おぎそんの日記
おぎそん



 あかねさすゆうぐれ

たいした意味はありません。
山梨に行って思いついたことをこまごまと。

ススキを見ると、どういうわけか「招くススキ あの裏にはきっと墓地があります」と、太宰治(だったと思います、未確認)を諳んじてみるわたくしめでありますが。
禾生という駅の前で、クリスマスツリーと日本の秋の風物詩が飾られており、それはどうかな、と苦笑しました。和洋折衷というのを通り越して滑稽に思われます。まぁ、いずれあと一ヶ月もすれば門松とツリーがいっしょに並ぶのですから、取り立てていうのは変かもしれませんが。

さて。
新しい意図で始まった今回の企画「あかねっこまつり」ですが。
人数的にはおよそ70人弱の子ども、20人前後の保護者の方(お母様がほとんど)にお集まりいただきました。
スタッフより子どもの数が少なかったらどうしようと本気で心配していたのでまづ、人数的な面では安心しました。
企画面からいえば、まだまだ詰めていないところが多くちぐはぐなところが目立ったように思います。とくに、一部の企画に集中しなかなか意図していたように「ビンゴ形式」は達成できなかったように思います。
スタッフのほうもなかなか人数が多いために(一つのグループが約10人前後でしょうか)誘導が難しかった面もあるようです。
グループにかかわるスタッフの人数が足りないため皺寄せがいっているようにも思えます。
まだ、12/2にもう一度あるようなので、改善できる面が多くあると思うので何とかしたいものです。とはいえ、わたしめはなにも権限がなく、伝える手段もないためにここで愚痴をこぼしているだけなのですがね。

都合がつくようなら行って人数不足を解消できればいいと思います。とにかく、一年生が子供たちと接点を持ってくれるようにしたいものです。なにせ、今の2年生が一人で後は一年生が中心になるのですから純粋に楽しめるのは今だけでしょうし。(困ったことに、今の2年生は留年の噂が今から流れていることですし)

その点で。
いずれにせよ、人数不足が深刻なのですが。その中でやはり「やめたい」と思う子が出てくるもの当然なわけで。もちろん、このような行事(企画)を進めていくにはある程度の人数が必要になります。
結果的に、その人数を確保するために引き止め工作があるのも事実です。で、その結果がどうなったかは知る由もありませんが。
基本的に言えるのは(誰にだって言えますが)本人が最終的に決めるので外部の介入は五月の蝿になるわけで。
しかしもう外部に出ていったものの感傷からいえば、負い目みたいなものがあり、だからこそそのまつり(行事)が行われることで安心するのです。というか、安心したいからこそわざわざ辺鄙な(失礼っ!)○留に来るのではないしょうか。

人数に固執していてはたしかにまずいと思います。人数があるうちは今までのものを存続させようと保守的にならざるを得ないでしょう。しかも、それはもはや問題の先送りであり、これからの後輩たちに対してあまりに失礼だと思うのです。
だからこそ、今考えなければならないと思うのです。
この方向性をどのように維持、もしくは転換させるか、をです。

彼は、「人と関わる」ためにこの事務局に入ったものの、やっていることに対する違和感を拭い去れない、と言っていました。
しかし、よくよく聞いてみるとこれからは違う団体における「人とのつながり」をやっていきたい、とのこと。
ちょっと、まてよ。「人とかかわる」ことは変わりがないのに、やめてしまう理由がどうしても浮かび上がらない。
よく話を聞くと、事務局内での立場がないようだ。つまりは普段から親しく接する人物がおらず、そのため話し合いをしていてもなかなかつらいというか無為に感じるというか。
さて、ここで考えなければならないのは「コミュニケーション不足」といわれたそうだが、そのことを検証せねばならない。

正直な話、コミュニケーションはどこでも大事なわけで事務局内でうまく形成できないのに、どうして市民とのつながりならばできるのであろう。
もちろん、最初はうまく行かないからどうしてもギクシャクしたり、話せなかったりするのでしょう。
しかし、好き嫌いで人とかかわる、ということは歳を重ねることに少なくなっています。その練習を今できるのに大変もったいないと思います。
仕事を持たれている人はもちろんだと思いますが、個人的に相性が合わない人とでも一緒に仕事をこなさねばならない、ことなどはよくあることです。
個人的にいえば、塾の生徒が全員がわたくしめと相性がいいわけがないのです。その点から鑑みても、彼の行動と話していることに対してすこし残念に思います。
そのため、少しこれからお話をしていきたい、いかねばならないと思います。
もちろん、彼の自由意思ですから「こうしなさい」などととはいえませんが、なんとかふんばってもらいたい。ここでふんばることで彼の一面が成長できるようになってもらいたい、というのが老婆心あふれたわたくしめの思いです。

などとここ一ヶ月で3回も○留に行くわたくしめっていったい・・・。

2001年11月19日(月)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加