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re-invention



 憲法記念日に

憲法記念日とはいえ,特に憲法について考えるわけでもなし。
昔の学校ならば,おそらく意味を語ったのではないか。
かく言う自分も物事の意味を考えてない今の日本人の一人。

大会前の練習。今日も一年生が参加。
まだまだ声が出ない。
緊張感が走る中,40秒の短い乱取りを繰り返す。
本気になること,負けない気持ちで臨むこと,
練習での気持ちの問題が,実は一番大きいのだと感じる。
練習のさなか,
新入生の指導要録を印刷するが用紙が不足し完成せず。

夕方姉家族が来静。
毎週茨城から名古屋に出勤している義兄は,
安倍川沿いにある父の墓近くの時計台を新幹線から見て,
父の墓参りをしていないことがかなり気がかりだったとのこと。
久しぶりにいろいろと義兄の話を聞く。
50歳を超えても重役として転職を続ける義兄の話は
穏やかな語り口とは裏腹に刺激的で勉強になる。
「アメリカ人は,議論やプレゼンの方法をきちっと学んでいる。
 たとえばマジックナンバーの7を意識してプレゼンしている。」
「議論をしていると日本人は枝葉にこだわって
 本質は何かを見失うことが多い。
 向こうでは,そういう時に一気に原点へ戻される。
 最初はそれに面食らったが,今は筋が通るのがよくわかる。」
「教育の世界は,評価を曖昧にしているのではないか。
 いつまでに,何をするのかすら見えない目標を立てている。
 だから結局何も変わらないのではないか。
 投資効率を考えているのかすら見えてこない。」
「カスタマーズインを大事にしているか。
 プロダクトアウトで終わっていないか。」
「ニーズをつかむことは必要だが,そのままではダメ。
 そこにこちらとしての提案を含めての製品化がなければ,
 どこでも同じ製品になってしまう。」
「人を育てることは大事。
 でも5人をマネージメントするのが精一杯ではないか。」
「自分の役割は,火をつけることだ。でも理解されないと辛い。」

一緒に話をするには,まだまだ役不足な自分。
それでもきちんと対応してくれる幅の広さに感謝。
なんと渋滞していないことを確認し,23時ごろに帰宅。

2004年05月03日(月) 大蝶杯柔道大会


2005年05月03日(火)
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