東京で思うこと

 昨日一昨日と、東京出張でした。
 何回か行ってるのですけど、行くたびに実感して帰ってきます。
 東京には、住めないなぁ。

 もともと、東北の片田舎出身なので、とにかく人混みというものが苦手です。
 ビルに囲まれた生活、と言うのも、気分的に息が詰まるのです。
 東京の人に言わせれば、「慣れる」ということなのですけれども、
 それに慣れたいと思わない自分もいるわけです。

 人と人との距離感、というものがあると思います。
 べったりくっついて過ごすのが好きな人もいるでしょうけど、僕は苦手です。
 むしろ、孤独な時間の方がよっぽど落ち着くのですね。
 これは、今まで歩んできた生活習慣によるものも、多分にあるのだとは思います。
 人と過ごす時間も悪くはないですが、それが四六時中だと息が詰まって仕方ない。
 趣味に関しても、独りで楽しむものが多い傾向にあるようです。

 誰かと繋がっていなければ不安になる、という人がいます。
 独りでいることは罪悪のように書き立てるマスコミも多いです。
 しかし、一方では、僕のような人もいるわけです。
 適度な距離感、というものを、もう一度考えてみるのも良いかもしれませんね。
2005年05月11日(水)

日々 / いけだ