あたしと彼のこと
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2002年05月10日(金) |
セルフカウンセリング<無意識の…> |
第三回目の心理学講座は『無意識』についてでした。
三回目にして突如、なんだかとっても専門的な内容になりました。 ユング、フロイトにおける無意識というものは云々…とかイロイロや ったんですがあまりにも専門的すぎて理解しきれなくて、トライして みたんですが、とても文章になんて出来ませんでした。 なのでわたし自身が感じたことを例に挙げたりして書いていきます。
あ、でもまず最初に「無意識」についての簡単な定義の説明。 (これくらいなら書けるぞ。ノートとってたし(^^;;;)
無意識・・・本人が自覚していない事柄、気持ち、感情、態度、咄嗟 の行動、または夢・瞑想の領域。日頃意識していない心の領域で催眠 によって意識化する事もできる。 これらは、本人において興味のないことだから意識していないだけで なく『過去において意識上においておけない事だったから、無意識の 状態におかれている』場合も多々あるので、安易に探ったり暴いたり しないように、という事でした。
ふむ、なるほど。そういうことだったのか。 なんだか意外にも簡単に思い当たってしまう自分が居たりして(^^;
実はここ数年「なんでなんだろう?」って疑問に思っていた事がある んです!「?」と思いつつどうしようもないので放っておいた事が!
実はわたし「彼と食事に行って注文した品が30分たっても出てこな いと無闇に不安と恐れを感じる」というのがあるんです。 変ですよね、だって品物が来ないときは怒って当然なのに、不安と恐 れを感じるなんて絶対へん。
つまり、講座で教わった「無意識」の『本人にとって意識上において おけない事』が関係していると疑ってみました。なんらかの原因とな るべき事件が過去のわたしに於いてあったのではないか・・・と
で、考えてみましたら、影響アリと思い当たる人物があっさり判明。 それは、わが父のみ、ひとりだけ。ええ、それ以外にありえない。
想像するに、家族で外食したときに「来るのが遅い!」と店中怒鳴り ちらした事の一度や二度あったのかも知れません。残念な事に(?) その事実は全く思い出せないから、ただの思い込みかもしれませんが。
でもそう思った途端、ちょっと違うことを思い出しました(-_-)
家族で夕食を囲んでいるとき、食べていたウナギが泥臭いと言いだし た父、そして夜なのに買った店に電話して怒鳴りまくっている様子が はっきりと蘇りました。
すごい剣幕で電話をして、一方的に喋って一方的に切って、その後も 父の興奮はおさまらず家族は大困惑。暫くしたら玄関のチャイムが鳴 って、店の人がわざわざ菓子折り山ほどもって平謝りしてきました。 そのとき、小学生だったわたしは、店の人が可哀想で気の毒で、うち の父が迷惑をかけて申し訳ない、恥ずかしいとさえ思っていました。
そしてその後、ウナギだけでなく、他のものも(品物は思い出せない) 何度も同じような事があって、そのたびに「また父が怒鳴るかも」と 怯えて食事のたびに不安になっていました。
とまぁんな感じで、芋ヅル式にどんどん思い出してしまったわたし… 無意識って、恐い(T-T)
しかし成程こんな嫌な事件があったのか、道理でわたしは忘れていた かったワケです。でも忘れていたのに、父ではない彼に対して恐れや 不安を感じてしまうなんて、おかしな話しだわ。 人間て、そういうことあるんだなぁ・・・。
でも、なんとなくコトの真相らしきものが解明されたのでとりあえず 納得。今度から同じ気持ちになったら「目の前にいるのは父じゃない」 そう言い聞かせて、穏やかにいられる様にしていきたいと思います。
さて、今回のわたしの記憶は、無意識におけるごく浅い部分のものの 様でした。というのも心当たりがあって、あっさり理解して、納得で きたからです。
ほんとうに辛いのは、わからない事、わかってても止められない事。
わたしは、こういう事こそ本当の意味で「セルフカウンセリング」が 出来るようなりたいのです。講座ではそのためのコツのようなものを 勉強しながら見付けてゆきたいと思っています。 できれば、恋愛方面でね!だってせっかくの恋愛ジャンルだし(^^;
(父のことはとりあえず放置。アクション起こしてきた時に対応して いきます。とりあえずゆっくりと、ね。一筋縄ではイカンのよ)
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