A Thousand Blessings
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2004年04月10日(土) “タガタメ”緊急シングルカット希望!!「シフクノオト」の曲順について意見。

小泉も福田も川口も他人事のような話し方をする。
言葉の発し方にはその人間の人格が如実に表れる。
いくら「最善を尽くす」と言ったところで、もう信用できない。


“タガタメ”1曲入りのシングルをミスチルと小林武史は
緊急発売すべきだ。街中にあの曲が流れた時、人々が
何かを考えるきっかけになると思える現在唯一の曲だからだ。
本当の気持ちを言えば、もっとはやく発売して欲しかった。
遅きに失した感は否めないが、それでも出すべきだ。
誰がために戦ったのだ・・・・?


話題を変えよう。
気持ちが落ち込んで仕方がない。

「シフクノオト」にほとんどのめりこんでいるが、
ただひとつ、曲順が気に入らない。

僕なら“くるみ”と“掌”を入れ替える。
“paddle”のあとは“くるみ”だろう。
“paddle”〜“掌”と続くと、いわゆる「音的」に(特にギターの音色)
ヘビーになり過ぎる。“paddle”の希望への疾走感の後には、
“くるみ”のアコーディオンが欲しくなる。
そして“掌”に続いて“花言葉”が流れてくるなんて素敵じゃないか。

さらに“血の管”は“Any”のあとに持ってくる。
あるいは“血の管”自体を省くという暴挙に出る。(笑)
“血の管”のエンディングのピアノは根音には戻らずに
宙空に浮いていく形で終わる。
その最後の音がすんなりと“空風の帰り道”に繋がらないのだ。
“pink”の幻想の後に“空風の帰り道”の切なさを持ってくるほうが
ずっとドラマチックになると考える。
“Any”から“血の管”へは自然に流れていく。
そしてそれが“天頂バス”のイントロになるのである。

もうひとつ、“タガタメ”の最後の最後、ピアノの低音部の残響が残るが、
少しはやく切れすぎる。もう少し、通奏低音のように続けて、
スっと“HERO”のイントロに入ると感動のレベルもグンとアップするのでは?

全曲素晴らしい作品ばかりだが、曲順にどこか新人バンドのような
無防備さが感じられる。
タイトルであれだけ逡巡したのだから、曲順ももう少し・・ってな感じですわ。

で、僕は自分で曲順を編集したものを聴いている。
騙されたと思って、一度試みて欲しい。
全然、こっちの方がいいから。

「シフクノオト」すみた編

1 言わせてみてぇもんだ
2 Paddle
3 くるみ
4 掌
5 花言葉
6 Pink
7 空風の帰り道
8 Any
9 血の管
10 天頂バス
11 タガタメ
12 HERO




何曲かで大好きなグレッチ風のギターの音色が聴こえていたが、
録音風景のDVDを見たら、田原がグレッチを弾いていた。
すばらしい選択だと思う。グレッチしかないでしょ。
若い連中もそういう部分からこだわっていって欲しい。


バンプの“天体観測”のマキシシングルを聴いていた。
21曲目に収録されているシークレットトラックが素敵だ。
曲名はおそらく“増川弘明”。
新マキシシングルの“アルエ”を買った。“天体観測”に似た構成の曲だ。
1stアルバムからのリマスタリング復刻だ。この曲を今出すことに
どういう意味があるのか、僕は詳しくない。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物・綾波レイに
インスパイヤーされた曲だそうだ。
“天体観測”のような才気はさほど感じない。ファンには申し訳ないが。
シークレットトラックの70年代風の四畳半フォークソングに笑った。
山本コータローとウィークエンドかと思った(笑)


響 一朗

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