A Thousand Blessings
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2004年03月25日(木) |
じゃずううあ。さらには断酒。 |
そうだ!ひとり頷く僕。 ジャズは形式ではなく取り組む姿勢なんだな。フムフム。 ロックや歌謡曲とちがって、ジャズやブルースには形式というものが なまじあるばっかりに、どうしてもそっちのほうに目が耳が行ってしまう。 でもって、形式にがんじがらめにされたつまらないものを後生大事にしたりするのだ。 UAの新作「SUN」ではジャズに取り組む姿勢が実にラディカルに提示されていて、 体の芯が熱くなってくる。 重要なのは、間違いなく声。歌声なんだ。 ジョー・ヘンリーの諸作と共通する声の意味。 楽器のひとつひとつの音色は、もうひとつの声のように響く。 フリーな音楽に聴こえるが、これは紛れもなく作曲され編曲された音楽だ。 しかし、形式に囚われていないから、僕の耳には極めてフリーに響く。 ジャンル分けするのは無粋かもしれないが、僕はこれをやはり ジャズと呼びたい。とんでもない傑作。しかし、こういう音楽には 勇気づけられるなぁ。。最高のマルチビタミン剤!
関係ない話だが、酒をやめた。 完全にやめた。一生、飲まないということだ。 タバコは10数年前のある日を境にピタっとやめた。 一日3箱、60本吸っていたまさにヘビースモーカーだったが、 ある日、夢を見た。 夢の中で、僕の前に座る医者が言った。 「タバコさえ吸っていなければ、ガンにはならなかったんですが・・・ 残念です・・・。」 起きたら泣いていた。よほどのショックだったに違いない。 その朝から禁煙した。これは本当の話だ。 ちなみに僕は20代半ばまで下戸だった。 これもある夏の日のこと。縁側で昼寝をしていた。 夢の中で僕はビールを美味そうに飲んでいた。 「こんな美味いものがあるのか!」とかなんとか言いながら。 目を覚ますと暑かった。すぐに何の躊躇もなく 冷蔵庫からキリンビールを持ってきて、グラスに注いで飲んだ。 実に美味かった!正にその日を境に酒が好きになった。これも 本当の話。 酒をやめるよ、と友人に話したら、「極端ですねー」と言われた。 そう、僕にはどこか極端なところがある。自分では制御できない 神が降りてきているようなところが(笑) とにかく、酒をやめたわけだから、酔った勢いでなんとか、という 理由付けはできなくなった。少しは大人になれたということか?48歳。
今夜の素面のBGMは 大好きなピアノトリオアルバム2枚。 「アーマッド・ジャマール・トリオ/バット・ノット・フォー・ミー」 「エディ・コスタ・トリオ/ハウス・オブ・ブルー・ライツ」 無人島に持っていくピアノトリオ10枚のうちの2枚だ。
響 一朗
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