おぎそんの日記
おぎそん



 追体験

最近、気の合う人が好きな(お勧めの)本を読むことが多い。
それが、自分にしっくりくると、なんだか「やぁ、こんなところにいたのか!」と自分のカケラを見つけたみたいな気がする。
忘れていたけれど、忘れていたことに気づけずにいたけれど、大事なものを一つ一つ拾い集めて、思い出せる貴重な時間なんだと思う。

でも、その人に「あの本を読んだよ」とは伝えない。
こっそりと、でもかすかに繋がっていると感じられるだけで嬉しいから。
いつかは、離れてしまうだろうけれども、でも、この共通体験(まぁ、正確には追体験か)がとても貴重だから。
教えてくれたことは、ボクのなかに残っていくから。息づいていくから。
それが、その人を覚えていることだから。

やぁ、ぼく!ぼくが昔、無くしたあの帽子が見つかったよ! お間抜けなぼく!こんな大事なときにつまらない荷物がいっぱい!
なにか捨てるか使うかしてこなきゃ、だめだよ。



2006年06月09日(金)
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