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re-invention



 次につながるもの

教室黒板にクラスへメッセージを書くために早朝に登校。
今年は学級通信の代わりに,これを続けている。
体育祭に賭けた生徒のメッセージを消し,
次への目標を書くことに。

部活の朝練では,左足を伸ばしてのフットワークを。
まだまだ下半身の使い方が見えてこない。

第1時の道徳では,
体育祭でのできごとに対する自分の思いを語り,
残りの時間は体育祭を振り返っての作文を書かせる。
負けてばかりの体育祭。
多くの生徒が互いの動きに感動を受け成長したことが伝わってくる。
一瞬の感動のために,人は努力し汗を流す。
次につながるものを期待したい。

授業は進んでいるクラス。
予定を変更して,足し算の公式。
1から10までの和を求める方法を利用して,
1からnまでの和を求める公式を考えさせる。

対応表を書き出し,そこから文字式化していく生徒と
そのままnであっさり考えていく生徒が出る。
奇数と偶数でも確認し始めたり一気に本筋へ。
自分で見つけてパズルが組み上がる醍醐味,
この瞬間を味わえるのはほんの数人。
授業者としては楽しい瞬間。
わかった生徒を囲んで
発表を聞く生徒。
普通なら教師が関わって,
黒板でやりとりするところ。
不確かな生徒が,
不確かな生徒に気軽に教えることと,
教師が補足して正しく教えることは,
どちらが伝わるのだろうか。
そのうち黒板に出てきて,
10の例でもう一度話を始めるグループ。
教師の出番は,どこにあるのか。
活躍する生徒の
おいしいところ取りになっていないか?
こんな授業になると,
まだまだ判断に揺れる。

次のクラスでは,文字化できた生徒が7人も出る。

こうなると,
分かり合うのも楽しい。

振り返りカードには,
久しぶりに疑問が並ぶ。
・1からではなく,2や3からなら
・10,20,30のように足したら
・かけ算や割り算なら・・・

文字化できた生徒と問いをもてた生徒,
計算ができる生徒は,必ずしも同じじゃない。
これこそ,観点別に評価すべき内容。
何を育てる授業なのかをはっきりさせたいもの。

遅れているクラスは,音声計算カード3。
こんな問題すら,わからない生徒はいる。
でもくりかえしていくことで,
「そういうことだったのか」とつぶやく声も。
ピッチングマシンで打撃練習しているような感じか。

放課後は学年部会。
終了間際に部活動へ。
今日からmimioを貸していただけることに。
思った以上にコンパクトで手軽。
かなり作り込んだ感じのソフトは使いこなせるのか心配だが,
そこから新しい授業が生まれるかも。
生徒が前に出てきて作図ツールを動かすという,
長年やりたかったことが,できそうなのはうれしい。



2005年09月20日(火) 連休明けもハードに
2004年09月20日(月) 久しぶりの部活動


2006年09月20日(水)
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