あたしと彼のこと
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昨日の件、気になったので電話してみました。
まず、なぜ返事をくれなかったのかと聞いてみましたが、口籠ってハッキ リと答えてくれませんでした。
そして続けて、いつも返答を延ばそうとするのは「断わるのが苦手」とい うのが関係しているように思えるが、と聞いてみると何やら困ったように 面倒そうに「今それをうまく説明できない」と言われました。
電話で唐突に質問して簡単に応えられる問題ではありません。でもそれ以 上に、彼のなかで混乱している事柄なのだという事が分かりました。
私は「良いよ…今すぐじゃなくて良いから、話せるようになったら教えて 欲しいと思ってるの…お願い。いま突然こんな事言いだしてるけど決して 貴方を困らせようと思って言っている訳ではないんだよ、それだけは分か って欲しい。最近の貴方を見ていると、とても辛そうだったから…」と、 そんなような事を言って、その話しは終えました。
話しを終えたあとは、世間話をして、週末の予定をたてました。 いつものメンバーでドライブに行く計画があって、私も参加する予定にな っています。
最後は、楽しく電話を終えました。彼の沈黙はあれど深刻にはならず終始 おだやかに会話できてホッとしました。
でも、電話が終わった後、ちょっとだけ不安になってしまいました。 彼に近付きすぎた気がしたのです。
そもそも彼から見る私の立場は「彼女でなく友達として」であって、こう いう込み入った問題や問いかけは、友達というポジションを超えている気 がしています。・・・かといって彼女だから堂々とできるかというと、そ うものでもありません。・・・まぁもともと彼が言う処の「彼女」という のも、定かではありませんが。
でも、これでわたしは彼の踏みいられたくない処に、入ってしまったのは 間違いないと思います。拒絶しているかもしれない彼のこころをこじ開け ているのかと思うと、怖じけづいてしまいそうです。 でも踏み入った私よりも、入られた彼のほうがもっと怖いはず。
見守っていく強さと、受け止める強さが、いまの私にあるか、そのやり方 や態度が試されているような気がしています。 同時に私は、彼が抱えている問題を、いま以上に真実を見据え本質を見抜 けるかどうか、私を信用して話してくれるかどうか試しています。
踏み出してしまったものの不安でいっぱいです。 もっともっと強くなりたい・・・この先にしあわせがあると信じて。
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