つれづれ

2004年08月04日(水) 悪い雰囲気

うちの職場に、なんだかすごく嫌われてる女性契約社員がいる。
そのAさんは年は私の1つ上。一昨年パートから契約社員になった。
契約社員になった当初は、私と近い所で仕事をしていて、私も彼女の資質と、上司の過保護さに辟易していて、ハッキリ言って嫌いだった。
当時は、私以外にそうした事を言っている人がいなかったので、あんまり問題にもならなかった。
私もかなり上司に相談したりして悩んだが、いつの頃からか悩むのがめんどくさくなった。
関わりをうまく避ける事で、心の平静を取り戻した。
・・・と私に平穏が訪れた頃、彼女への批判が広がり始めた。
私は話を聞かされて、気持ちは分かるが、せっかく平静になったのに元の気持ちに引き戻されたくないというのが先行して、聞き役に徹した。
そんな状態が2年近く続いている。

今年の春に、彼女の担当替えがあり、私の仲良くしているパートのNさんと一緒に仕事をする事になった。
そのNさんの我慢の限界が近づいているようだ。
普段は、嫌な事があってストレスがたまったら、『ご飯食べに行こうよ』と誘いが来て、そこで吐き出すという感じだった。
今日は、仕事中に愚痴を言いに来た。
仕事中だから親身になって聞いている訳にもいかず、なんとなく聞いてやり過ごした感じ。
その後、お昼休みの前半にも、彼女の担当の上司がそばにいる状況で、まさにわざと聞かせたいという雰囲気で私に愚痴を言っていた。

上司は男だ。
男と女では、モノの感じ方に違いがある。
これは男女差別とかそういうのではなく、実際そうだと実感している。
女性同士の争いだと、なるべく関わりたくないという雰囲気の男性社員3人の態度にも、パートさんたちの苦悩の一因がある。
そして、男性受けする態度がうまい契約社員のAさんが、上司にはどちらかというと可哀相だと思われているようだ。
それでは、Aさんの下で仕事をするパートさんたちは、気持ちの持って行き場がない。
そこで、仲のよい友達に話すしかない。
すると、変な感情が蔓延して、悪い雰囲気が漂うのは必然。
それを、不満を持つのが悪いんだと知らん顔を決め込む社員に、私は怒っている。
今日、元凶の男性社員のうちの1人にメールした。
返事は期待しない、独り言と思ってくれと。
それで何かが変わるのならそれに越した事はないが、あまり期待してはいない。
それでも、何かせずにはいられなかった。
これ以上、彼女が原因で退社する人がいないよう、それが私の願いだから。


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