」発売決定!んな訳ないか・・・。

僕も友人に倣って、ミスチルのベストアルバムを作ってみた。
CDーRなのにA面とB面がある。これは個人的にはかなり重要。
ベストアルバムの場合は常にLPを意識している。

20曲とりあえず選曲してそこから14曲に絞った。
(まるでプロデューサーみたいな発言(笑))

曲順には神経を使う。こういう冗談企画でも
僕はこの順番で曲を聴いたり、あるいはMDに録って実際に
流れを確認したりする。これは実現しない事への憧れ。趣味みたいなもの。

今回の選曲には満足している。
1曲目は何にしようか迷った。候補は3曲あった。
“HERO”“overture〜蘇生”“口笛”。

出だしのス〜〜っと入ってくる「あの感覚」で“HERO”が勝った。
“HERO”から“光の射す方へ”の流れは刺激的だ。
その熱を冷ます役割を“君が好き”が担っている。

“I’LL be”は桜井の叫びだ。僕をいつもたじろがせる。

“渇いたKiss”。詞も曲もホーンアレンジも総てが好きだが、
特にJENのドラムスと中川のベースに注目して欲しい。
ライブDVDでは、スタジオ盤よりさらにリズムセクションが
強調されている。桜井の作曲フェチ性(井上陽水曰く)が
顕著な曲。

“友と〜”はミスチルのリズムセクションの最高傑作ではないかと
思い選曲した。本当に上手いバンドだと思う。年々演奏に磨きが
かかっていくのが素晴らしい。
A面は感動的な“終わりなき旅”で、ひとまず大団円を迎える。
そのままB面にすぐには進まずに、
少なくとも30秒から1分間は時間を置いて欲しい。
A面の余韻を引きづったままでB面に進んでもらっては
困るのだ。






A面1曲目候補の“overture〜蘇生”はB面の冒頭を飾った。

実に素晴らしい滑り出しだ。
切なさを希望へと変化させるポジティブな躍動感は、
そのまま“口笛”の未来を見つめる男女の
背後に伸びた影を演出する太陽になる。
そこで“ファスナー”である。
このシニカルな曲が脳に新たな「男女関係の意味」を与える。

次の超がつく名曲で素直な感動を味わった後に、“Pink”でちょっと
桜井のアナザーサイドに旅してみよう。それはミスターチルドレンの
アナザーサイドでもあるのだ。
最後の2曲は、迷うことなく決まった。
ただし、“タガタメ”はこのヴァージョンでなくてはならない!
このことは、強調しておかねば。


『ミスター・チルドレン BEST ALBUM 〜口笛〜』選曲・墨田妖児


(A面)

1 HERO
2 光の射す方へ
3 君が好き
4 I’LL be
5 友とコーヒーと嘘と胃袋
6 渇いたkiss
7 終わりなき旅

(B面)

1 overture〜蘇生
2 口笛
3 ファスナー
4 Tomorrow Never knows
5 Pink
6 くるみ
7 タガタメ(2004.2.20 「NEWS 23」ヴァージョン)


響 一朗

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