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2006年04月08日(土) ■ |
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本を読む |
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日記を書かないというのはあまりよろしくない。 良いことにも悪いことにも何も感じなくなってきているかのような。 私の場合。 文章にして初めて自分の考えが整理されるとことも多いし 書きながら方向性が見えてきたりとかもあるし。
会社のおじさんに借りた、黒岩重吾の「さらば星座」 という長編を読んでる。 おじさんが絶対良いから!と言うので。 戦災孤児の地味な話で、なんだかなーと思いながら 読み進んでいたらどんどんのめりこみ、 人生とは…などと考えてみたりすることに。
男に生まれていたら、中学生くらいで読んでおきたい感じだ。 お金を儲けること、女性を愛すること、性、友情、 もう生きるという全てがぎっしりつまっている。
私の中で主人公の正明ができあがっていて 昨日電車で読んでいて、(まだ読み終えてないの) 乗り換えのときふと その想像している正明にぴったりさんを見つけて、感動してしまった。 薄汚れたバーバリーのコートに、するどい目つき 何もかも達観しているようなたたずまいに ファンですっ。と叫びそうになった。やばやば
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