あたしと彼のこと
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ここしばらく、ずっと心に被さっていたのは
『彼が苦しんでいるのに、わたしは見守ることしか出来ない』
そういう事だった。
でもこれは、具体的に彼にたいして何かしてあげたい事があるのでは なくて、力に成れる時がいつ来てもいいように、彼に対していつでも 笑顔でもって傍にいようという決意のこと。
その為には、彼に備わる克服する力を信じることが大切で そして、彼自身がたとえ「もうヤメ解決しない」と言ったときも 「それで良いよ」という気持ちでもって、気持ちの糸を解してあげる。
すべては彼の未来を明るいものと信じること。
彼のすべてを肯定して、わたしも肯定されているのがベスト。 でもそのバランスが、今のわたしには何とも心もとなかった。 どちら共が犠牲になってはいけないと思う。
そういう心情を 今日の心理学講座の帰りすこしだけ講師の方に打ち明けた。
そしたら
「見守られるだけで、その人にとっては心強いものよ」 そう言っていただいた。
少し心が、軽くなった。
いまのわたしは、彼にとって心強いものなのだ 願っていたわたしに、成れているのかもしれない。
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