またもお受験なお話を。
無事に私立中学に合格し、親の苦労を考えもせずに入学したお囃子。 バレー部に入り、それなりに楽しい時間を過ごさせてもらったよ。 今所有している各種資格(ペン字やら英検やら)は殆どがこの学校で 取得したものだ。そう思うとやっぱり私立。面倒見は良かったね。
おまけに授業が面白くてね。原則休み時間は無いんだわ。 その代わり、1日が全て15分単位で区切られていて、基本の授業は 3単位(45分)英会話等の授業は短く2単位(30分)。 家庭科や理科の実験、体育のようにまとまった時間があった方が 良い授業は5単位や6単位(90分!!)だったりした。
そして、授業と授業の合い間に1単位入ったり、いきなり4単位が IS(ìndepéndent study)と言う自習時間として入ったり。 今思うとすごく変った学校だったよなぁ。
でも、この学校も3年も通うと、馴染めないと言うか飽きたと言うか・・・(殴っ!) 違う学校へ行ってみたくなっちゃったんだよね。しかも電車に乗って。 高校は他校を受ける生徒は私だけでは無かったしね。 他の大学付属の高校や、県立を受ける生徒も今思うと多かったかも。
その話を両親にしたら、父は呆れて「好きにしなさい」と言ったけど 母は猛烈に怒ってしまってね〜。 高校受験が嫌だからって懇願するから私立に行かせたのに!! 折角入った学校ではなく何故にまた新たに受験するんだ!!とね。 暫らく口もきいて貰えなかったし、お弁当も作って貰えなかった^^;
中学の先生達も「何故他所を受ける〜〜?」と風当たりは厳しかったけど 受験用の補習を放課後必ずやってくれたんだ。 特に理科は有り難かったなぁ。無茶苦茶厳しい、今だったら逮捕モノの 1m定規をブンブン振り回すおっかない先生だったけどね。 往復ビンタ食らった女生徒も居るくらい。マジで(笑)
私は結構可愛がって貰って「オマエは外の学校に出た方がいいかもしれんなぁ」と フラスコで沸かしたお湯で珈琲をご馳走になった事もあったっけ(笑)
あの頃は偏差値と言う物が幅を効かせていて、先生の方から 「貴女にはこの学校が良いのでは?」とアドバイスがあったんだよね。 私も県立を受けるに当たって「ここにしなさい」と言う助言を ことごとく断って、適度に電車に乗れて、無理しなくても入れる県立。 をお受験したんだ。コレが又更に母の怒りを買う結果に^^;
こうやって入学した高校は、公立だけあって、先生方の「やる気のなさ」に 驚いたり、失望したりしたけどね。 でも、ここで知り合った友達は個性的で面白くって、いまだにお付き合いが あるものね。 隣町と言う事もあって、子供の同級生の親として再会したり、子供の学校の 先生と保護者として再会したり。
あのまま私立の高校に進んでいたらどうなっていたのかなぁ? いや、私立中学に行かずに公立に進んでいたら、また受験する高校も違っただろうなぁ・・・と あれこれ想像してみたりして(笑)
人間の運命なんてちょっとしたきっかけでうーんと変ってしまうものだろう。 きっとこれからもこう言う事って沢山あるんだろうけど、 後になって後悔しないよう道を決めて行きたいよね♪
今日のお弁当
なし
幸い朝から大雨で、末っ子の試合は中止、お兄ちゃんの練習も中止。 ちょっと救われた気分(笑)
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