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■ 見せるだけでなく
作図ツールを操作した経験がある生徒と, ない生徒の差は大きいと,感覚的に感じている。 (この有益な感覚を,きちんと言葉にしていく必要がある。)
平行線を動かすだけでも,なるほど平行だ!と思うものがある。 単に垂直に等分線だけでも,動かしてみると感じる何かがある。
教師に対しても同じことが言えて, 従来のこの手の会は, 「これ,いいでしょ!」と, 作図ツールの動きをいろいろ見せるだけだったから, 操作したことのある人にしか有益感が伝わらない。 見ているだけの方には,そこまでの良さは伝わらず, だから作図ツールは,思った以上に 広がっていかなかったのではないかと思った。
この夏, 初期段階から生徒の作図ツールを操作させたいと思い考えた。 定規とコンパスの作図では, ほとんど意識しないであろう数学的な厳密さがそこでは求められる。 たとえば対頂角にしても, 交点となる点を最初に取ってから,それを通る2直線を引く場合と, 2直線を引いてから,交点を作図する場合では, 図の動きがまったく違う。 でも,そんなところまで求めてしまうと, 限られた授業時間では(今の生徒達には)難しいだろう。
ということで,残念ながら, 今のところは,見せるだけの授業で終わっている。 これをどこで突破していくのか。
2010年09月04日(土) どう変えていくべきなのか 2006年09月04日(月) 潔くあれ 2005年09月04日(日) 言葉がない 2004年09月04日(土) 反応あり!
2011年09月04日(日)
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