しつこいけど、昨日の続きを(笑)中学受験を許可してもらったんだけど、「合格したからと言って行かせるかどうかはオマエ次第」と父と母から厳しい条件をいくつか突きつけられたお囃子。自分で願書を取りに行って、記入できる所は自分で記入して、親が書かなくちゃならん所は頭を下げてお願いし・・・。恐らくは一生の中でこの頃が親に対して一番謙虚だったような気がする(笑)今でこそ進学校になってしまったけど、当時はかな〜り簡単に入れる私立ではあったんだわ。でも一応定員以上の受験生がいたから、当然不合格の人も居る訳で。高い受験料を払って貰うんだもん。恥もかきたくないもん。12歳だった私は一生懸命勉強したよ。恐らくは一生の中でこの頃が一番勉強してたような気がする(笑)試験当日。私立ゆえ、もちろん親の面接もあり、父と一緒に学校へ。先ずは私の筆記試験。確か、国語と算数だったと記憶している。ちょっと国語で自信が持てない答えがあって、試験後ドンヨリ落ち込んでいたんだけどそのドンヨリに追い討ちを掛ける様にある事件が。午前中に試験&面接が終わると思っていたんだけど、実は面接は午後でお昼ご飯を済ませてからと言うスケジュールだったんだ。その辺のチェックは、小学生お囃子(笑)ぬかったね。そして、今回のお受験に殆ど感心を示さなかった両親。試験要領に記載のあった弁当持参を見落としていた模様。いきなり受験の日に弁当無し!!( ̄□ ̄|||)当に人生最大の危機?!って感じ?(笑)当時コンビニなんてものも無く、のどかな田舎の学校の近くには食べ物を売っているお店なんて無い。どうする??父と2人「どうしよう・・・・(-_-;)」と焦りまくっていたら向かいに座っていた御婦人が「良かったらどうぞ。沢山持ってきましたから」とおにぎりを4つ差し出してくれたんだ。「いえ、そんな・・・」と父は断ったんだけどね。見るとその方おにぎりを10個以上握ってきたそうな。机の上におにぎりテンコ盛り。「親の方が緊張しちゃって、沢山作りすぎちゃって。折角だから持ってきたんですけど。子供には馬鹿にされたけど良かったわ。食べてくださる方が居て」ってニコニコ差し出されたので、恐縮しながら頂いたわさ^^;午後の面接は親子別々。どんな話を聞かれたか良く覚えて無いんだけど緊張しなかった事だけは確か(笑)その後帰り道、面接でのアレコレを父と話したんだけど「今日、弁当忘れた事話したら、先生大笑いしてたよ」「・・・・・・・・(・_・)・・・・・・・・」父!!普通面接でソレ言うか??(号泣)もう絶対に不合格だ!私を私立に入れたくなくて、父はワザとその話を面接でしたんだ・・・。発表の日、学校の放送で屋上に呼び出されて担任の先生から発表を聞いた。無事合格。ほ〜〜〜(^v^)何人か落ちた子も居るから、あまりあからさまに喜ばないように!と先生から注意を受けるも、落ちたと思っていたのに合格だったからね。もう1日ニヤケが止まらないような感じだったよ。それにしても。受験日に弁当忘れる親子ってどうよ?!きっとこう言う奴らって、私と父位であろうと確信してるよ(笑)今日のお弁当里芋、人参と鶏肉の煮物、玉子焼き、豚肉とピーマンの炒め物、きゅうりとカニカマの和え物明日も末っ子が試合で要おにぎり。でも雪の予報でしょ?本当に出来るのかい??