おぎそんの日記
おぎそん



 明日、月の上で

明日、月の上で。神様のそばで。
明日、月の上で。大空の隅で。
二人は馬車に乗り、幼いとき夢に見たものを探しにいこう。

(中略)

 そう思うだけで、なんだかフワリと幸せになる。あの人はあたしにとって、多分、見果てぬ夢だ。月の上、神様のそば、大空の隅にいる、あたしが探しにいく夢そのものだ。だから、いいんだ。あたしのものにならなくても。元気で生きてさえ、いてくれたら。

平 安寿子「明日、月の上で

2006年07月29日(土)
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