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2002年08月26日(月)
遠く近く

あまりにもキス事件を無かった事にしてるから、
まーそんなもんだとは思ってたけど
面白くない私。

謝ってこられた方がむかつくけど
きっと関係を壊したくないと思って普通に接してるんだろうけど
なんとなく癪に障る。

メールが着た。
つまらんことだったけど、なんで珍しくメールしてくるんだろうと
思ってやっぱりちょっと普段と違うと思う。
口では言えないけど、ふざけて
「Iさんの胸の温かさを思ってごはんちゅー。」っていれたら
「アホか。」だってさ。
あまりにもその事、無かった事にして会話するのは
性に合わないもん。

ま、引きずるつもりは無いし
この辺で許しておいてやるか。
男ってそういう生き物だろうし。
けど私はそういう、さっぱりした女でないこと
5年一緒に仕事していたら知っているだろうに。

でも恋愛でなくとも、
何かひとつ考える事ができると、前好きだった男は
随分遠いところに行くね。

まるで遠近法みたいに
彼の前に大きく出てきた人がいるかと思うと、
近づいてきたり。

でもあの公園で大泣きした日以来、確かに何かは吹っ切れて

好きで大喧嘩した日も、わかって欲しくて泣いた日も
笑い合って中学生みたいに追いかけっこした日も
優しく頬を撫でた乾いた手のひらも
もう少ししたら
なんて事ないその他大勢の思い出と一緒に
しまわれてしまうのかな。