あたしと彼のこと
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絶望感が目の前にある。
どんなふうに在るかというと、薄暗い空間のなか、浮いた私が居る そして目前30cm位の処に、壁のように垂直に広がる黒い靄がある
わたしはジッとそこを眺めながら、動かない
そこに入らなくてはならないような
そして乗り越えなければならないような
でも恐くて、そのまま見つめるだけにしておきたい、、、ような
そんな気持ちで、涙をたらたら流している。
泣きながら、唯一はっきり理解できるのは それを乗り越えるという状態は、つまり「彼を手放す」ということ 手放したくないから、まだ動きたくないということ。 そして、ジッとしているのは辛いということ。
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