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■ 自分の道を
いよいよ最終日。疲れを感じながら起床。
今日は,準々決勝から。 ここまで来ると,さすがに強者揃い。 当然ながら, ここなら何とかなると思えるチームもメンバーもない。 白熱した勝負では,心技体のわずかなの差が勝敗を分ける。 県大会レベルでは定番の決まり技の相小手-面がないのは, お互い攻め合い,間合いを深く詰めているから。 それでも,尽きたところの小手や, 抜き面は,豪快に決まる。
高く積み上げようと思うのなら,裾野を広くしなければならない。 わずかな高さの差のようでいて,実は大きな差。
とはいえ,たとえ負けたとしても, その積み重ねはどれも尊いもの。 高さを競うだけでは意味がない。 「高い目標を完遂する過程において人間は成長する」 まさしくその通りだと思う。 悲しいぐらい大きな失敗も経験したが, こんな世界を感じさせてもらえたことに感謝。 宝石のような卒業生をはじめ, 無理を承知で応援して下さった保護者の方々, それを認めて下さった方, コーチはもちろん 元立ちに立って下さった多くの先生方のお陰。
準決勝,もう4チームしか残っていない。 こんな場でも,それぞれが自分達の儀式を持っている。 それぞれが,日本一の頂点に立つことを目標に 鍛え鍛えられてきたチームだからこそ。 攻め合いの見事さ。最後は気持ちの差。 がむしゃらでもいい,泥臭くてもいい。 どうしても一本を取るのだという思い切りの攻めが勝利を呼ぶ。 決勝は,一進一退。大将戦・代表戦で決着が着く。 本当にいいものを見せてもらった。 感動と感謝の拍手が自然と沸いてくる。
同じ中学生。同じ人間なのだ。 だから,明確なビジョンを持ってどう鍛えるかで, 大きく変わるのだ。 攻めについて, これまでやってきたことが正しいことも感じた。 まだまだやることがあるし,やりたいことも見えてきた。 とはいえ,最後は根底にある「心」をどう鍛えるのか。 自分自身で剣道を極めようとしていない者には, 踏み込めない世界であることも感じた。 (そんなことは,当たり前か・・・・。)
もっと謙虚に真摯に, 自分の道を歩んでいこうと決意。 できることは限られているのだから。
帰りの列車の中で,幾つかの仕事。 保存しておいたBeatのフィンランドの教育との対談を読み, 勉強から学びへの転換を図らなければと改めて思う。
2007年08月23日(木) 問いを立てること 2006年08月23日(水) 組み立てが明確でないものは 2005年08月23日(火) 八ヶ岳へ 2004年08月23日(月) 日直当番
2008年08月23日(土)
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