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re-invention



 速さの問題もなんとか

今日の授業も,速さの問題。
昨日の問題を,別な解法でもう一度行う。

昨日の扱いが違うので,同じ授業でも少しずつ違う展開。

一つの解法を説明したクラスでは,
残りの2つを考えさせる。
表の説明をしている分だけ,表を有効に活用していた。
前時は失敗した展開だと思ったが,そうでもないことが分かる。
前時に扱った問題でも,
まだ何をしていいのか,
わからない生徒もかなりいて,
まずは,逆スタンドアップ方式で
ヒントをもらいに行かせる。
どこまで聞いてくるのか,
どこまで分かれば
これなら自分でできると思うのか。

しばらくすると,
席に着き始め,
自分で解き始める生徒が増えてくる。
しばらくこんな感じに。
そのうちにできた生徒が
少しずつ立ち始める。

そして,
後半はやはりスタンドアップで,
わからない生徒を囲い込んで,
理解させるように,
頑張らせる授業になる。

じっくり取り組ませることの
大切さ・必要性を感じる。


次のクラスは,
前回自分で何をχとするか選ばせたクラス。
それぞれの解法で,
表を埋めさせてみる。
逆スタンドアップで行ってみたが,
勘違いしている生徒が多かった。
ここは自分が押さえるべきだと反省。
しかし,その後は快調で,
3つの解法の理解に,
ほとんど全ての生徒がたどり着く。


このクラスは,
速さの概念を理解していない生徒がいて,
3通りの解法を
板書で確認させるに至らなかった。
しかし,普段は見過ごしてしまいがちな
ところにまで遡って
きちんと指導できるのはいい。
板書したからわかるわけではない。
『板書はおまけ』と割り切ろう。
「わからない」と言えるようになっている生徒達に感謝。

昨日から,授業の最後に,
「感想」だけでなく「分かったこと」を書かせ始めた。
「知見」と呼べるものが書けるようになってほしいもの。
どんなことを書いているのか,気になるところだが,
今日は個別になったところで,
逆スタンドアップをさせてから始めているので,
それも確認できない。
今まで通りノートに書かせるのがいいのか,
それとも,別紙に書かせる方がいいのか,迷い始めている。

学年部会。
主任との安定感の差は,先を見通す力の差。
まだまだ,その場しのぎの自分を痛感。
途中いくつかの対応が入る。

疲れがピーク。明日の休みがありがたい。

2004年11月02日(火) 「遊び心」は数学の原点!?


2005年11月02日(水)
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