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■ 自分も相手も大事にする
久しぶりに谷澤先生のご講演へ。 大学2年の娘と,2年目になるS先生をお誘いして。
この手の授業をなんとかやりたいと思っていながら, 今年は今ひとつ踏み切れないまま。
講演前の忙しい時間にわざわざ谷澤先生から声を掛けていただく。 「子どものコミュニケーションなら, どっかんでもいいんじゃないかという思いがこれまであった。 でも,ようやくそれを乗り越えられた。」 という言葉に,真摯に生きている人柄を感じる。 こういう方とご一緒できるのは,本当にありがたい。
アサーティブネスは,自己主張するスキル。 スキルだけ覚えて,ではだめ。 自分は数学で公式を覚える派だった。 公式を忘れてしまうと何もできない。 スキルを忘れてしまったとしても,動ける理論を, 今日はみっちりやりたい。
こんなところにもネガティブで, でも,多くの人に通じてしまう数学の話が出てくる。
4つの柱の「誠実・率直・対等・自己責任」 自分に苦手なのは,「率直」か。 言うと決めたら,顔を見ながら, 自分を主語にして,率直・簡潔に伝える。 自分がどうしたいのかを,自分を主語にして youメッセージではなく,Iメッセージで。 「どうしてわかってくれないのか」ではなく, 「上手く伝えられないのがとても残念です。」 考えてみるとYOUメッセージが多い。
練習しながら,体感する。 「どうせあの人には分からない」は,実は相手を低く見ている。 根幹となる考え方。 違いは違いとして認めながらも,人としては対等。 このあたりが,とても自分には欠けている。
姿勢を注意するだけでも,ずいぶん違うものだ。 という話も,気にしていきたいことの一つ。 自分の姿勢はあまりに良くない。
相手とのコミュニケーションの責任の半分は,自分にもある。 あの人って,何度言ってもわからない。 ・・これは,100%相手の責任としている。 半分は自分の責任。 言えなかったではなく,言わなかった。 いつ言うのか言わなかったのか, 自分で決めて,その結果も自分の責任として,受け止める。
谷澤先生の講演は, 来週からアイルランドへ留学する娘へのささやかなプレゼント。 娘は,どんなことを,どう受け止めたのだろうか。
2006年09月10日(日) 未熟な自分を感じて 2005年09月10日(土) 思いがけない一日 2004年09月10日(金) 何とか週末
2011年09月10日(土)
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