A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2004年02月03日(火) 加川良と高田渡とMJQ

池袋までCDを買いに行った。
MDウォークマンを聴きながらの電車の40分間が大好きだ。
行きはフリッパーズギターの「ヘッド博士の世界塔」、
帰りは坂本真綾の「ルーシー」。
車窓を走る風景が音楽とシンクロして心地よい風を感じた。

数年前にある事情で会社を辞めてから
生活のためにかなりの数(おそらく数千枚)のCDを処分した。
今はそれの回収作業をちまちまと行なっている。計画では20年近くかかるだろう。
って、68歳になるじゃん!死んでるかも・・・。

購入したCDのリストは以下のとおり

1 加川良 「アウト・オブ・マインド」(LPを入れると3回目の購入)
2 加川良 「やぁ」(LPを入れると3回目)
3 高田渡 「best live」(CDで2回目)
4 FAUST 「1st&2ndカップリング盤」(LPを入れると3回目)
5 テレヴィジョン 「マーキー・ムーン」(LPを入れると4〜5回目)
6 三上寛 「船頭小唄」(LPをいれると2回目)
7 ベイカー・ブラザーズ 「ten paces」(新譜)
8 MJQ 「SPACE」(初購入)
9 MJQ 「UNDER THE JASMIN TREE」(初購入)

何だか衝動的に購入したかのような雑食ぶりだが、
それなりに意味はある。説明しがたいが。

加川良は日本の男性シンガーの中では、個人的には一番好きな声だ。
発声が素晴らしい。歌詞のひとつひとつが脳髄に飛び込んでくる。
ボブ・ディランからの影響が、拓郎や泉谷以上にはっきり感じとれる。
曲作りにおいても同様。
「アウト・オブ・マインド」は彼の金字塔。
これを聴かずして日本のフォークを語ってはいけない。罰当たりである。
「やぁ」はライブ盤。語り口の妙が堪能できる。中川イサトのギターが
見事!

高田渡のライブ録音はかなりあるが、
このライブに勝るものはない。彼は何一つ若い頃と変わっていない。
若い頃から老けていた。
それでも今の彼の歌に感動するのは、吐き出される言葉に今のリアリティが
感じられるからだ。背伸びをせずにありのままの自分を自由に自然に
表現することの意味を高田渡はつかんだのだろう。
歌に実年齢が追いついた、という印象だ。

で、ここに来て睡魔に襲われた。
続きは気分が乗ったら明日書こう。書かないかもしれないが。
じゃあ、タイトルのMJQはどうなる?知らん。


響 一朗

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