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re-invention



 立場を変えて見ると

午後から,息子の授業参観へ。
高校の数学の授業が4クラス同時に見られるのは,
なかなかない機会。
週末に宿題を出して,点検するようになったのは,
自分の頃にはなかったこと。
授業展開はどのクラスも,概ね3段階。
前半は,プリントを解く。
中盤は,簡単な解説をし,
最後もプリントを配って演習。

授業はベクトルの話。
法線ベクトルや,平面上にある条件など,
基本的なことを板書されている方は一人のみ。
単線的な解説は,理解している生徒しか分からないことだろう。
逆の立場から見ると見えてくるものだが,
自分も似たようなことをやっているのかもしれない。
Grapesを使って授業をしてもらえたら・・・と思ったりもする。

それにしても,こういう学校に通う生徒に対して,
果たして自分の授業は力を持っているのだろうか。
「創造的な力を育てたい」という思いとは裏腹に,
多少のアイディアは必要になるものの,
定義を元にどれだけ正確に再現できるかを競う数学。
官僚や学者になるには,必要なのだろうが。

2007年05月16日(水) きちんと受け止めてもらえるだけで
2006年05月16日(火) 長縄大会で
2005年05月16日(月) 何となくの会議を変えたい
2004年05月16日(日) 仕事の見通しを持つ


2011年05月16日(月)
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